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【1266】

RE:映画について語ろう

ああだこうだ (2019年05月05日 11時18分)
いい季節ですね
新緑をわたる爽やかな風
草木はとりどりに花を咲かせ妍を競う

時に雹が降ったりするのもご愛嬌か


さて、「グリーンブック」を観てきました
評判が凄く良かったので、何とか滑り込み間に合って良かったァ

お話し(脚本)がいい
役者がいい
音楽がいい

粗野で無教養、下品だけれど情に厚い典型的イタリヤ系移民のトニー・リップ
もちろん、黒人は大の嫌い

最後の字幕が出るまで、ヴィゴ・モーテンセンだと分からず
スクリーンで見るのは「ロードオブザリング」以来だからね、役作りで20Kgも太ってもいるし

一方、教養高くクラシック音楽の才に長けた音楽家ドク・シャーリー
ただし、黒人

肌の色だけで、クラシック界での展望がないというアメリカ社会の理不尽さのなかで
ジャズの演奏家として名声を博し
そして、敢えて人種差別の厳しいディープサウスまで演奏旅行を画す

その運転手兼世話役として雇われたのがトニー

まったく水と油の二人のロードムービーなのですが
たくさんの意味あるミニエピソードあり
それが見事な人間描写となり
二人の深い人間ドラマとなっていく

ほとんど聴いたことがない、素敵なブラックミュージックあり
劇中にチラッと出てくるアレサ・フランクリンの曲を知っている人がどれだけいる?

そして、心に残る名セリフの数々
これほど心にずっしりとくる、また暖かい人間ドラマはそうあるものではないです
いいものを観た!


私は、クラシックに関心が強くある方ですが、このドン・シャーリーという人物は全く知りませんでした
50年代の人だからしかないのですが
70年代には、アンドレ・ワッツという黒人ピアイストが結構話題になってましたね

今、モノラル時代の名演奏家のCDが廉価ボックスでやたら出回っています
一通りの有名どころは知っているつもりでしたが、まだまだ未知の名演奏家がごろごろと…

筆頭はヴァイオリニストのヨハンナ・マルツィ
1954〜55録音のバッハの無伴奏ソナタとパルティータ
この人のレコードは希少で最低でも数万円の値が付いているとか
まれにCDが発売されても、もともと数が少ないので、すぐに売り切れ、中古も1万円台に高騰
板起こし(レコード盤からCD化)の限定版が今、通常価格の3倍の1万円近い値段で販売されるとか

でも、廉価ボックスで聴く限り、その価値が十分にありそうな演奏家なんです
一応、板起こしのものでリーズナブルな盤を注文しましたが

この人の演奏はyoutubeで聴くこともできます

そんなこんなしていると、大変面白い人を発見!

Khatia Buniatishvili、カティア・ブニアティシヴィリといいます

クラシックというと堅苦しくて退屈なイメージかと思いますが
これほど型破りでしかもセクシーな演奏家が出てきたとは!

とても分かりやすい解説のついたブログがこれです
「クラシック徒然草−カティア・ブニアティシヴィリ恐るべし−」
https://sonarmc.com/wordpress/site01/2015/01/31/

これほどヴィジュアルが絵になる演奏家はかつていないのでは?
ちょっと武田久美子似のショートヘアが妖艶な美女

ステージ衣装は大胆の極み(おそらく下着なし)
音楽にひたすら没入し、陶酔しきった表情と眼差し
顔芸で演奏できるといってもいい

これで中身がなかったら、ただのお騒がせですが
音だけでも素晴らしい天性をもっている

ぜひ、注目してみてくださいね

大連休も、残りわずかとなりましたが、さらに英気を養ってください
では

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RE:映画について語ろう  評価

ゆさみん (2019年05月16日 22時32分)

ああだこうださん、ども♪

だんだんと夏を思わせる天気が続く今日この頃。
夜は長袖にジャージ(おっさんですな)、昼(の休日)は半袖と短パンというコーディネートという格好でいる昨今です。

今月の映画の日は、劇場まで足を伸ばす映画が見当たらず、パス。
是枝監督の全作品、20世紀少年の全作品がWOWOWで放送されるので、そっちのほうが楽しみ。
しばらくは是枝監督の作品とか、ヤマトの新作の「愛の戦士たち」とか「20世紀少年」とかで楽しみましょう。

ところで、ああだこうださんオススメの

>ヴァイオリニストのヨハンナ・マルツィ

CDを注文しました。「TESTAMENT」というアルバム。2,438円なり。
バッハのソナタとかパルティータの入った2枚組。

注文して、しばらく間をおいた後、本日やっと届きました。えらく遅い到着だな、と思っていたら、発送先はアメリカ。CDにはmade in Engrand とありますが。
わお。
聞くのが楽しみであります。
【1267】

RE:映画について語ろう  評価

ゆさみん (2019年05月06日 08時38分)

ああだこうださん、どうもです。

グリーンブック

やはりお眼鏡にかなう名作でしたか。
アカデミー賞をとるのもなるほど、という感じですかね。ワタクシは、見る機会を逸しましたが、放送等で見る機会があったら、マイ・シアターのスクリーン上で見てみます。

黒人音楽家の方は、アリータで強面のボスを演じていた方でしたね。
脚本がしっかりしているお話と名演技ができる俳優さんがタッグを組めば、それは名作になることでしょう。

ああだこうださんは、クラシックにも造詣が深いんですね。
紹介されている方は、ワタクシは知りませんが、せっかくなのでYouTubeでみてみます。

さあ、連休の最後、今日一日、ゆっくりすごします。

明日が憂鬱ではありますが(苦笑)
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