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【1169】 |
ドウコク! (2009年11月19日 22時36分) |
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これは 【1166】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 昨日のメルカトルさんのレスから。 >さぞかし品揃えも良いのでしょう。 あれ? メルカトルさんは、昨日私が挙げた本屋さんに行かれたことはないのでしょうか? 大きいですよ。 学生時代はまだしも、仕事の関係でこちらにもおられた(=あの二つは行っている筈)ような気がしたのですが。 >それはどうなのでしょう、案外購買者の良心に任せているのかもしれませんよ。 何と、それなら、はっきり言ってヤリ放題ですよ。 今度やってみようかな。(笑) ウソですけど。 でも、魔がさしてしまう方も結構いるかもしれない、システムです。 >『ハサミ男』は以前にも書きましたが、ネットで検索中に、この作品のトリックの肝である犯人が誰か分かってしまったので どうなのでしょう? 少なくとも私は、犯人以外にも、もう一つ大トリックが使われている、と判断したのですが。 例え犯人が分かっていても読む価値が……、と書こうとしたのですが、やはり、やめます。 確かに、犯人が分かっていれば興ざめすること、はなはだしいですものね。(仮に他の部分が凄くても) 心中、お察しします。 さて、今回の購入候補ですが、「誰彼」 「桜宵」 「麻耶作品」 が当面の目標ですが、 先日、新聞で外国作品、「幽霊の2/3」というのが採り上げられていました。 これにも興味が湧いています。 |
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【1168】 |
ころころ (2009年11月19日 14時56分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
お部屋の皆様、こんにちは。 今日の曇天は殊更にメルカトルさんの苦手な寒さが際立っているようですね。 防寒と温かい食べ物で受難を耐えてくださいませ。 ・ドウコクさん。 >読了、ご苦労さまでした。 >現行のミステリ状況を鑑みると、やはり京極作品は避けて通れませんね。 >「魍魎の匣」、今後の購入計画の参考としたいので、ご報告、とても楽しみです。 ドウコク!さんの読書する時のスタイルがわからないのですが、 基本的にはご自宅で熟読されますか? 私は、職場の昼休憩時間や出先の空き時間にも読むようにしているので、 バッグに入れて持ち歩くのですが、1冊まるごとのを購入してえらく後悔しました。(笑) 辞書のごときあの厚み、重くて重くて。 「鉄鼠の檻」はまだどうすべきか悩んでいるのですが、 次に買う事に決めたら、分冊を買うつもりです。 少々値段が高くなりますが、重さよりそっちを取る事にします(^^;) ・メルカトルさん。 では、昨日の続きです。 メルカトルさんのレスを受けつつ進めさせて頂きますね。 >確かにハッピーエンドとは程遠いエンディングを迎えることになりますね。 >しかし、その救いのなさが京極氏の真骨頂であり、厳しい現実を読者に突きつけることにより、「だから事件に関わりたくなかったのだ」と京極堂の代弁をしているような気がします。 よ〜く、わかります。 そうなのでしょうね。 しかし、私は、やっぱり何かホッとさせてほしかったです。 消失トリックなどよりも、このストーリーにおいては、「動機」の渾沌状態と言えばいいのか、 私はそちらを重視してしまうのです。 みんな自分勝手で、みんな、自分が一番欲しいものを求めて、 みんな、叶わなかった。 誰がいいとか、悪いとかではなく、みんな悪い。みんな、悪くない。 みんな責められるべきであり、みんな責められない。 つまり、徹底的にこいつのせいだ!というヒール(悪役)が決めつけられない。 これが、私的には悲劇の根っこなのだと思います。 (だけど、ひとりだけ悪くないと思える人物は居ます。そして一番かわいそうだと思いました。 「柚木加菜子」です。) 最後の最後に関口が言った「雨宮くんは、今も幸せなんだろうか」との問いに対して 京極堂の放った言葉。 「それはそうだろうよ、幸せになることは簡単なんだ」 そして、そのあとに続く言葉…。 それが、尚更私には残酷で悲劇的に思えて仕方ありません。 人は…人とは、そうならなければ「幸せ」になることは難しいのか?  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ おそらくは幸せ・不幸せとは全て自分の心の持ち様だということなのでしょうが。 私はラストのこのくだりで余計に辛さを噛み締める思いとなりました。 もう、ミステリーの感想とは程遠くなっちゃいましたね。(笑) 明日は、コミックスとの比較、そして今後のビジュアル化の考察を書いてみたいと思います。 では、また。(^^)ノ |
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【1167】 |
ドウコク! (2009年11月18日 23時24分) |
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これは 【1166】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、再びです。 うわー、「ハサミ男」の件、残念でしたね。 ならば、こちらは触れないことにします。 明日は、今日に関連してのお話にします。 では、おやすみなさい。 |
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【1166】 |
メルカトル (2009年11月18日 22時56分) |
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これは 【1163】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 大阪には大規模な書店があって羨ましいですね。 さぞかし品揃えも良いのでしょう。 その点私は田舎住まいなので困ったものです、そこそこの規模の書店でも目当ての小説がなかったりすることもしばしばです。 >もちろん、その辺は、キチンと対策が施されていて、たかが本と言えど、店を出る段で発覚してしまう、というような仕組みが、 >当然存在し(これはあくまで推測)、店側の被害はあまり発生しないようになっているのでしょうが それはどうなのでしょう、案外購買者の良心に任せているのかもしれませんよ。 だってそんなシステムに、相応の金額を掛けるとも思えませんから。 しかし確かに2Fで本を選んで、勿論購入するつもりだが、1Fに降りる階段の途中で魔がさしたりする人も出てきそうな気はしますね。 >「病院坂の首縊りの家」 「悪霊島」 「ハサミ男」(読まれていたはずですが、最近、『読む気をなくした』という記述があったので。) 『病院坂の首縊りの家』『悪霊島』は読みました。 『ハサミ男』は以前にも書きましたが、ネットで検索中に、この作品のトリックの肝である犯人が誰か分かってしまったので、断腸の思いで読むのを諦めました。 本当は読んでみたかった小説のひとつだったのですが、トリックが分かっていて何百ページも読むのは多分、苦痛を伴うと判断したからです。 迂闊にネットで検索してしまった私が悪いのですが、ネタバレ注意の警告も無しに堂々とメイントリックをネットに乗せるのは反則でしょう。 心無い読者によって私のような被害者が出ないことを祈るばかりです。 ではまた ^^ |
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【1165】 |
メルカトル (2009年11月18日 22時54分) |
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これは 【1162】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、こんばんは。 >私は絶好調なのですが、メルカトルさんは大丈夫ですか? 大丈夫じゃないです。 風が冷たいです、身に沁みます。 このまま冬になってしまうのでしょうか、それは辛いのでもう少しだけでも暖かい日が戻ってこないかな、と思う今日この頃です。 >まず「姑獲鳥の夏」で描き切れなかったレギュラー陣の >キャラクターの背景がより詳細に書かれていますね。 京極氏の最高傑作と称される背景にはそれらの描写があったからでしょうし、この各キャラの設定が、日本推理作家協会賞を受賞した一助になったのではないでしょうか。 さらには、アニメ化されたのも、その辺りを題材にしやすかったという理由もあるのではないかと思います。 >私が言った「読者の読後感に辛さが残る」 というのはこの「救いがない」部分にあります。 確かにハッピーエンドとは程遠いエンディングを迎えることになりますね。 しかし、その救いのなさが京極氏の真骨頂であり、厳しい現実を読者に突きつけることにより、「だから事件に関わりたくなかったのだ」と京極堂の代弁をしているような気がします。 勿論、私的には読後感は爽やかさは残りませんでしたが、物足りなさは感じませんでした。 なぜなら事件の謎はすべて過不足なく解明されていますし、もともと本作は悲劇を描いた物語だと思うからです。 人間の業が生んだ数々の悲劇が、最後に美馬坂の研究所を舞台に解き明かされていく過程は、見事にこの物語を集約している気がします。 ではまた ^^ |
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【1164】 |
ドウコク! (2009年11月18日 22時32分) |
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これは 【1162】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、いかすみー。 まだ、窓は開け放っています。 でも、かなり涼しくなりました。 お蔭で、コタツの気持ち良さが、グンとアップしています。 今、ぬくぬく感が大分、高まってきています。 もうしばらくしたら、それはピークにまで達するでしょう。 ただし、それを過ぎると、コタツだけでは物足りない感になってしまい、それはそれで辛いところ。 読了、ご苦労さまでした。 現行のミステリ状況を鑑みると、やはり京極作品は避けて通れませんね。 「魍魎の匣」、今後の購入計画の参考としたいので、ご報告、とても楽しみです。 よろしくお願いします。 |
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【1163】 |
ドウコク! (2009年11月18日 22時05分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 今週か来週あたり、「遠出」して、新しいのを購入するつもりです。 (まぁ、「遠出」の用事は書籍購入だけではないですが。) 行く先は、梅田=キタです。 ころころさんとのやり取りの中で、メルカトルさんが大阪を少し御存じなようですので、 敢えて書いてみました。 目当ての本屋は、「旭★」と「紀★國屋」です。 いずれも、大きな本屋さんで、たくさんの品揃えがあり、重宝しています。 ビル8F建ての「旭★」は、レジが毎階ごとではなく、今は奇数階(だったと思う。他の階では余り買わないので、あやふや)だけ、 となりました。 文庫本コーナーは2階なので、代金を支払うには、1階まで降りなければなりません。 その手間は別に構わないのですが(どうせ下に降りるのだから)、ここで心配事が一つ。 その階で支払いを済ませないで良いのなら、「こっそり隠して持ち帰ってやろう」、という不埒者が以前より出るのではないか、 ということです。 もちろん、その辺は、キチンと対策が施されていて、たかが本と言えど、店を出る段で発覚してしまう、というような仕組みが、 当然存在し(これはあくまで推測)、店側の被害はあまり発生しないようになっているのでしょうが、 でも、そんな考えを誘発させてしまうのもどうかな、と感じています。 コンビニなどでは、カラーボールをあからさまに客に見えるように、配置しているところがあります。 これは、実際に使うというよりも、見せることで、犯行を考えている者への抑止力、として置いているのだと思います。 つまり、被害が起こってから犯人を特定しやすくするというよりも、犯罪そのものを事前に抑えようという。 その点、かの店の方式はどうなのかな、とふと思ったので、つい書いてみました。(批判ではなく、感想) さて、明日はミステリに戻るつもりです。 そこで、既読かどうか確認。 多分、読んでおられるとは思いますし、聞くのも失礼かと思いますが、念のため。 「病院坂の首縊りの家」 「悪霊島」 「ハサミ男」(読まれていたはずですが、最近、『読む気をなくした』という記述があったので。) |
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【1162】 |
ころころ (2009年11月18日 18時40分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
お部屋の皆様、こんにちは。 駆け込むように冬がやって来た感じですね。 私は絶好調なのですが、メルカトルさんは大丈夫ですか? さて、本日は「魍魎の匣」についての第一弾。 このテーマ1本でご容赦です。 まず「姑獲鳥の夏」で描き切れなかったレギュラー陣の キャラクターの背景がより詳細に書かれていますね。 榎木津の家族構成(父親の事など) 木場の警察内のポジション、私生活(住まいの様子) 関口の小説の発表作品の数や詳細。 京極堂の、戦時中にしていた仕事。 etc.etc. (特に京極堂の過去の仕事があったから美馬坂との接点が発生するわけですね。) 昨夜も少しだけ述べましたが、事件に関わった今回だけの登場人物達は 最終的に客観的な立場で言えば誰も救われなかった。 これは「姑獲鳥の夏」でもそうだったのではないか。 全て、謎が解けて解決することが「誰も」めでたしとならない。 それどころか、さらに新しく事件を呼んでしまう。 私が言った「読者の読後感に辛さが残る」 というのはこの「救いがない」部分にあります。 キャラに感情移入しやすい私だけなのかもしれませんね。 何だか中途半端な書きかけですが、本日、時間があまりとれませんので、 申し訳ないですが、続きはまたということで御勘弁です。 では、また(^^)ノ |
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この投稿に対する 返信を見る (2件) |
【1161】 |
メルカトル (2009年11月18日 00時10分) |
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これは 【1159】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、こんばんは。 『魍魎の匣』読了、本当にお疲れ様でした。 明日から色々ご意見をお聞きできそうで、楽しみです。 ではおやすみなさい。 |
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【1160】 |
ドウコク! (2009年11月17日 23時28分) |
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これは 【1158】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、再びです。 >まあおそらくは、謎をより深めようとするあまり、そのような行動をとらせることになる結果となったのだ 同感です。 また、この点を気にするのは、私だけで、他の方には気にならないと思います。 ころころさん、ぜひ、マグロをお食べ下さい。 こうなったら、私も明日はそのお刺身にします。 では、おやすみなさい。 |
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