| トップページ | P-WORLDとは | ご利用案内 | 会社案内 |
■ 1,312件の投稿があります。
<  132  131  130  129  128  127  126  125  124  123  122  121  120  119  118  117  116  115  114  113  112  111  110  109  108  107  106  105  104  103  102  101  100  99  98  97  96  95  94  93  92  91  90  89  88  87  86  85  84  83  82  81  80  79  78  77  76  75  74  73  72  71  70  69  68  67  66  65  64  63  62  61  60  59  58  57  56  55  54  53  52  51  50  49  48  47  46  45  44  43  42  41  40  39  38  37  36  35  34  33  32  31  30  29  28  27  26  25  24  23  22  21  20  19  18  17  16  15  14  13  12  11  10  9  【8】  7  6  5  4  3  2  1  >
【72】

ブロンソン版仕事人。  評価

パチ屋の狼 (2013年05月16日 22時21分)

こんばんは。

横入りする様で申し訳無いのですが、故・チャールズ=ブロンソンの主演映画で、「デスウィッシュ」(原題)というシリーズものがあります。

5まであるのですが、日本では「狼よさらば」「ロサンセルス」「スーパーマグナム」(全て邦題)の3作品しかTVでは放送されていないみたいです(残りのタイトルも、公開されたか未確認)。

あらすじは簡単で、強盗によって、妻を殺され娘を暴行された設計士「ポール=カージー」が、警察から「ミスター自警団」と呼ばれる私刑者(この言葉が的確かは解りませんが)になり、法で裁けない犯罪者(主にチンピラ)を狩りまくる、という映画です。

仕事人と違うのは、自主的に「仕事」を行う点で、もちろん依頼者は居ませんし無報酬です。

ただ、日本(の映画)と違うところは、この「ポール」に対して、ほとんどの市民は概ね好意的で、殺人を目撃しても、警察にウソを言ったりして、(結果的に助けてくれた)ポールをかばったりしますし、ポール自身も、あまり(警察以外には)見られる事を気にしていません。
「ロサンゼルス」においても、病院に入院した犯人をポールが殺した時、居合わせた医者に、ポールが「(こいつに)娘を殺された。」と言うと、「5分経ったら(防犯)ベルを鳴らす。」と言い、ポールがあっけに取られていると、「時間は大切にした方がいいぞ。」と言って、逃げる様に促しています。

また、デスウィッシュシリーズに共通する所として、「犯罪に対する警察の無能ぶり」が挙げられます。
犯罪に対して無力な警察を、市民は全く信用しておらず、初作の「狼よさらば」において、劇中のニュースで犯人を返り討ちにする「自警団」が増えた事が報道され、その結果犯罪発生率が目に見えて下がるなど、いかにもアメリカテイストな映画です(さしずめ、西部開拓時代を思わされる)。

これもある意味、「正義とは何か?法や秩序とは何か?」を思わされる映画だと思います。

「狼よさらば」と「ロサンゼルス」では、もっぱら復讐の為にチンピラ狩りをしていますが、「スーパーマグナム」では、友人の為に街の「ダニ掃除」を始めます。
そして、ポールを利用していた警察署長とも、終盤では共闘します(その終盤では、現代版西部劇の様な展開になりますが・・・)。

派手さは無いですが、まさにブロンソン版「必殺シリーズ」と言っても良いと思える映画です。
【71】

RE:映画について語ろう  評価

タミネタ (2013年05月16日 22時00分)

ゆさみんさん♪ お部屋のみなさん♪ こんばんわ^^


>「たんぽぽ娘」

私は読んだことないですねぇ。。。

ビブリアは去年の出張中に空港で一巻を買って読んだら面白かったんで、二巻三巻を続けて買ったと思います^^



私も【シャイニング】は観た記憶はあるんですが、殆ど覚えてないっすねぇ。

そんなに怖かったっけ???


・・・・やっぱり覚えてないや^^;



【70】

藁の楯(2)  評価

ゆさみん (2013年05月16日 21時57分)

ここからはネタバレ注意です。
私がひっかかった点をいくつかあげると・・前半にあれだけ周りじゅうみんな敵というドキドキの中で次から次に犯人を殺そうという敵があらわれるのに、新幹線を降りてから歩いて逃げる時にはほとんど人がいない。犯人の位置はわかっているはずなのに、どうして? しかもそこにやってくるのは犯人が殺した子どもの父親。できすぎじゃないの? みんながみんな犯人を殺そうという人なのにタクシーのおばちゃんだけがいい人なの? そして、大沢演じる刑事が犯人をつれて東京に着くまでの間が一気にとんじゃっているし(その間何もなかったの? 犯人の位置センサーは取れていましたけれど)また、犯人を東京までつれてきた時には、映画が始まった当初は警察をふくめてあれだけ周りじゅうが犯人を殺そうとしていたのに対し、みんなが警視庁前で二人の姿と懸賞をかけた老人のドラマを見守っているし・・ここで犯人を殺そうという人はいないの?・・・・などなど。
また、藤原竜也演じる犯人の造形もひっかかる。結局、どうしようもないクズとして描かれていますが、途中で刑事に自分を殺して懸賞金の一部を母親に渡して欲しいと伝える場面や母親が自殺して慟哭する場面があります。ここがちょっと分からない。好意的にとらえるなら人間は単純に全部が全部「悪」とは言えない面があるんだよ、どうしようもない犯人でも母親のことを思うやさしい気持ちはあるんだよ、というように犯人の深い人物造形があって、刑事が犯人を守るべきかどうかという葛藤に奥行きがもたらされる、という意味があるのかもとは思います。しかし、その後の展開はやはりクズとして描かれていて、このエピソードだけ宙に浮いてしまっている感があります。実はあれは演技で刑事をだますための方便だったとかいうクズに徹した描写をするか、他に人間性のあるシーンなどを付け加えるとかして「人間には、善もあるが悪もある。ちょっとした歯車のはき違えによって悪にもなりうる」的な描写を積み重ねていけば深い人物造形にもなっただろうと思う。犯人がなぜ凶悪犯罪に走ったのか、犯人の小さいころのエピソードをそえるとか、刑事とのやりとりの中で優しさのかいま見える台詞や行動を入れるとか・・・でも、それを入れると社会派ドラマになるし、時間も長くなってアクション映画としての面白さはなくなっていくでしょうけれど。
まあ、このほかにもつっこみどころはあると思われ、つつけばいろいろ出てくるでしょう。

よって、リアリティーが無い、とかご都合主義とかいう意見も確かにわかります。アクション映画とはいえドキドキハラハラさせるのであれば、「確かにそうだよねえ」と納得させる設定と展開であってほしいと思いますし、犯人の人物造形もアクション映画なら中途半端に人間性描写をするよりもクズならクズに徹して欲しい。「はたしてどうしようもない犯人の命を守る価値はあるのか」とか難しい命題を掲げて考えさせる映画ではない、と思いますね。

いろいろと否定的な面を書きましたが、最初に私が「面白い映画だった」と言ったことを撤回するつもりはありません。2時間ちょっとの作品を楽しく見させていただきました。つっこみどころはいろいろあっても楽しく見させていただいたことに変わりはありません。ふふふ。私が指摘した点などは、監督も当然分かっていて確信犯として演出しているかもしれません。

ただ、「命とは、正義とはを考えさせられる映画だった」という感想には、何もそこまでも考える映画だとは思いませんが・・(^_^)

よって、この映画はつっこみどころ満載ながらも、それを受容しつつ「面白い」と感じるか、受容しきれずに「面白くない」と感じるかだと思いますね。

さて、皆さんはいかがでしょうか?
【69】

藁の楯(1)  評価

ゆさみん (2013年05月16日 21時54分)

藁の楯(わらのたて)2013年
監督 三池崇史
脚本 林民夫
原作 木内一裕
製作 北島直明
出演者 大沢たかお
       松嶋菜々子
       岸谷五朗
       伊武雅刀
       藤原竜也
       山崎努

さて、「藁の楯」です。
このトピをはじめたときに、この映画を見て「面白かった」とコメントした作品です。
「殺してくれたら10億円与える」と凶悪犯を護送する過程で生じるさまざまな出来事をアクションと刑事の葛藤をからませて描いた作品です。私としてはこの映画をアクション映画としてコメントさせていただきます。
映画を見た後は、単純に「面白かった」という感想でした。アイデアのおもしろさといったいこれからどうなるのとはらはらした時間を過ごさせてくれました。
ただ、映画の途中でいくつかのひっかかりを感じたのも事実であり、映画を見ているときはそこのところを深くは考えていませんでした。
映画を見た他の人はどう考えているのかな、と検索してみたら、考えさせられる作品でした、ドキドキの連続で面白かったという肯定的な意見がある一方、リアリティがない、とか俳優の演技がどうとか、刑事の言葉遣いがいくらなんでもああいう言い方はせんだろう、とかやはり否定的な意見もけっこうありますね。
【68】

RE:映画について語ろう  評価

ゆさみん (2013年05月16日 21時37分)

ちょっと前になりますが、私が書いたトピ

【19】世界観について

これは実は本来

「藁の楯」を語る前に

と題して書いた文章なのです。

ちょっと文章をしたためる間が空いてしまったので、「世界観について」と題してしまいましたが、今から「藁の楯」について語ろうと思いますので、【19】のトピを参照した上で読んでいただければ幸いです。
【67】

RE:映画について語ろう  評価

ゆさみん (2013年05月16日 21時30分)

消臭力さん、こんばんは。
タイプライターの場面、たしかに怖かったですねえ。同じ言葉が延々と書かれているというのが怖さにつながるというのも当時はすごい演出でした。

流星群。さん、こんばんは。
お仕事大変そうですねえ。お疲れ様です。私は、ほとんど動くことがない職場ですので、あちこちに行くというのはうらやましい感じもしますが、あっちこっちへ行ったりするのも苦労があるんでしょうねえ。

Piroさん、こんばんは。
シャイニングについて。お褒めの言葉、ありがとうございます。こだわりのある映画だとついつい熱が入ってしまいます。ふふふ。
ぜひ、シャイニング、出来れば大画面で、電気を消して映画に没入して見てくださいませ。それとキューブリックの作品はできれば字幕で見てください。(映画がソフト化されるときキューブリックは吹き替え版の発売を当初許可していませんでした)特に造語がちりばめられている「時計仕掛け・・」とかは特にそう。(ちなみに今でこそ簡単に手に入りますが、ビデオ主流の時代にはこれは長らくソフト化がされない幻の作品でした。監督がソフト化の許可を出さなかったんですね)もしかして今のDVDでも吹き替えはしていないのかも?どうなんでしょ。
「ライフイズ・・」は私は未見なので、どなたか語ってくださいませ。

【66】

RE:映画について語ろう  評価

Piro (2013年05月15日 18時46分)

ゆさみんさん。。 [シャイニング]興味深く読ませて頂きました。

 是非に観てみたいと思わされる文才で
  自分の好みの押しつけではなくネタバラしでもない客観的な論文。。
   感動しました。

    まずは2001年宇宙の旅と時計オレンジを観てからシャイニングを。。 
      いつになるやらですが。。w 


流星群さん。 出張お気をつけてぇ〜〜。


 そ〜いやぁ〜。 

  名作だって言われている中で[ライフオブビューティフル]って奴も
   ナンか手が出せないんすけど。。

     誰が語ってくれませんか?w
【65】

出撃!!  評価

流星群。 (2013年05月15日 09時01分)

と言っても、これから出張に行きます。
流星群であります。

今回は、滋賀県→三重県とツアーです。

ホテルから書き込み出来たらと思ってます。

それではでは。
【64】

RE:映画について語ろう  評価

消臭力 (2013年05月13日 23時36分)

 ゆさみんさん、ゲストの皆さまおばんです。ゆさみんさんの「シャイニング」論興味深く読ませて頂きました。

 「シャイニング」もう30年位前ですが新宿ピカデリーで観賞しました。「全米を押し流した恐怖の潮流日本上陸!」というコピーとジャック・ニコルソンの凄まじい形相とシェリー・デュバルの恐れおののく顔がとにかく印象に残っています。

 劇中の「勉強ばかりして遊ばせない子供はダメになる」という文字がタイプライターでびっしりと印字されている描写が何故か判りませんが凄く怖かった記憶がありますね。

 派手な描写等はそんなにない映画ですが観終わった後どっと怖くなる真に怖い映画だと思います、これもDVD持ってまーす。^^

 
【63】

シャイニング(2)  評価

ゆさみん (2013年05月13日 23時13分)

 ここで映画を見た二人の感想を紹介しましょう。
 小説家の新井素子は「もう、オープニングで森の中を車が走るのをず〜っとカメラが追いかける画面を見ただけで怖かった」といい、「この映画を見たあとはしばらくお風呂に一人で入れないくらいだった」とも述べました。
 また、同じく小説家の清水義範は「めちゃくちゃ怖い。いかにも霊が巣くっていてもおかしくないホテル全体の雰囲気が怖かった」と言い、「ただ、後半の主人公が斧を振り回し家族を追っかけていく場面になると普通に見られた」と述べています。
 私もお二方と同意見であり、この映画の怖さの要因となるものの多くは全体から醸し出す空気(雰囲気)の怖さです。もちろんこれはキューブリック監督の演出の妙技によることは大であり、細かい演出の技法などは全然分からないのですが、この空気が尋常でなく怖い。だから清水義範が言うように後半の斧をもって追いかけ回すシーンは、家族が果たして助かるかどうかという点ではドキドキするのだけれど、全体から醸し出す空気は薄くなる。ストーリーの展開としての怖さであり、これは他の映画にも似たような場面はありますし怖さの質がちがう。よって、私も最後の方はあまり怖くありませんでした。
 ただ、特別ストーリーの筋書きとして怖いというわけでもなく(家族が幽霊ホテルに泊まって恐怖におちいるお話という風に簡単にまとめられる)いきなり画面から予想外の殺人鬼が飛び出てくるわけでもなく、貞子みたいな怖い霊が出てくるわけでもなく、画面から漂う空気感が怖いという作品は、他にあまり思いつきません。
 そして、この空気感は片手間にテレビを見ているような状態では伝わりにくいと思います。
 また、一般的な意味でのホラーの怖さを期待していると「何だ、期待はずれじゃん」となります。しかし、画面全体からにじみ出てくる空気感に怖さを感じる人は「めちゃくちゃこわい」となるわけです。ここあたりを感じるかどうか・・これがこの映画の評価を分かつ大きな要因かと思います。
 また、この映画には最後に出てくる写真の意味が分からないとか、ちょっとこの場面意味がわからないのだけれどどう解釈すればいいのか、といった疑問もあります。また、どうして原作者のスティーブン・キングはあれほどまでにこの映画を否定したのか、といった理由など議論がなされています。
 これはネット上にいろいろと解釈が出ていますが、私がこの文章を書くにあたり「この解釈はすばらしい」と思ったページのアドレスを参考のために下に載せておこうと思います。いやあ、感服してしまいました。ぜひ読んでいただきたい文章です。
http://tzk-web.com/garland/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%92%E8%A7%A3%E6%98%8E%E3%81%99%E3%82%8B%EF%BC%BB7%EF%BC%BD/ 
<  132  131  130  129  128  127  126  125  124  123  122  121  120  119  118  117  116  115  114  113  112  111  110  109  108  107  106  105  104  103  102  101  100  99  98  97  96  95  94  93  92  91  90  89  88  87  86  85  84  83  82  81  80  79  78  77  76  75  74  73  72  71  70  69  68  67  66  65  64  63  62  61  60  59  58  57  56  55  54  53  52  51  50  49  48  47  46  45  44  43  42  41  40  39  38  37  36  35  34  33  32  31  30  29  28  27  26  25  24  23  22  21  20  19  18  17  16  15  14  13  12  11  10  9  【8】  7  6  5  4  3  2  1  >
メンバー登録 | プロフィール編集 | 利用規約 | 違反投稿を見付けたら