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【872】

おみおくりの作法  評価

ゆさみん (2016年04月09日 23時25分)

最近WOWOWで放映された映画でイチオシの作品。
見終わってジ〜ンとくる映画だ。ひさびさにほろりと涙・・・
オススメです。

(以下、ウィキより)
おみおくりの作法 Still Life(2013年)
監督 ウベルト・パゾリーニ 
出演者 エディ・マーサン 
イギリス・イタリア合作のドラマ映画。監督・脚本のウベルト・パゾリーニ(英語版)がガーディアン紙に掲載された「孤独死した人物の葬儀を行なう仕事」に関する記事から着想を得て、ロンドン市内の民生係に同行して実在の人物や出来事について取材を重ねた末に誕生した作品。
ロンドン市ケニントン(英語版)地区の民生係として働くジョン・メイは44歳の独身男である。彼の仕事は孤独死した人物の葬儀を行なうというもので、事務的に処理することもできるのだが、几帳面な性格のジョンは誠意をもって1人1人を丁寧に「おみおくり」している。ところが、人員整理によって解雇されることになり、ジョンの向かいの家で孤独死したビリー・ストークの案件が最後の仕事となる。近くに暮らしていながら言葉も交わしたことがないビリーの死に、同じように孤独な1人暮らしをしているジョンは少なからずショックを受け、ビリーを知る人々を訪ねてイギリス中を旅することにする・・・
【871】

RE:映画について語ろう  評価

ゆさみん (2016年04月03日 23時55分)

熊楠さん、早速の返信どうもです。

映画については意見が一致しているようで何よりです(苦笑)

山本氏の小説、そうですか。面白いんですね。
なんだか、映画のノベライズで映画より面白いというのも珍しいですね(笑)

近いうちに読んでみようと思います。
では。
【870】

RE:映画について語ろう  評価

熊楠 (2016年04月03日 17時32分)

ゆさみんさん

こちらのお部屋にお伺いするのは久しぶりです。

見ましたよ。エイプリールフールズ

>そう、私はこの作品を評価していないのだ。
私もです。はっきり言って面白くなかった。
一言でいうと。『何だ?』 って感じですかね。
設定も展開も雑。 それぞれの話に繋がりがないので複数の話がある必然性がない。

『荒唐無稽さ』はうまく運べば良いですが、この映画は残念ながら。

ゆさみんさんの言う通りコメディーといえどもある程度のリアリティーは必要ですよね。
それにルールを守るのは絶対ですよね。
街中にあるレストランで銃が乱射されても周囲から何も起きないし、
あの環境にあるレストランで出産する必然性もない。
カバンが入れ替わる所も、後出しだし。
最大は一番大切な、好きだったのに後から気づく?説得力無いわぁ〜
ご都合主義に終始してしまうんですよね。

藁の楯の終盤を思い出しちゃいました。
あの映画は、どうやってそこまで来たの?って何の説明もないし
そこが気になって楽しめないですよね。

一方、山本氏の小説は、このシナリオを良くここまで纏めたなぁと感心しちゃいます。
読んでもらえればすぐわかりますが、設定がかなり違いますし、説得力がまるで違う。
大まかな設定は守っているんですよ。勿論。
ニセ医者だったり、自分を宇宙人だと思っている中学生が出てきたり。
映画を知らずに読んだ小説は、山本作品にしては、散漫な感が拭えなかったですが、この映画を見ると。

出てくる必要のない登場人物(例えばゲイを告白する二人とか)を絞って
ある意味、違う物語にしています。
私の好きな再生の物語にもなっているし。
山本ファンの私なので贔屓目に見ちゃうのを差し引いても、かなりの差があります。

>※ただ、山本幸久氏が小説化する際に、こういったご都合主義をどう描いているかはとっても興味がある。
>小説版は、別な面で楽しみであるかな?(笑)

是非読んでみてください。私は山本さんが益々好きになりました^^:)
【869】

エイプリルフールズ(1)  評価

ゆさみん (2016年04月03日 12時08分)

エイプリルフールズ(2015年4月1日公開)
監督 石川淳一 
脚本 古沢良太 
出演者
戸田恵梨香
松坂桃李
ユースケ・サンタマリア
小澤征悦・・他

熊楠さんが、4月1日にオンエアされた今作の感想を書くというので、先に書いておかねばと思った。
というのは、熊楠さんが「面白かった〜」と言ったら、書きにくくなるので(笑)

そう、私はこの作品を評価していないのだ。

熊楠さんが観る前に、私の感想を読んだら観る楽しみが減じてしまうし、下手に先入観をもたれて観てもいけないし・・・
というわけで、4月1日にオンエアしているので、熊楠さんが多分観たであろう後に読む分には、問題ないかな、と思って書く。

熊楠さん、万が一ビデオに録っていてまだ観ていないというのなら、この後の文章は絶対に読まないで下さいね。(もちろんこれから観ようという人もネ)
よろしく。



さて・・・私は数ヶ月前にWOWOWにて放送されているのを観た。 
エイプリルフール「ズ」ということで、多くの場面でウソがちりばめられている。その中で話が進行し、後から「真相はこうなのよ」というのが映画の後半で明らかにされ、最後にはハッピーエンドに落ち着くという映画である。
私は、ある場面には、こういう裏が隠されているのですよ、という作品は嫌いでは無い。
たとえば、この部屋でも取り上げた「鍵泥棒のメソッド」を監督した内田けんじ氏の作品などは高く評価している。

そういえば、内田けんじ氏の監督作の「アフタースクール」(2008年)は探偵はバーにいるシリーズの大泉洋氏が主役なので熊楠さん好みかも・・・佐々木蔵之介氏や堺雅人氏なども登場している面白い映画なので、機会があったらぜひ観て下さい。

しかし、この「エイプリルフールズ」は観た後に、何かしっくりしないモヤモヤが残った作品であった。なぜであろう、と後から考えた。

で、思ったのが「作劇のルールを守っていない映画」であるということだ。
作品世界において、やってはいけない展開がある。
たとえば、不治の病で死の床にある人の生き様をシリアスに描いた作品で、最後に魔法を使ってそれを治す、というシーンがあったら「そりゃないよ」となるよね。
現実のシリアスな設定(世界観)に魔法を持ち込んだら、おかしい。
大抵の映画は、最初にこの世界でこれはアリでこれはナシよ、というのが世界観が示される。ハリーポッターは魔法の学校の話なんですよ(よって魔法が使われてもおかしくないんですよ)、ゴジラは怪獣が出てきてそれをやっつける話なんですよ(だから自衛隊じゃなく防衛軍みたいのがあり、現実には無い新兵器が登場してもおかしくないんですよ)なんてね。
「エイプリルフールズ」は、みんながウソをつきまくっている中でとんでもない展開があるシチュエーション・コメディですよ、という映画である。
でも、コメディであるが、ある程度の作劇上のリアリティは要求される。
そして、裏があるのなら、その裏が映画の前半で伏線として示され、後から「ああ、あのシーンでは実はそういう裏があったのね」と示されるのが当然あるべきであろう。(内田けんじ氏の映画にはそれがある)
しかし、この映画ではそれらの「作劇のルールを守っていない」シーンがいつくかある。
【868】

エイプリルフールズ(2)  評価

ゆさみん (2016年04月03日 13時02分)

映画視聴後、モヤモヤとした気分の中で、宇田丸氏の映画評をユーチューブで聞いて、なるほどうまく言語化しているな、と納得する場面があったので一点のみ紹介する。

宇田川勇司を演じる寺島進が、千葉真一演じるあるボスをヒットマンとして殺そうという場面。拳銃の入ったリュックをもって近づくが、実はリュックは戸田恵梨香演じる主人公のリュックと取り違えられていて、リュックの中身のあるものを渡して事なきをえるというシーンである。
まず、映画前半にリュックを取り違えているシーンと思われる場面が登場しない。伏線が示されていない。
で、戸田恵梨香演じる妊婦の主人公が銀行を襲う場面では、リュックの中からいきなりピストルが出てきてバンバンバンと撃つシーンがある。観客が「これには何か理由があるのだな」と疑問に思うシーンにはなっているが、リュックが取り違えられているのが示されるのはずっと後である。(よって、伏線が示されていないので、ネタバレのシーンでも「なるほどねえ」という感じにはならない)
また、ヒットマンとしてボスを殺そうという場面で、いざ実行しようという段階でリュックの中身にピストルが無いということに気づくのもおかしい。普通は今から命を賭けて暗殺を実行するという時に、事前にリュックの中身を点検するであろう。ピストルがちゃんと機能するか弾は入っているか、とかね。映画の中でそれを点検する暇も無いほど目まぐるしい展開があるという流れがあるのならまだしも、映画を観るかぎり余裕で銃を点検する時間はある。
また、ボスの周りには当然護衛の舎弟がいるわけで、彼らは見るからに怪しいリュックを持っている宇田川を演じる寺島進がボスに近づいても「おいお前、そのリュックに入っているものを検めさせてもらう」とか言わずに、平気でボスに近づくのを見ている。
おかしいやろ?
映画制作者は、ボスの命を狙う場面において、リュックの中身が違うことに気づくシーンがないとこの映画が成り立たなくなるから、そういう不都合なことは無視してご都合主義的に作っているわけである。
コメディだからといって、こういうところをおろそかにしていてはいけない。

一点だけ述べたが、こういったアラが、この映画にはいっぱいある。興味のある人は以下を見られたい。

https://www.youtube.com/watch?v=x7TkSFaCCwQ

細部に神はやどりたもう。

よって、「エイプリルフールズ」は脚本家や監督のご都合主義映画であり、私は評価しない。

※ただ、山本幸久氏が小説化する際に、こういったご都合主義をどう描いているかはとっても興味がある。小説版は、別な面で楽しみであるかな?(笑)
【867】

転勤しました  評価

ゆさみん (2016年03月31日 11時48分)

こんにちは。

転勤で、明日から新しい職場となります。
昨日で送別会や引き継ぎ事項の受け渡し等を全て終え、今日は明日に備えて仕事はお休み。

明日から怒濤の忙しさになると思うけど、今は職場から自宅に持って帰った整理をします。

では。
【866】

オデッセイ(1)  評価

ゆさみん (2016年03月23日 17時30分)

オデッセイ(2016年)
監督 リドリー・スコット
出演 マット・ディモン

公開から、けっこう経ってしまったがリドリー・スコット監督が、ジョージ・ミラー監督に負けず劣らず「おお、若い」という感想がけっこうあるので観に行った。
※ちなみに、ジョージ・ミラー監督は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」であまりの力強い演出ぶりに「70歳のおじいちゃんが造った作品とは思えない」という評価を受けている。

ストーリーはシンプル。
一応、ウィキより一部転載すると・・・

宇宙飛行士のマーク・ワトニーは火星への有人探査計画であるアレス3に、クルーとして参加する。火星での探査任務中、大砂嵐に襲われたマークらクルーは、全ミッションを放棄して火星からの退避を決めてロケットへ向かうが、その最中にマークを折れたアンテナが直撃する。クルーたちはマークが死んだと判断して火星上の軌道へ戻り、さらに地球上の軌道へ帰還するためのヘルメス号に乗って出発してしまう。ところが、マークは生存しており、火星に一人取り残されてしまったことを知り、残されたわずかな物資を使って生き延びようとする。しかし、地球から救助隊がすぐに来る見込みはない。

一言で言ってしまえば、宇宙版「キャスト・アウェイ」あんど「ゼロ・グラビティ」である。

事故で火星に一人取り残されたマット・デイモン演じるマークが、如何に生き延びながらえ、如何に地球に生還するか、というお話である。

映画の中心は、火星でのサバイバルと地球への生還ミッションで構成されている。

ゆさみんが、この映画を見終わって思ったのは
「やはりアメリカ映画だなあ。日本じゃこういった雰囲気にならないわなあ」

けっこう映画評で言われていることでもあるが、日本でこういった映画を作った場合、火星に取り残された男は絶望に打ち震え、涙と空しさと怒りで気が狂ってしまうような感じになるであろう。そして苦難を歯を食いしばって乗り越える主人公の孤独な闘いが重〜い演出で描かれることになろう。
「復活の日」での南極での生活みたく重〜いSF作品になるであろうなあ。
※「復活の日」は南極以外はウィルスで人類が死滅し、南極でほそぼそと生きるしかないという状況が描かれた。超大作であるがとっても重たい作品である。

しかし、マークはショックは受けるものの、状況を受け入れ前向きに対処しようとする。自分でけがを治し、足りない食料に対し火星で生産をはじめ、状況打破のために外部への通信を試みる。

もちろん、簡単にいくわけでなく、危機的な状況も出てくるのであるが、諦めずに地球への生還をめざすのであった。

アメリカの娯楽アクションに言えることであるが、深刻な状況に陥った時や、それを乗り越えた時に、軽〜いジョークがよく交わされる。

※ゆさみんが思い出す場面は、「ターミネーター2」で、敵にやられてボロボロになったシュワルツェネッガー演じるサイボーグ戦士が「休暇が欲しい」と言っていたシーンが印象的だ。

この映画でも、火星で孤独に生活するマークのセリフや、マークが死んだと思って結果的に置き去りにしてしまった宇宙船のクルーとマークの会話などでジョークが使われ、映画をあまり重たくしていない。
観客は、あまり重たくならずに(?)マークが如何に地球に帰ることができるのかをドキドキハラハラしながら見ていけばいい。
【865】

オデッセイ(2)  評価

ゆさみん (2016年03月23日 17時29分)

ここあたりが、リドリー・スコット監督が「若い」との評価を受ける理由となっている。
氏はかつて、「エイリアン」や「ブレード・ランナ」で重厚なSF作品を監督しているわけで、「オデッセイ」も重く作ろうとすればいくらでも重く作ることができる。
一般的に、年を取れば取るほど、巨匠と言われるようになるし、その中でジョークまじりのエンタメ作品を作るとは、「若いねえ」というわけだ。
※某黒○監督は晩年になると、以前のエンタメ作品より「影武者」や「乱」「夢」などシェークスピア的、哲学的な作品を多く手がけるようになってしまったよねえ。

そこは、この点を私も評価したい。
ドキドキハラハラありで見終わった際に「面白いエンタメを見たぞう」という気持ちよい心地になる作品だ。

ただ、この映画では後半???という場面が見受けられる。

※以下、内容に触れています。未見の方は注意願います。

これも、映画評で言われていることであるが、中国の扱いだ。
マークの生還ミッションで、計画が頓挫してしまうような状況になったとき、いきなり中国が登場し「我々の技術を役立てて欲しい」と協力を願い出るのだ。

それまで、全然中国について触れられていない(たとえば、火星探査計画で中国が重要なポジションにいたりとかいう伏線はな〜んにもない)中で、いきなり中国が登場し、中国の協力のおかげでマークが生還してヤッタヤッターとなるのだ。

う〜〜〜む。前半、あれだけ緻密に火星でのサバイバル生活を演出しているのに、これでは、とってつけたような展開に見えてしまう。しかも、なぜに中国なのか分からないし・・・
確かに、ネット評で、「中国に媚びを売っている」と言われても仕方ない展開である。
どういう事情があるにせよ、とってつけたような展開になってしまった分、見終わったあとにしこりが残る感じである。

というわけで、ゆさみんとしては70点というところかな。
【864】

RE:映画について語ろう  評価

ゆさみん (2016年03月19日 08時45分)

熊楠さん、どうもです。

>しばらくは、未読の手持ちの本で2冊目を待とうと思います。

いいなあ、未読の本があるというのは。
ワタクシ、我慢できずに、今は、「みおつくし献立帖」を読んでおります(笑)
ほとんどが料理のレシピながら、間にエッセイ的な文章もあって面白いですよ。

半年は確かに長いですねえ・・・
【863】

RE:映画について語ろう  評価

熊楠 (2016年03月13日 06時48分)

ゆさみんさん

ご無沙汰です。

>相変わらずの高田節で、これでもかと不幸が訪れそうな展開であるが、
>それを乗り越えて正直に人生を見据えていく主人公を応援したくなる小説のはじまりはじまりである。

相変わらず、上手ですね。薦めかた。
発見した時は、『出たぁ〜。やっと出たか新シリーズ!!』
と文字通り小躍りしたのですが
次が読みたくなるのは間違いないので
せめて2冊。出来れば3冊まとまってから読みたいのでグッと我慢したのですが。

読みたくなっちゃうじゃないですか^^:)


まぁ待つ辛さは 『みおつくしシリーズ』で経験しているのですが。
しばらくは、未読の手持ちの本で2冊目を待とうと思います。
無駄な努力なんですけどね。
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