| トップページ | P-WORLDとは | ご利用案内 | 会社案内 |
■ 1,312件の投稿があります。
<  132  131  130  129  128  127  126  125  124  123  122  121  120  119  118  117  116  115  114  113  112  111  110  109  108  107  106  105  104  103  102  101  100  99  98  97  96  95  94  93  92  91  90  89  88  87  86  85  84  83  82  81  80  79  78  77  76  【75】  74  73  72  71  70  69  68  67  66  65  64  63  62  61  60  59  58  57  56  55  54  53  52  51  50  49  48  47  46  45  44  43  42  41  40  39  38  37  36  35  34  33  32  31  30  29  28  27  26  25  24  23  22  21  20  19  18  17  16  15  14  13  12  11  10  9  8  7  6  5  4  3  2  1  >
【742】

RE:映画について語ろう  評価

ゆさみん (2015年04月12日 17時59分)

こんばんは。

3月〜4月と、映画館まで足を運んでまで見たいような映画がほとんどない。
ゆさみんの家から映画館までは車で30分くらいかかるので、そこまで行ってお金出してまで見たいと思う映画が無いんです。
もともと人が多いところは苦手で出不精なものですから、仕事以外では半ば引きこもり状態であります。

でもまあ、けっこうWOWOWでは映画見てますね。

最近観た映画のイチオシは

「アフタースクール」(2008年)
以前「鍵泥棒のメソッド」で絶賛した内田ゆうじ監督のちょっと前の作品。
大泉洋、堺雅人、常盤貴子氏などが出演。

社会に出てそれぞれ違う世界を持ってしまった3人の同級生が、その微妙な関係性から巻き起こす、想像を超えた展開が待つ大人の放課後(アフタースクール)を描く。
キャッチコピーは「甘くみてるとダマされちゃいますよ」(以上ウィキペディア)

相変わらず、脚本が練りに練られていて、それまで表に出て見ていた風景が、途中でガラリと違う風景に変わってしまう、というあたり、さすが内田けんじ監督であるなあ。
ひねりがきいていてラストもお見事。
ゆさみん、大大大のオススメです。


キリングゲーム(2013年Killing Season)
監督 マーク・スティーヴン・ジョンソン 
脚本 エヴァン・ドーハティ 
ジョン・トラボルタとロバート・デ・ニーロの初の共演作である。
その割に、ほとんど話題になっていないよね。WOWOWの放送で「そんな映画あったの?」と私も知りました。
内容は単純。デ・ニーロ演じる退役アメリカ軍人とトラボルタ演じる元セルビア兵士の戦いが描かれている映画。戦争が背景にあるもののメッセージ性はまあ皆無といっていいので、お二人の戦いに息をつまらせながらハラハラして見るアクション映画ですね。
あんまり一般的には評価はよろしくないみたいだけど、単純な映画だし、評価をうんぬんする映画では無いよねえ。デ・ニーロおじさん、トラボルタおじさん、よくがんばっているアクション映画であると思います。テレビで見る分には面白い映画だと思います。



トカレフ(2014年Tokarev)
監督 パコ・カベサス 
ニコラス・ケイジ主演のアクションクライムスリラー映画。
これまた、ゆさみんは「そんな映画あったの?」状態。

ニコラス・ケイジ演じるポール・マグワイアは、過去に何件もの凶悪犯罪に手を染めながら、現在は足を洗い、妻と娘と幸せに暮らしていた。しかしある日、家に何者かが押し入り、愛する娘がさらわれ、後に無残な姿で発見される。怒りに震えるポールは、過去のギャング仲間の力を借りて、娘の命を奪った者たちへの復讐を決意する。(以上ウィキペディア)

父親が、娘を殺されて殺した相手に復讐をするという、どっかで見たようなストーリーのような気もする。まあ、悪党相手に復讐してカタルシスを味わう映画かな、と思えば、意外な真相が用意されていた、という作品。

でもねえ、アクション映画で後味の悪い映画は駄目だよ。あまり評価されていないのも分かるなあ、と思ったゆさみんでありました。
【741】

RE:映画について語ろう  評価

ゆさみん (2015年04月05日 23時19分)

こんばんは。

4月に入って怒濤の忙しさになってきました。
いやはや年度の初めは、どこも忙しいのでしょうかね?

3月末に行った京都旅行ですが、もう7〜8年ぶりでしょうか。
前回は、金閣や銀閣や清水寺、平等院鳳凰堂、東大寺に奈良の大仏など有名どころを見てたので、今回は、準有名どころ(?)というわけで、夢夢好きさんに案内してもらって、外国人人気ナンバー1の伏見稲荷神社、秀吉とねねゆかりのお寺・高台寺と、京都最古の禅寺で風神雷神図屏風のある建仁寺(展示されている絵は高詳細デジタル複製)、家康が鐘にいちゃもんをつけたという方広寺、明治維新の史跡で、坂本竜馬や木戸孝允の墓などを見てまいりました。
いやー、やはり歴史の重みは違いますね。小雨のそぼ降る中、傘をさしながらめぐった遺跡は趣があってとっても良かったです。歳のせいもあるのでしょうが、庭園や枝垂れ桜、屏風を飾る絵などがしみじみときて良かったです。また行きたいなあ。おんぶにだっこで案内を全てまかせてしまった夢夢好きさんに感謝です。あらためて、ピワドで出会ったつながりの大事さに気づかされました。
京都の翌日は、神戸ツアーであり、観光バスによる名所観光を楽しみました。6年ぶりのポートタワー、神戸港のクルーズ、初めて行く六甲山(六甲ケーブルとガーデンテラス)、小学校の建物を利用した北野工房などを楽しみました。
帰りの便の出る直前にタクシーの運ちゃんに案内してもらったビーナスビレッジから見る神戸の町の景色は六甲山以上に素晴らしかったなあ。

さて、心のリフレッシュをして、忙しい中、映画はWOWOWで録り溜めていた映画を堪能。

実写版「魔女の宅急便」、ウッドジョブ、銀の匙、蠢動など日本映画を見ていました。「呪怨」シリーズの清水崇監督の「魔女の宅急便」は思ったより良かった。いくつかつつきたくなるところもあるものの、宮崎監督作品とはちがう独自の味を出していて、ほのぼのとした佳品だと思う。「ウッドジョブ」「銀の匙」は「ウッドジョブ」の方が上かなあ。片や林業、片や畜産高校といったローカル(失礼)な題材を扱った作品だけど、「銀の匙」は原作マンガを読んでいたせいもあるかもしれないけど、「ウッドジョブ」と比べると、いまいちパンチ不足だった気がする。
「蠢動」三上康雄監督ということだが、私はまったく知らない。有名どころでは無く、壮大な自主製作映画ということで、知る人ぞ知る傑作ということであるが・・・うーむ、演技がわざとらしい気がするのは気のせいか。そのせいで終始違和感が残って、いまひとつ楽しめなかったなあ。
【740】

RE:映画について語ろう  評価

ゆさみん (2015年03月31日 23時16分)

こんばんは。

い、いかん。
ガラケーにもどしたとたん、ホントにネット見る機会がのうなってもうた。

というわけで、遅まきながら、熊楠さん、どうもです。
>デジタルネイティブ
>生まれた時からネットやパソコンが普通にある環境で育った世代
ううむ、筒井康隆氏などがSFのネタとして書くとしたらさぞかしスラップスティックな笑い満載の短編小説ができそうですなあ。

ところで、先日京都と神戸に旅行に行ってきました。
京都では、1年ぶりに会った夢夢さんが1日、京都の名所を案内してくださいました。
ピワで知り合った友人と心ゆくまで過ごした一日、楽しゅうございました。
万歩計2万歩オーバーの終わってみればハードな一日でしたが、石庭や名画、お寺と京都を十分に満喫いたしました。夢夢さん、ありがとうございました。
港に着いてから、家に帰る途中にマッサージしにいったのはナイショです(笑)
神戸は、観光バスによる名所観光であり、港のプチクルージングや六甲山観光とベタでしたがポートタワー以外は初めて行く(ってポートタワーも夢夢さんに以前案内してもらってたんでした)ところで、これまた満足。
体は疲れましたが、心はリフレッシュ。4月からの怒濤の忙しい日々に向かう覚悟が出来ました(笑)

さって、がんばるぞ。

負けるものか。
【739】

RE:映画について語ろう  評価

熊楠 (2015年03月22日 15時38分)

ゆさみんさん
こんにちは。

ガラケイですか。
確かに自分の生活考えれば、スマホじゃなくても特に問題ないですよね。

思い浮かぶのはライン位ですし、スタンプ使わなければ
ショートメールで十分ですものね。
電源のもちは全く違いますしね。

仕事で客先に入るとき、場内撮影禁止でカメラにシール貼られる確率結構高いしなぁ。

困るのは名刺管理位かなぁ。アプリ使っているので。
でも、これも専用の機器有りますもんね。

>で、今、娘は時間があったら、スマホを見ている。

うちの子供たちもそうです。特に息子。
朝起きてくると、夜の間のラインやメールの確認か
まずやるのは携帯チェック。

自分たちの時代とは、随分違いますよね。

先日、お客様との雑談の中で。デジタルネイティブ という言葉を教えてもらいました。
(常識?)
生まれた時からネットやパソコンが普通にある環境で育った世代をさす言葉だそうですが
この世代が世の中の中心になると生活が大きく変わると言われているとか。
果たしてどんな時代になるのか?

では。
【738】

RE:映画について語ろう  評価

ゆさみん (2015年03月22日 12時45分)

こんにちは。

先日、WOWOWで放送された「猫侍」(2014年 監督 山口義高  主演 北村一輝)
なかなか、面白うございました。
時代劇コメディかぁ。テレビドラマの映画版らしいけど、ワタクシの居住している民放では放送されておらず、知らなんだ。
原作はマンガだと思ったのだけど、小説なのね。
片手でチャンバラするシーンは、ちょっと難癖つけたい気もするけれど、まあコメディだしね。
猫がかわいいので許す(爆)
北村氏の真面目な表情と独白(心の声)が笑いを誘って楽しく見ました。。
それと、北村氏が劇中で歌った唄は、爆笑ものであった。あれはよかった。うん。

「そこのみにて光輝く」(2014年 監督 呉美保 出演者 綾野剛 池脇千鶴)
キネマ旬報ベスト・テン1位らしいですが・・・
く・・・暗い。
良い作品であることに異論はないです。
無いですが・・・
映画って、もっと「観て良かったなあ」で見終わるものであってほしいなあ。

さて、先日、スマホを止めて、ガラケーにもどした。
理由は、第一が金銭的な理由。私の場合、月にはらっていた金額が約9K弱。ガラケーにもどせば3K〜4Kくらいには下がるであろう。
もう一つがスマホのアプリを全く使わないし、使おうとも思わないから。アプリとか便利さは分かるけれど、別に無くても生活できるし。ゲームもしないし。
それといつでもネットが見られるが、あるから見るのであって、別に後で家で見ればいいじゃん。仕事の合間にピワド見ることはないやねん。
結局、人間はその時に出来ることは一つなわけで、自由に使える時間があったら、読書したり映画見たりパチンコしたり、それだけで十分ではないか、と思ったのである。スマホに使う時間をほかにあてるほうがいいじゃん、てね。
よって、思い切ってスマホは止めた。
最初は、ちょっと都合が悪いことあるかもしれないけど(ラインが出来ないとか)まあ、そのうち慣れるでしょ。
また、ピワドを見る時間も減ると思われるけれど、まあ、週間ゆさみんだし、これも態勢に影響は無いでしょ(笑)

一方、19になる娘がガラケーからスマホデビューをはたした。
自分の通帳をもたせ、自分の口座から引き落としだよ、自己責任でよろしくね、という条件でスマホ許可である。
で、今、娘は時間があったら、スマホを見ている。
起きている時間の8割がスマホでは、ないかしらん。
おい、もっと有意義に時間を使えんのかい?
まあ、仕事帰りにパチンコしている私が言っても、説得力ゼロではあるのだが(苦笑)
【737】

太平洋の亡霊(1)  評価

ゆさみん (2015年03月16日 23時31分)

太平洋の亡霊(1968年)

白黒版アニメーション
「サイボーグ009」第16話である。
脚本 辻 真先

知る人ぞ知る名作である。
が、知らない人はあまり知らないと思うので、ここに紹介したい。

マンガ自体も名作として名高く、何度もアニメ化されてパチンコ・スロットにもなっているし、この作品はご存じであろう。
もちろん、原作は石森章太郎。

原作は、連載中から人気作であり、テレビ版に先立ち劇場版が2作ある。
アニメは、劇場版のあとに、テレビの穴埋め的に、劇場版で実績もあるし人気作であるから急遽作って欲しい、と製作が決定したという。
穴埋めだから、人気が出ても出なくても26話で打ち切りね、というわけである。
だからあまり制約も無く、当時としてはかなり自由に作られた作品であるそうな。
けっこう人気もあり、夏休みの午前中(月曜〜金曜)に再放送されたりとされていたのであるが、さすがにテレビがカラーになってからは再放送もされず、知る人ぞ知る作品になってしまった。

しかし、この当時の白黒アニメーションって、すごく密度が濃い。CGが多用され、動きのなめらかな最近のアニメの動きと比べれば、当時のアニメの技術はちゃっちいと思える部分も多々あるが、ストーリーに関してはすごい作品があるんだよね。
例えば、のちに作家になった豊田有恒が脚本を書いている「8マン」などは、今見ても凄いと思う。
カラー創成期に作られた1stシリーズの「ルパン三世」って今見ても、ストーリーは凄いよね。

さて、「サイボーグ009」
テレビアニメ化にあたって、設定が大きく変えられ(たとえば006が子どもに設定されたり)アニメ版は、原作とは離れたオリジナルストーリーがほとんどである。

よって、この「太平洋の亡霊」のストーリーは脚本を担当した辻真先氏によるものである。
【736】

太平洋の亡霊(2)  評価

ゆさみん (2015年03月16日 23時30分)

では、ストーリーを紹介する。これは、ネットで小黒祐一郎が書いていた文章が熱いのでそのまま紹介しよう。

旧日本軍の戦闘機や軍艦が次々と復活し、米軍を襲う。事件の原因がつかめぬまま、遂に原爆実験で沈められた戦艦長門がビキニ環礁から出現。長門は、強烈な放射能をまとったままサンフランシスコに向かう。長門にはいかなる攻撃も通用しない。米軍は、長門を止めるために再び原爆を落とすがそれもきかず、その放射能を10倍の強さにしただけだった。009達は一連の事件の犯人を突き止めた。それは超心理学の平博士であった。彼の息子は、第2次世界大戦の特攻隊で命を落としていた。平博士は言う。第2次世界大戦は多くの若い命を犠牲にした。そして、日本は戦争放棄を憲法によって定め、2度と軍隊を持たぬと宣言した。世界中が戦争はこりごりだと考えたはずだ。なぜならそれだけが死者を慰める方法だったからだ。だが、今や世界各国は軍備を拡張し、兵器の力を強める競争にしのぎを削っている。
 平和をもって死者に報いる事ができぬなら……。そう考えた平博士は、自分が発明したイメージを形にする装置で太平洋艦隊を復活させ、戦争への復讐を始めたのだ。
 とにかく話が凄い。テンションが高い。圧巻は平博士が上記の戦争について語るシーンだ。画面に広島の原爆ドームや原爆慰霊碑が映し出されて、さらにその上に日本国憲法第9条の文面が流される。原爆慰霊碑の上を戦闘機が通り過ぎ、そして、慰霊碑に刻まれた「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」の文字と戦闘機を、カットバックで見せる演出はあまりにも強烈だ。キャラクターの言動も凄まじく、復活した長門に米軍が原爆を落とす事がわかった時に、007が、アメリカ人である002に対して「お前の国が悪いんだぞ。(原子爆弾を)持っているからって気安く使うない!」なんて言ってしまう。この話では、009達はほとんど何もできない。長門を止める事もできなければ、平博士の装置が作り出す念力のため彼に触れる事もでない。ただ、平博士は死んだ息子の幻を見て、それがきっかけとなり天に召されていく。劇中では詳しく説明されてはいないが、恐らく009の言葉を聞き、平博士の中で自分の行為に迷いが生じ、そのためにイメージを形にする装置が死んだ息子の姿を作り出したのだろう。
 上映会で「太平洋の亡霊」を観た時には本当に驚いた。テーマよりも、フィルムから発散されている異様なパワーに圧倒された。うわ〜、大変なものを観ちゃったよ、と思った。あまりに凄すぎて、何が凄いのか判断できなかったくらいだ。今観返しても、作り手の「本気さ加減」の凄さを思い知られる。これほど過激な内容であるにも関わらず、作り手には一片の迷いもない。これでもかこれでもかと力一杯の演出で描き切っている。スタッフの鬼気迫るほどの本気ぶりと、平博士の狂気がシンクロしているようにすら思えるのも素晴らしい。

ね?
『反戦』をテーマにしたエンタメ作品とはこうあるべきだ、とでもいうべき作品である。当時のスタッフの本気度、気概、メッセージ性が十分に発揮された名作であると言えよう。

同じように名作といわれる作品は、特撮では「ウルトラマン」や「ウルトラセブン」などもあり、こちらはかなり再評価されているのだが、白黒の「サイボーグ009」となると、かなり知名度が低いんだよね。
よって、本来ゆさみんは映画を紹介する際に、未見の方のためにストーリーを「全部」紹介することはないのだが、あえて全紹介させていただいた。

機会があれば、是非、見ていただければ、と思う。ニコニコ動画では配信されています。
【735】

ベイマックス(1)  評価

ゆさみん (2015年03月08日 13時05分)

ベイマックス Big Hero 6 (2014年制作)
監督 ドン・ホール クリス・ウィリアムズ 
脚本 ジョーダン・ロバーツ ドン・ホール 
原作 スティーブン・T・シーグル ダンカン・ルーロー『ビッグ・ヒーロー6』 
製作総指揮 ジョン・ラセター 
音楽 ヘンリー・ジャックマン 
主題歌 AI『Story』 

映画の日に高校2年の息子とともに見に行ってきました。
いやあ、高畑勲監督の「かぐや姫の物語」をおしのけて、アカデミー長編アニメ賞を取った作品というわけで「どんな映画かなあ?」と思って見に行きました。

では、ウィキより作品紹介。

ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ長編作品としては54作目。また、ディズニーのアニメ映画としてはマーベルコミックの登場人物を主人公とする初めての作品である。
原案は6人の日本人スーパーヒーローを主人公としたマーベルコミックのアメコミ作品『ビッグ・ヒーロー・シックス』
映画化に際し、設定は原作から大きく変更されている。2009年にディズニーがマーベル社を買収したあと、マーベルコミックの中で映画化できそうな作品を探しているときに、監督のドン・ホールがデータベースの中から同作を発見した。
掲載時にさほど人気が出なかったため、マーベル社のスタッフからも忘れられていた作品であり、ホールも初めて知る作品だったが、タイトルと日本的要素に魅かれ、プロデューサーのジョン・ラセターに話を持っていき、ディズニーアニメに合う内容に変更されて脚本が創作された。
映画化に際し、作品の舞台が東京から、東京とサンフランシスコを混ぜ合わせた未来の架空の都市「サンフランソウキョウ」へと変更され、チームメンバーも多人種の混成チームとなった。ストーリーも超能力を持ったヒーローが悪を倒すのではなく、メンバーのそれぞれが自身の能力を活かして協力する姿や主人公を取り巻く友情や家族愛に、力点が置かれている。日本的要素が多く散りばめられ、スタッフによって撮影された東京の風景が数多く取り入れられており、日本の立体看板なども採用されている。また、ベイマックスの頭部は神社の鈴をモチーフにしている。

未来のサンフランソウキョウに住む14歳の天才少年ヒロ・ハマダを主人公に、兄が制作したロボット「ベイマックス」との関わりの中で、事件が起こり、事件解決をめざして悪者と戦い、ベイマックスや仲間と共に成長していく物語である。
【734】

ベイマックス(2)  評価

ゆさみん (2015年03月08日 13時04分)

見終わった後の息子の感想
「ディズニーの王道作品だね」
「たぶん、男子にとっては嫌いな人がいないんじゃない?というくらいの名作だよね」

なぜ男子かというと、アクション的要素の強い作品なので「アナ雪」と比べて、女子でドンパチ映画が苦手という人もいるからね、ということであった。実は、私の娘がそうで、娘にも一緒に見ないか、と誘ったのであるが、あらすじをネットで調べたら「アクション映画でしょ、見る気がしない」とのたもうた。「アナ雪」は一緒に見たのだけどねえ。

私も、とても楽しんで見ることのできた作品であった。
ドキドキハラハラありーの、アクションありーの、「えっ犯人はそっちだったの?」的な驚きありーの、感動的な部分ありーので、

「う〜ん、くやしいけど良くできているなあ」と思ってしまった。

「アナ雪」みたいに「愛の力でうんぬん」というようなファンタジー的(ご都合主義的)要素が薄い分、私としては「アナ雪」よりも楽しめましたよ。

つっこみたい部分も無きにしもあらずだけれど(たとえば日本の描き方はやはりちょっと変だけど、舞台は日本とアメリカを融合した架空の「サンフランソウキョウ」なので、まあいいか。ストーリーも事件の犯人像は主人公目線で観客を誘導しているところがあるよねえ、でも、ディズニーだからまあ仕方ないかとか、おいおいその武器はマジンガーZのロケットパンチのパクリではないかいの?とか)それを補ってあまりある面白く仕上げている作品だと思う。
埋もれていた「ビッグヒーロー6」を発掘し、それをとても上手に改変している。主人公をスーパーヒーローでなくて、等身大の人間として描いているのがいいし、中心となるベイマックスの設定をマシュマロチックで介護用ロボットとしているところもいい(日本語のタイトルも「ベイマックス」にしたのもいいと思う)。ヒーローが使う武器が、超能力でなくて、人間の動きがベースにあって、それを補完するものである点もいい。また、作劇する上では「ドラえもん」をかなり参考にしているのではないかと思う。ドラえもんの作劇の中心は「のび太とそれをとりまく子どもたちの物語」である。そして、特に劇場版(マンガでは長編版)ドラえもんの主題は「のび太とそれをとりまく子どもたちの成長物語」である。まさに「ベイマックス」はベイマックスと主人公とそれをとりまく5人の成長物語である。最後のクライマックスのベイマックスとの別れのシーンなども感動的だ(いかにも劇場版ドラえもん的な感じである)。

というように、「ベイマックス」は面白くて感動して、元気を与えてくれるアニメであるといえる。
【733】

RE:これで最後にしま  評価

ゆさみん (2015年03月08日 13時02分)

Piroさん。

映画で表に出ている場面の裏に、こういうことがあったのではないか、と想像するのは楽しいですよね。

また、機会がありましたら、お立ち寄り下さいませ。
<  132  131  130  129  128  127  126  125  124  123  122  121  120  119  118  117  116  115  114  113  112  111  110  109  108  107  106  105  104  103  102  101  100  99  98  97  96  95  94  93  92  91  90  89  88  87  86  85  84  83  82  81  80  79  78  77  76  【75】  74  73  72  71  70  69  68  67  66  65  64  63  62  61  60  59  58  57  56  55  54  53  52  51  50  49  48  47  46  45  44  43  42  41  40  39  38  37  36  35  34  33  32  31  30  29  28  27  26  25  24  23  22  21  20  19  18  17  16  15  14  13  12  11  10  9  8  7  6  5  4  3  2  1  >
メンバー登録 | プロフィール編集 | 利用規約 | 違反投稿を見付けたら