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【210】 | 人類は悪? パチ屋の狼 (2013年09月13日 23時19分) |
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こんばんは。 ジャンル不問で、ちょっと語りたい事が。 敵役の中には、かなり珍しい事情で主人公側(人類)に敵対しているものがあります。 例の「ザンボット3」以外でも、タイムボカンシリーズ最終作品にして最高傑作と言われる「逆転イッパツマン」では、敵であるシャレコウベリースのコンコルド会長(実は孫娘のミンミンも同一人物だった)が、本当は宇宙人だったという衝撃のラストですが、敵対する理由が、 「イッパツマンとして使われていた『サイキックロボット』が実用化されれば、貪欲な人類はやがて宇宙に進出して、宇宙の全ての資源を乱開発して食い尽くしてしまうと思われる為、タイムリース社(主人公側)のサイキックロボット開発計画を阻止する。」 というものでした。 また、「メタルマックス」というRPGでは、「ノア」という「スーパーコンピューター」が、 「地球環境を再生・保全するにはどうすれば良いのか。」 という問題を解決する為に導き出した答えが、 「人類が居なければ良い。」 というものだった為に人類抹殺を考え始め、これまで戦っていた敵(モンスター)が、実はこのノアが作り出したものだったという理由付けがされています。 OVA「トップをねらえ!」では、劇中で研究者が、 「宇宙全体を1つの生命とするならば、敵である宇宙怪獣は、『人類という異物』を『排除』する為の『免疫抗体』みたいなもの。宇宙にしてみれば、人類から受ける恩恵など何一つ無い。例えるなら、我々人類は『宇宙に浮かぶゴミ』。」 と発言しています。 「風の谷のナウシカ」でも、 「人類の脅威である『腐海』は、人類が汚した世界を浄化する為に存在しており、『虫』はその腐海の『守護者』である。」 という位置付けがされています。 この様に、 「実は人類の方が悪者だったのか?」 という作品が、少数ですが存在します。 |
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【211】 |
ゆさみん (2013年09月14日 09時57分) |
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これは 【210】 に対する返信です。 | |||
パチ屋の狼さん、こんにちは。 まずはピワ復帰、安心しました。 さて、ご指摘の件。 実は他にも挙げるとすればいっぱいあります。 「海のトリトン」ラストでは正義として描かれてきたトリトン族が侵略者でもあるという視点が描かれていました。 「ウルトラセブン」の「ノルマントの使者」海底で生活をしていたノルマントを人類がめちゃくちゃにして、その使者である少年に、人間の側につくウルトラ警備隊を「ウルトラ警備隊のバカヤロー」と言わしめました。 ちょっと毛色は違いますが、「ウルトラマン」の「故郷は地球」も、元は地球人だったのが宇宙での過酷な生活故に姿を変えることになったジャミラに対し、「地球の敵」としてウルトラマンがやっつける展開でした。うわべだけを取り繕う姿勢にイデ隊員が最後にいうセリフが印象的でしたね。これも悪いのは人類の方、という視点といえばそうかもしれません。 究極は横山光輝「マーズ」でしょうか。地球人の側に立つ人物として描かれていた主人公マーズは、ラストでは地球人の悪の場面を目の当たりにして、ついには地球を消滅させてしまうという結論にいたり、地球は消滅してしまうという・・・何ともはやすごい展開でしたね。 戦いを描く上では、当然ながら「はたして本当に自分たちの方が正義なのか」という考え方は出てくると思いますので、その考え方をいろんな形で設定に取り入れてそういう例が多いのだと思います。 |
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