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【522】

RE:映画について語ろう  評価

ゆさみん (2014年02月14日 00時21分)

専業師・黎(レイ)の第3話をお届けします。

のほさんが快調に「仁義なき戦い・番外編」を書いているので、私もちょっとだけ早めにアップです♪

・・・っていうか、のほさん。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
(私がなぜ謝るかは、分かる人は分かりますね)

というわけで、次回はいよいよ最終話。

「第4話 さらば専業師・黎(レイ)」

ではなくて・・・

「第4話 勝利の方程式」

であります。
【521】

専業師・黎(レイ) 第3話(1)  評価

ゆさみん (2014年02月14日 00時44分)

「専業師・黎(レイ)」 第3話 伝説のプロ

ホールの前の行列。ざわざわと多くの人が並んでいる。
レイ・コーラ・ピンクもその列に並んでいる。
それぞれの人物を簡単に紹介。(略:レイ・コーラは前話で出ているから簡単に)
ピンクについては・・・
【こいつはオレの追っかけの通称ピンク。ピンク色が好きでいつもピンクの服を着ているからオレがつけた。自分ではオレの弟子だって言っているようだが、オレは弟子は取らない主義で認めていない。しかし、なぜかおれになついてくる迷惑なヤツだ】
コーラ「どひゃ〜、こりゃ異常ッス。おかしいっす。人類の終わりッス」
ピンク「大体300人くらいはいますかねぇ」
レイ「ああ、半端じゃね〜な〜、大したアピールもしていないのにこれだけ集まるってのは、今日が本イベだってみんな分かっているからだろうな」
コーラ「あっちにもこっちにも専業がいっぱいッス。こりゃ、もう、抽選番号が全てッス」

ピンク「もちろん、レイさんはその中でも狙い台をしぼっているんですよねえ」
レイ「まあ、な」(当たり前だろーが)

抽選箱から引くレイ。
憮然とした表情。
ピンク「どうでしたレイさん? オレは64番です」
コーラ「やっぱ気合いっすね、気合い」手にひらひらと番号クジ8番の文字。
コーラ「レイさん、もしかして老化パワー炸裂っすカ?」
だまって出す手には番号クジ197番の文字。
コーラ「相変わらずッス。さすが鍛え方がちがうッス。今日も臨終ッス」
ピンク「でも、レイさんにはモモちゃんがいますよねぇ?」
レイ「今日はエステだとよ。ついでに欲しい服の分も稼いでくるよう頼まれてる」(憮然として)
ピンク・コーラ「・・・・ご愁傷さまでス」(頭を下げて)

ダッシュで店に入る客たち。
その中でゆったりと歩きながら【一応今日のオレの狙い台をいうと】
「北斗の拳・転生の章」台の筺体の絵。必要なら仕様の説明も入れる。
【登場して1年近くになるがいまだに人気の台だ。この店には40台あるが当然狙い台はしぼっている。8番・25番・40番とあとは気になる台がありはするのだが・・】
ぎっしりの客付きの北斗のシマ。
レイ「やはりな。どこも空いていないか・・・うん?」
よく見ると、一台だけぽつんと空席である。
レイが台の前に立つ。番号は38番。
レイ「くっ・・だろうな」
【じつは気になっている台というのが、この38番台だ。オレは設定を入れるとすればこの38番台に入れてくると考えている。しかし・・・この台だけは多くの常連や専業たちからこう呼ばれている】
荒野に君臨するように立つ38番台のイメージ。
【悪魔の38番台】
台から悪魔が出てきて座っているプレーヤーを飲み込もうとするようなイメージ。
【誰も勝っている人を見たことがない。設定が入っていても絶対に出ない。実際に多くの専業もチャレンジしたが、ことごとく玉砕している。この一年で誰が打っても勝てない。そういう台なのだ】
(しかし、高設定の台はたぶんこの台くらいしかない)台に座るレイ。

1時間後。
液晶には1340あべしの文字。
「く、いきなり深いところまでつれていかれたか・・。天波がそこそこあったので800G台では当たりそうだが・・・」
【結局、825G1420あべしで当たり】
【も、単発】
画面、終了画面で128枚の文字
バシュー
レイ「・・・・」
【520】

専業師・黎(レイ) 第3話(2)  評価

ゆさみん (2014年02月14日 00時33分)

ピンク「レイさん、はい」(と、コーヒーを差し入れする)
コーラ「オレもッス」(と、コーラの差し入れ)
レイ(もらいながら)「おい、一体何なんだ」
「オゥ、俺からもな」と、これは第1話に出てきたプロ仲間。

と頭上を見ると・・・ドル箱を置くスペースにコーヒー缶が5本ほど・・
【ちきしょう、まるで10万はまっているみたいじゃねーか】
コーラ「レイさん、まだ、その台打つッスか? 本気ッスか?」(と哀れな目で)
レイ「当たり前だっ!」
コーラ「いや、たぶん無理ッス。(手を顔の前で振りながら)いくらレイさんでも、伝説のプロじゃあるまいし」
ピンク「え、伝説のプロって何ですかぁ?」
レイ「ピンクはまだあまりこの店来たことないから知らないのかしらねえが、このホールじゃ、有名な伝説よ」
「台が入った一年ほど前に一度だけこの台が万枚をたたき出したってな」
「何でも出したヤツってこの辺じゃ全然知らないヤツで、座ってすぐ万枚をだしたとか、なぜか知らないが打っていたヤツはず〜〜っと笑っていたとか、目押しがぜんっぜんうまくなくてスイカやチェリーこぼしまくりだったとか・・・なんだか美しささえ漂わせる目鼻立ちの整った顔だったとか・・・外人だったという話もある。」
(以上、長台詞だが、顔をベタで塗り、口だけ笑っている、ハロウィンのスイカのような感じの人物が、グロテスクに打っている想像図を数カット)

コーラ「そうッス。もう都市伝説レベルッス。訳わかんないッス。」
レイ「そう、それからそのプロは一度もこの店には来ていない。それからその伝説のプロはこう呼ばれるようになった・・・」(もったいぶって)
レイ「悪魔のキューピーってな」
ピンク「あ、悪魔のキューピー??」(ぞくっとするピンク)
レイ「(笑って)まあ、そんな伝説はおいといて、オレはただ高設定の台をひたすら打ち続けるだけだ。現に初当たりは悪かったが挙動としては高設定を示しているしな」
コーラ「レイさん、笑っていられるのも今のうちッス。オレの未来予想によると、レイさん、今日は厄日ッス」
レイ「ほっとけ。ほらほらさっさと自分の台に戻った戻った」(手を振る)

4時間後・・・・
どよ〜んとした空気の中で、台に座ってうなだれているレイ。
むろん、台の上の箱はカラ。
ピンク「レイさん・・・」(かける言葉なくしている)
コーラ「ほ〜ら、言わんこっちゃないッス。悪魔の38番台の本領発揮ッス。今日も玉砕ッス。一体いくら持って行かれたッスか?」
レイ「ジャスト・・・10万だ・・」
コーラ「・・・・はい。これでも飲んで元気出すッス」手に持ってたコーラを差し出すコーラ。
レイ、力なく立って、台を離れる。
ピンク「レイさん、もう止めるんですか?」
レイ「ああ、パチの羽根台でもよさそうなの置いてるから遊んでいるよ」
ピンク(コーラに)「レイさんのあんな姿初めて見ました」
コーラ「まあ、専業もたまには負けることはあるってことさ」
【519】

専業師・黎(レイ) 第3話(3)  評価

ゆさみん (2014年02月14日 01時10分)

放心状態で羽根台を打っているレイ。
「レイ!!」いきなり後ろから目隠しをされる。「わっ」
ビックリして後ろを向くと、レイの妻のモモが派手な服装で満面の笑みで立っている。
モモ「来ちゃった〜へへへ」
レイ「お前今日はエステって言ってたよな」
モモ「うん、今終わったとこ。近くだったから来ちゃった。なんか今日はえらくお客さん多いわね」
レイ「ああ、まあイベントだからな」
モモ「あっそ。じゃ〜勝ったんだ。(にこにこと)もう十分勝ったからパチンコやってんだね」
レイ「(顔をひきつらせて・・)ああ、まあな」
モモ「じゃーちょっとこっちへ来てよ。今、スロット打ってたら当たったのよ。7の目推ししてよ」っと手を引っ張られる。
レイ「分かったよ。どの台だ?ジャグラーか?」
モモ「(にこにこと)この台だよ〜」
台の前で愕然とするレイ。その前には悪魔の38番台がある。画面には「Win」の文字。
レイ「お前・・いったいいくらで当たったんだ?」
モモ「うん?千円」
レイ「せ、千円だと・・・?」(ワナワナと)
モモ「うん、ちょっと回したら賑やかになって敵を倒しちゃった〜。すごいね、イベントだからすぐに当たるのね?(にこにこ)」
レイ「(引きつった顔で)ああ・・・でもこの台、ボーナス終わってゾーン抜けたら止めといたほうがいいぞ」
モモ「どうして?ってゾーンって何?(きょとん)」
苦笑しながら
【まさか、カミさんにおかま掘られるとはな・・しかも、目押しってこの台、ボーナスそろえるのに目押しの必要ないし・・】
レイがレバオンすると、北斗揃いを狙えの画面・・・
周囲の人もギョッとなる。
モモ「へえ〜7じゃ無いんだ。これってレギュラーってこと?あ〜あ、ショック〜」
レイが揃えると、当然のようにオーラの色はレインボー。
レイ「・・・・」
モモ「ねえ、レイ。レギュラーでも、ゾーンってあるの?どう打てばいいの?(にこにこと)」
レイ「ああ・・・まあ普通に打てばいいよ・・」
【518】

専業師・黎(レイ) 第3話(4)  評価

ゆさみん (2014年02月14日 00時07分)

閉店30分前・・・
38番台前をかこんでスゴイ人だかりが出来ている。ざわざわと。がやがやと。
頭上と椅子の後ろにカチ盛りのコインが積んである。
客「おい、万枚は確実にいってるよな」
「ああ、何でも座ってすぐに当たって、一度も負けてないらしい」
「うそだろ、一体勝舞魂いくつくらいもってんだ?」
「最高90個くらいいってたらしいが引きもスゴイらしい。ほとんどが5G以内で継続してるんだと」
「SPバトルもしょっちゅう入っていて、また継続もすごいんだって?」
「今も50個あるじゃね〜か、こいつは確実に閉店までいくな・・」
「しかし、下手くそだよな、何回も押す順番間違えているし子役こぼしているし・・・」
周りのつぶやき聞こえていないようで、るんるんと台に向かっているモモ。
台の最後尾にたって呆然と見ているレイ。ピンク。コーラ。
ピンク「モモさん、すごい・・」

閉店後、居酒屋で料理を前にテーブルを囲んでいるレイ、モモ、ピンク、コーラ。
「かんぱーい」とグラスを合わせる4人。レイだけは浮かない顔。
コーラ「いや、すごいッス。さすがレイさんの奥さんだけ、あるっす。おれ、惚れ直したっす」
ピンク「コーラさんが惚れてどうするんですかぁ。ところでモモさん、何枚出たんですか?」
モモ「へへ〜(にこやかに)」携帯の画面を出す。12042枚の文字。
コーラ「グウの音も出ないっす。おれはバイオで3520枚っす」
ピンク「手堅くジャグラーで2120枚です」
モモ「で、レイはどうだったの?」(にこにこと)
ぎくっとなるレイ。そして、コーラとピンク。
レイ「ああ、まあ、そこそこな」(引きつりながら)
モモ「あやし〜い、さては私より出したな。いったいどれだけ出したんだ。言えっこらっ」(うれしくて悪のりしている)
あわてて繕うコーラ。
コーラ「いや〜それにしても、今日の枚数ってあの38番台の最高枚数ッスね。伝説のプロも形無しッス」
モモ「え〜〜、それは違うよ〜もともとあの台、私に相性いいもん。前に打ったときにはもっと出したことあるよ。13000枚くらい出したもん」
「えっ??」と動きを止める3人。
【517】

専業師・黎(レイ) 第3話(5)  評価

ゆさみん (2014年02月14日 00時06分)

レイ「ええと・・・お前があの台で出したのどれくらい前だ?」
モモ「(思い出すしぐさ)え〜と、1年くらい前かなあ、あの台が入ってすぐだったよ〜。やっぱりエステ終わってから、入ったらあの台しか空いていなくてさ。打ったらすぐに当たったよ。だから、ああ、この台ってバクハツ台なんだ〜〜って思ってたの。そしたら今日もあの台だけ空いていたから・・」
3人、はっとして、いきなりモモをガン見。

3人顔を見合わせて・・・
レイ「この辺じゃ全然知らないヤツだ・・・」
コーラ「座ってすぐ万枚をだした・・・」
ピンク「ず〜っと笑っていた・・・」
レイ「目押しが全然できない・・・」
コーラ「スイカやチェリーこぼしまくり・・・」
ピンク「美しさを漂わせる外人っぽい目鼻立ちの整った顔・・・」

モモ「えっ? 一体どうしたの?」

3人そろって「悪魔のキューピー!!!」

モモ「何なのよ〜、悪魔のキューピーって何?」

3人ぷっとふきだし、げらげら笑う。
レイ「お、お、お・・・お前が悪魔のキューピー」
腹を抱えて笑う。
モモ「だから悪魔のキューピーって何のことなのよ〜?」(意味が分からない)
ピンク「いや、何でもありません」(こちらも笑いを我慢できない)
コーラ「何でも無いッス」

居酒屋の外観。そこから楽しそうな会話がきこえてくる。
モモ「うそつけ〜こら、レイほんとのこと言え」
レイ「いや、おれも分からん」
モモ「言え〜〜」
ピンク「モモさん、ジョッキを投げないでくださいっ!!」
静かに夜は更けてゆく。

(了)
【516】

RE:映画について語ろう  評価

ゆさみん (2014年02月11日 23時40分)

天井さん、どうもです。

専業師・黎(レイ)第2話。
楽しんでもらえたようで何よりです。

黎(レイ)のネーミングは一時間くらい悩みましたね。
自分でも気に入っています。

で、名前に会うようにキャラ設定も若干変えましたからね。
以前の主人公設定は、相棒の水谷豊でしたから(笑)

>そろそろモモさんが活躍するのかな?
>楽しみです(* ̄ー ̄)ニヤリ

鋭いなあ。
お楽しみに。次回は第2話の倍くらいの分量にはなります。
【515】

RE:映画について語ろう  評価

天井キラーak (2014年02月11日 23時12分)

ゆさみんさん お部屋の皆さま方
こんばんわ〜


専業師、南国育ちが出てくるかー!
某Y氏とイベ連打ちで打った日の出来事が思い出されますがな。
二人の整理券はあぽーんで、新台は無理無理。
エヴァなんかに設定入れるわけがない。
私は南国一本。そこに先客Y氏(驚愕

二人で一発飛びで狂喜も、単と奇数連…。
懐かしす。


それにしても、主人公の黎(れい)。
ネーミングに苦しんだでしょう。
ガロが好きだから…とか無しですね。(爆)


そろそろモモさんが活躍するのかな?
楽しみです(* ̄ー ̄)ニヤリ


(心の叫び)
テレビじゃなくて、映画館でちゃんとした映画を観たいよぉ。



一言。
真の映画って、なんですか?意味が分からない。
一度見て心に残った映画は真の映画じゃないのかな?
ならば私は心に残る映画が好きですね。
【514】

RE:映画について語ろう  評価

ゆさみん (2014年02月11日 23時02分)

狼氏。

なるほど、私が予想していたとおり、狼氏はスロも打っていたのだね。
5号機になってやめていた人、けっこういたもんね。


・・・・ところで、自分の部屋で起こっていることにトピ主としてどう対処されるのか、注視しているぞよ。

自トピだとはいえ、独断と偏見だとはいえ、公開の場にさらされる以上、トピ主の責任が問われる。

「人にはそれぞれ意見の相違というものがあります。言いたいことがあるなら、存分にどうぞ」
などと言って、責任放棄だけはされぬよう・・・

【編集】
今、見てきたがさんはなさんの要望を受け入れてくれたようでまずは何より。

でもさ、人にどうすればいいか訊くより、トピ主なんだから流れを見て自分で判断しなさい。

何でもかんでもトピ主責任にする、とか被害者みたいなことを言わない言わない。
【513】

生頼範義展に行ってきました(1)    評価

ゆさみん (2014年02月11日 23時58分)

感無量である。
2月9日(日)行ってきたのである。
「生頼範義展」に。

http://japan-attractions.jp/wpxxxxx/wp-content/uploads/2013/11/img_noriyoshiohrai2013miyazaki.jpg

生頼範義(おうらいのりよし)

この画家がいかに凄いか。知る人ぞ知るの人であり、特に昔からのSFファンでこの人を知らない人はいないというぐらい有名な人である。

で、私はSF大好きな人であるから、生頼範義氏も当然知っているし、大好きなイラストレーターである。
企画展のホームページにはこう紹介されている。

世界的イラストレーター生頼範義の画業を一望できる初めての企画展。
映画や小説のみならず様々なメディア に作品を50年近くにわたり発表し続けてきた孤高の作家・生頼範義氏の仕事を再評価する動きが高まってきています。
世界的イラストレーター生頼氏の画業を一望できる初めてのこの企画展は、日本の財産として生頼氏の数千点に及ぶ作品から約1,000点(うち原画・下絵 約300点)を選定した最大規模の個展です。
FAXもメールもない時代から実力だけで世界中を相手に作品を描き続けた生頼氏の偉業を回顧すると共に、地方で頑張る若者たちに作品を通して、夢と希望を与える企画展です。


よく分からない人は・・・そうだなあ「ゴジラ」のポスターを描いた人といえば分かるだろうか。平成ゴジラシリーズの全ポスターを描いた人である。
最近では、草剛版の「日本沈没」のポスターを手がけていた。
またコーエイのゲームで、「信長の野望」などのパッケージも手がけていた。
さらにSFファンなら「スターウォーズ 帝国の逆襲」のポスターを描いた人といえば分かるだろうか。これは日本のみならず、世界にも公式ポスターとして認められた。
1970年台から1980年台にかけては、この人の装丁の本が書店に無いというくらいカバー絵を描き続けていた。創刊時から描き続けていた「SFアドベンチャー」の表紙絵。小松左京・平井和正氏の本はほとんどこの人が描いていた。独特の油絵チックな絵はファンも多く、小松左京氏にいたっては、頼み込んで「ゴルディアスの結び目」の原画をもらい受け、書斎に飾っていたという。また、小松左京マガジンで描いた氏の肖像画は氏の葬儀の際に、遺影としてかざられていた。

他にも「ジュラシックパーク」の恐竜の絵とか、ベストセラー「気くばりのすすめ」で著者の鈴木健二氏を点描で表紙に描いたり、頼まれた仕事は断らない人で、とにかくいろいろなジャンルの絵を描いていた。

氏がどれだけ影響を与えていたかというと、展示会場で売っている画集(これは後にプレミアがつくことは必至である)にコメントを寄せた人の名を挙げるだけでわかる。庵野秀明氏、大友克洋氏、細田守氏、原恵一氏、樋口真嗣氏、加藤直之氏、川北紘一氏、寺田克也氏・・・などなど。

http://ohrai.net/comments
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