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【5679】 |
脂雛 (2012年02月12日 01時26分) |
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これは 【5675】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、 自分の勝手な喩えなので、保証の限りではありませんが 松尾芭蕉は、 「閑かさや、岩にしみいる、蝉のこえ」 ですよね。広い風景を描いているのに、5/7/5 に全てをとじ込めようとしている。 自分の京極夏彦のイメージは、豊穣だが、過剰、 蘊蓄と、博学に溢れかえっています。民俗学風小栗虫太郎ってかんじ。キャラは立っているけど。 チェスタートンは、長い物は書けないのか、書かないのか、 でも、結晶のような作品に見えます。 豊穣な世界なのに、余分なモノが削ぎ落ちた、結晶世界。 なので、京極作品を芭蕉が扱うと、 あんなかんじなのかなあ、って。 京極さんで読んでいるのは、うぶめ〜じょろぐも までです。ちょっと長さに疲れてきました。 面白いんですが、自分には、あとに残らない。 テッソの檻が一番好きかな。宗教をトリックに使っている からかも、理由は。ブラウン神父モノもそうだけど、 宗教をうまく遣うと、意表を突く世界が描けると思う。 |
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【5678】 |
メルカトル (2012年02月11日 23時27分) |
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これは 【5676】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >ところが、そのスーパー、お買い得なのは「1円セール」のものだけではなくて、他にもお買い得なのが結構あります。 そうですか、それは素晴らしいお店ではありませんか。 おっしゃるように、あまり知られていないメーカーから安く仕入れて、大量に売りさばくという、典型的な薄利多売なのでしょうね。 私の行くスーパーでもたまにあまり聞いたことのないメーカーのカップ麺とかが、数量限定で安売りされている事があります。 コンビニなどで売れ残った商品を特売している事もありますね。 いわゆるわけあり商品的な扱いで、常識では考えられないような値段で売りさばいているというわけですね。 おそらくそのスーパーも、わけあり品を安く大量に仕入れて、利益を出しているのだと思います。 だから、他店より格安で売られているんでしょうね。 >取りあえず、購入します。 使いみちはまだ、よく分かっていないのですけど。(笑) 使いみちは色々ありますよ、とにかく煮物には何でも使えますし、焼きそばなどの隠し味なんかにもいいですよ。 >で、マルシンのチキンハンバーグ、とても懐かしい味がしました。 ああ、イシイのチキンハンバーグですね。 試されましたか、結構イケたでしょう? しかし、羨ましいです、1、5倍がたったの100円で買えるとは。 ちょっと普通では考えられないですよ、いや本当に近所の方々はラッキーだと思いますね。 >例えるなら、「翼ある闇」の夕顔と香月のような感じ。 ああ、なるほど。言ってみれば人形同士の会話のようなものでしょうか。 確かにあの会話は、いかにも作り物めいていましたからね。 まあ、『翼ある闇』自体がリアリティに欠ける、作り物っぽさがウリではありますけど。 だからあの会話も、ストーリーから浮いているという感じは受けないんですよね。 でも別の作品で、いきなりあのような会話が出現したら、かなり唐突な印象を受けるでしょうね。 >「悪いと思っていただけに、読んでみると意外と良い作品、いや、傑作かも。」と思ってくれたら、幸いです。 気を遣っていただいて、ストーリーや肝心な部分に関しては触れられなかったので、ほとんど白紙の状態から読むことが出来ます。 その事に関してはとてもドウコクさんに感謝しています。 果たして私にとってはどんな位置づけとなるのか、今から楽しみです。 傑作と思えるかどうかは別として、異色のミステリをご紹介いただいて、ありがとうございました。 ではまた ^^ |
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【5677】 |
ドウコク (2012年02月11日 23時25分) |
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これは 【5665】 に対する返信です。 | |||
油雛さん、こんばんは。 >目も弱ってきますし、長編読む集中力が衰えますね。 おおお〜、よく分かりますぞ。 私も、この1、2年で老眼が急速に進行しまして、元々はド近眼だったのもあり、 今や近くも遠くも、そして細かい文字も見えにくくなってきましたよ。 読書に限らず、眼を使うことにとても疲れます。 >アンソロジーピース す、すみません、さっき調べたのですが、この言葉を知りません。 お恥ずかしい話ですが、良ければ意味を教えて下さい。 もしかしたら、油雛さんが他の方へのレスで触れている、上田秋成の「雨月物語」に、「牡丹灯籠」に似た話があるらしい (耳にはさんだ程度。 読んでいないので、真偽は知りません。)みたいなものなのでしょうか。 >創元推理文庫の『怪奇小説傑作集全五巻』 こちらはですね、記憶がかなり曖昧なのですが、そういう全集(確か全5巻だったと思う)に挑戦したことが、昔ありました。 ですが。 残念ながら、第1巻にして早くも挫折しました。 好み、嗜好の問題だと思います。 |
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【5676】 |
ドウコク (2012年02月11日 22時59分) |
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これは 【5672】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >凄いですね、その分ほかの商品が買えるという集客術だと思いますけど。 ところが、そのスーパー、お買い得なのは「1円セール」のものだけではなくて、他にもお買い得なのが結構あります。 野菜やお肉の一部、など明らかに他より安いし、インスタントや調味料なども。 ただ、そのインスタントや調味料、聞いたことのないメーカーが多いので、少し気後れしますが。 あと、野菜なども量が多いので、そこにはあまり行けません。 >みりんは日持ちしますから、買い置きしておいて決して損はないと思いますよ。 了解です。 取りあえず、購入します。 使いみちはまだ、よく分かっていないのですけど。(笑) で、マルシンのチキンハンバーグ、とても懐かしい味がしました。 確かに、子供の頃に食べた記憶が、かすかにあります。 ほっとする味なので、また買います。 安いし、あはは。 山上たつひこ氏「火床(ほど)より出でて」、つづき。 >気合が入るのは分かりますが、ストーリーに関係ない衒学趣味を持ち込むのはいかがなものかと思いますね。 おそらく、作者の中ではストーリーとつながっているのでしょうし、そう感じる読者もいるかも知れませんが、 少なくとも私には、そうは感じられませんでした。 あと、探偵と依頼者の妹との会話も、不毛というか「日本の男女の間では、絶対に交わされない」会話、だと感じました。 例えるなら、「翼ある闇」の夕顔と香月のような感じ。 あれは、現実離れした雰囲気を漂わせるのに、一役買っていましたが、本作の場合、リアリティが大切なので、 あの会話も、「どうなのかな〜?」と思いました。 >やはり購入する事にします、しばらく先になるかもしれませんが、読んだらまた簡単な感想を書きますね。 まあ、これだけ文句を書き連ねてしまったので、良い印象はないかも知れませんが、 それで逆に、 「悪いと思っていただけに、読んでみると意外と良い作品、いや、傑作かも。」と思ってくれたら、幸いです。 |
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【5675】 |
メルカトル (2012年02月11日 22時38分) |
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これは 【5674】 に対する返信です。 | |||
脂雛さん、こんばんは。 >どうでしょう?チェスタートンは詩的ないし哲学的推理小説の趣がありまして、トリックは面白くても、好きになれない方がおられるかと。 うーん、そうですねえ、確かに誌的というか想像力に富んだ作品なのかなと思いますね。 トリックは文句なしに独創的ですので、その意味では気に入っています。 ですから繰り返しになりますが、原文自体がもう少し単純明快な文章だと読みやすかったのではないかと思いますね。 ですから、個人的には非常に残念な作品といえるのではないでしょうか。 >いえ、元々の文章も凝っているとおもいますよ。 せめて一文がもう少し短ければ、と思います。 他の翻訳物と比較しても、ちょっと長すぎるとは思いませんか? 凝っていると言われれば、そうなのかもしれませんけどね。 >中高生の頃、翻訳って作者そのものの文じゃねえじゃん、と思って反発する時期ってなかったですか? まだ私が若かった頃は、それなりに脳みそも柔軟性があったせいか、翻訳に対してもそれほど違和感や偏見は持っていませんでしたね。 ですから、翻訳はあくまで原文とは違うという認識はありましたが、それに対して不信感のようなものは持ちませんでした。 翻訳者はなんと言ってもプロですから、信用していたのでしょうね。 なんとなく訳者による「クセ」のようなものはあるなと感じてはいましたが。 >倉阪氏の推理小説はいわゆるバカミスが変態レベルまでいった・・・という噂ですが。 いえいえ、氏は氏なりにちゃんとしたバカミスを書いていると思いますよ。 バカミスを評するのにちゃんとしたと言うのも何ですが、まあ言ってみれば行儀のよいバカミスを物しておられますよ。 世間的な評価がどうなのか疑問ではありますがね。 >そうですねえ。ブラウン神父譚は何に例えるとその良さを表現できるんでしょう?たぶん、京極夏彦を松尾芭蕉化したような凄みだと思います。 京極夏彦氏も読んでおられるのでしょうか、もしよければお気に入りの作品を教えていただけないでしょうか、またその理由なども、簡単で結構ですので。 京極氏の文章は、内容のわりにとても理解しやすく、私にとっては読みやすいです。 が、もしこれを例えば英文に翻訳するとすれば、とてもその微妙なニュアンスを伝える事など不可能なのではないかと思うんですよ。 それと同じ様に、チェスタトンの文章を日本語訳で完璧に表現できるのだろうかという疑念はどうしても払拭できませんね。 松尾芭蕉のたとえは、申し訳ないですが私には理解できません。 芭蕉自体、どんな俳人なのかはっきり知りませんし、『奥の細道』に関する知識も持ち合わせていませんので。 >いえいえ、でも、「ブラウン神父の不信」は読んでみてください。 そうですね、『ブラウン神父の童心』より読みやすいとのことですので、いずれ読む機会があれば、ということにしておいてください。 >みなさんに、幻想・怪奇小説を押しつけるつもりは >ありませんでして。 まあ、そんなことおっしゃらずに。 幻想小説、怪奇小説に限らず、これまで読まれたミステリの感想でも気軽に書き込んでいただければと思います。 ではまた ^^ |
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【5674】 |
脂雛 (2012年02月11日 21時44分) |
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これは 【5671】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、みなさん、おばんです。 >時代も時代なのでしょうが、あまりにも四角四面な訳し方というか、もっと現代的で噛み砕いた訳だと私の評価ももっと高くなったのでしょうけど。 どうでしょう?チェスタートンは詩的ないし哲学的推理小説の趣がありまして、トリックは面白くても、好きになれない方がおられるかと。 >あまりの読みづらさに、苦痛すら覚えました。 >こうなるともう、作品そのものを楽しむどころではなくなってしまいますからね。 >せっかくの名作が台無し、は言い過ぎでしょうか。 いえ、元々の文章も凝っているとおもいますよ。翻訳者が手練れだとこなれた訳し方が出来るかも知れません。 >みなさん、よくこの読みづらさに耐えて、高評価を与えているものだと感心してしまいます。 漢文の杜甫や李白みたいな感じかも知れません。わからないけど、なんか深くて凄いみたいな。 >これでもかつては、カー、ヴァン・ダイン、クィーン、クリスティなどの古典は結構読んだほうなんですけどね。 >その時は、今ほど翻訳物に対してアレルギー症状はなかったんですが。 中高生の頃、翻訳って作者そのものの文じゃねえじゃん、と思って反発する時期ってなかったですか?でも、自分の日本語力だって、たいしたことないって気付いてきたりして。 > >>他の出版社から、南條竹則や倉阪鬼一郎、西崎憲という人たちの訳で、いろいろ読みやすい翻訳で出ています。 > >そういえば、一応ミステリ作家の倉阪鬼一郎氏も翻訳されていますね。 >氏がどんな訳をしているのか、少しだけ興味がありますね。 > >なかなかユニークな作品を描いているだけに、結構ひねくれた訳し方をしているのではないかと思われますが、どうなんでしょうか。 倉阪氏の推理小説はいわゆるバカミスが変態レベルまでいった・・・という噂ですが。怪奇小説の訳をちゃんと頑張って欲しいです。 >>「童心」は一番傑作揃いな集なので、新しい翻訳で出て欲しいですね。 > >やはりそうですか、>正直、もっと面白いかと思って期待していただけ、余計に肩透かしを喰らった感じでした。 そうですねえ。ブラウン神父譚は何に例えるとその良さを表現できるんでしょう?たぶん、京極夏彦を松尾芭蕉化したような凄みだと思います。 >まあ、私の読解力が足らなかったんでしょうけどね。 >もっと腰を据えてじっくり読んでみたら、もっと違った評価が出来たのかもしれません。 いえいえ、でも、「ブラウン神父の不信」は読んでみてください。その中の、「ムーンクレサントの奇跡」だけでも。できれば、「翔ぶ剣」「犬のお告げ」も。童心よりも、読みやすいですよ。 >さて、前レスでは調子に乗ってミステリの事ばかり書き連ねてしまいましたが、脂雛さんはご自慢の蔵書の中かからお気に入りの作品を、少しずつでもみなさんにご紹介してあげていただけるとよいのではないかと思います。 > >一応ネタバレは禁止しておりますが、概要などでしたら問題ありませんので、是非お願いします。 みなさんに、幻想・怪奇小説を押しつけるつもりは ありませんでして。人生は有限なので、全てのジャンルの 読み物を読むことは出来ませんし、 その年齢で面白い読み物は違ってくるかもですし。 青柳物語を読まれたのはオーサーさん? 小泉八雲の作ですよね。この日本にベタ惚れして帰化 したイギリス人は、日本的情緒を異常に身につけちゃいましたが。 上田秋成の菊花の契りや、浅茅が宿も、同じように 古き善き日本の情緒を愉しませてくれますね。 全然難しくありません。酒毒に疲れ果てた胃に、 花山椒の佃煮にお茶を注いだお茶漬けを入れるような、爽快感がありますよ。 |
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【5673】 |
バトルパニック (2012年02月11日 08時34分) |
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これは 【5645】 に対する返信です。 | |||
オーサーさん 「高野和明にはまっている」と紹介されたバトルパニックですw 「ジェノサイド」私も読み始めは難解に感じたのですが、 すぐに一気読みモードに突入しました。 とにかくスケール感がすごいですね。 高野和明氏は ・自分でもこれまでに見たことのない内容だったので書くのに苦労した ・小説でしかできない作品(絶対に映画化不可能)を作りたかった ・(と言いつつ)映画化するのなら自分が監督したい とおっしゃってましたね。 (ちなみに岡本喜八監督の門下生だそうです) とりあえず私は彼の作品は「13階段」「幽霊人命救助隊」「6時間後に君は死ぬ」 「グレイヴディッガー」「夢のカルテ」と読んで 「K・Nの悲劇」は買ったけどこれからです。 メルカトルさんのお勧めは「幽霊人命救助隊」ですがこれは一気読みというより じっくり読む作品かもしれません。 上の中で一気読みにお勧めなのは 「グレイヴディッガー」です。 但し舞台が東京ですし、スケール感が小さいのは覚悟してくださいw 個人的には「夢のカルテ」も好きです 恋愛とファンタジーとミステリーがうまく融合した作品ですね。 こっちはぜんぜん毛色の違う作品なので好み分かれるでしょうが もし女性に薦めるとしたらこちらです。 |
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【5672】 |
メルカトル (2012年02月10日 23時33分) |
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これは 【5668】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >メンチカツ、鍋用スープなど凄まじくお買い得な品が、何と1円。 凄いですね、その分ほかの商品が買えるという集客術だと思いますけど。 それにしても、思い切った商売してますね、その気風の良さには感服します。 >大根ステーキも考えていたのですが、それのタレもみりんがあった方が、良い様子。 >300mlの小さいのを見かけたので、買ってみようかな。 みりんは日持ちしますから、買い置きしておいて決して損はないと思いますよ。 煮物には必須アイテムですからね、これは是非ゲットしていただきたいですね。 大根ステーキなるものは作った事がありませんが、おそらく油をひいて、ある程度火が通ったら醤油とみりんで仕上げるのだと思いますが、やはりみりんがあるなしでは全然味が違ってくるはずです。 それほど高いものではないですし、やはり買い置きしておくべきだと思いますね。 >もちろん、ストーリーに関わってくる部分もあるのですけど。 読み終わってみると、関係ない話も多かった気がしました。 気合が入るのは分かりますが、ストーリーに関係ない衒学趣味を持ち込むのはいかがなものかと思いますね。 まあ、それもひとつ勉強になったと考えて、プラス思考で捉えるのもひとつの考え方だとは思いますけど。 >飽きさせずに読ませる、とは感じます。 そこは、「がきデカ」という大ヒットを物したほどの、鬼才ゆえでしょうか。 最後まで読者を飽きさせずに、惹き付けるだけの力量は持っているわけですね。 それで内容が面白ければ問題ないと思いますが。 >純粋にミステリとして評価した場合、及第点はある、と感じました。 >ミステリとしては、読む価値がある、と。 そうですか、それを聞いて安心しました。 気持ちとしては読むほうに傾いているのですが、少しだけ迷っていましたので。 やはり購入する事にします、しばらく先になるかもしれませんが、読んだらまた簡単な感想を書きますね。 ではまた ^^ |
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【5671】 |
メルカトル (2012年02月10日 23時14分) |
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これは 【5667】 に対する返信です。 | |||
脂雛さん、こんばんは。 >創元社のチェスタートンは訳が古くて、なおかつ哲学者みたいな訳者なんで、読みにくいですねえ。 もう少しこなれた訳で読みたいですね。 時代も時代なのでしょうが、あまりにも四角四面な訳し方というか、もっと現代的で噛み砕いた訳だと私の評価ももっと高くなったのでしょうけど。 あまりの読みづらさに、苦痛すら覚えました。 こうなるともう、作品そのものを楽しむどころではなくなってしまいますからね。 せっかくの名作が台無し、は言い過ぎでしょうか。 みなさん、よくこの読みづらさに耐えて、高評価を与えているものだと感心してしまいます。 まあ、翻訳物が苦手な私としては、正当な評価が出来ない残念な作品となってしまいました。 これでもかつては、カー、ヴァン・ダイン、クィーン、クリスティなどの古典は結構読んだほうなんですけどね。 その時は、今ほど翻訳物に対してアレルギー症状はなかったんですが。 >他の出版社から、南條竹則や倉阪鬼一郎、西崎憲という人たちの訳で、いろいろ読みやすい翻訳で出ています。 そういえば、一応ミステリ作家の倉阪鬼一郎氏も翻訳されていますね。 そうですか、チェスタトンの翻訳もしていましたか。 氏がどんな訳をしているのか、少しだけ興味がありますね。 なかなかユニークな作品を描いているだけに、結構ひねくれた訳し方をしているのではないかと思われますが、どうなんでしょうか。 >「童心」は一番傑作揃いな集なので、新しい翻訳で出て欲しいですね。 やはりそうですか、何しろ「木は森に隠せ」という名言を生んだ作品ですからね(違ってませんよね?)。 あるミステリ・サイトでもかなり評価が高いので、どんなものかと読んでみたら、あまりの読みづらさにびっくり、というわけでして。 正直、もっと面白いかと思って期待していただけ、余計に肩透かしを喰らった感じでした。 まあ、私の読解力が足らなかったんでしょうけどね。 もっと腰を据えてじっくり読んでみたら、もっと違った評価が出来たのかもしれません。 さて、前レスでは調子に乗ってミステリの事ばかり書き連ねてしまいましたが、脂雛さんはご自慢の蔵書の中かからお気に入りの作品を、少しずつでもみなさんにご紹介してあげていただけるとよいのではないかと思います。 一応ネタバレは禁止しておりますが、概要などでしたら問題ありませんので、是非お願いします。 ではまた ^^ |
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【5670】 |
メルカトル (2012年02月10日 22時50分) |
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これは 【5664】 に対する返信です。 | |||
オーサーさん、こんばんは。 >大学の時に一応、真剣に付き合ってたコも静岡でしたし(笑) >仕事で初めて営業でうまく行ったのも、この県でしたから オーサーさんにとって験の良い県なわけですね。 私はほとんど足を踏み入れたことすらないですが、やはり富士山とお茶は有名でしょう。 のんびりと旅するにはもってこいの土地柄かもしれませんね。 私も暇が出来たら、一度ゆっくり一人旅でもしてみたいものです。 >おぉ、それは気付きませんでした。 「アリ」「ナシ」で言えば、かなりアリでしたから >一気読みも出来たんです。 私は『幽霊人命救助隊』を読んだきり、他には手を出していないです。 この作品はとても良く考えられていて、読み応えもありましたし、様々な社会問題を取り上げながらも、あくまでエンターテインメントとして描かれている辺り、とても好感が持てました。 オーサーさんは確かまだ読まれておられなかったですよね? もし未読でしたら、こちらも是非読んでみてください。 笑いあり、涙ありで、オーサーさんなら一気読み間違いなしの傑作だと思いますよ。 >この作品は「マクロ」だな、と思った次第でして。 スケールが大きいですね。 高野氏らしいと言えるのではないでしょうか。 私も勿論読む価値は大いにある傑作なのではないかと思ってはいますし、もしかしたら文庫化を待たずに読むかもしれません。 いえね、書店に行く度に誘ってくるんですよ。 何しろ『このミス』第1位ですから、一番目に付くところにドーンと平積みされていて、私を誘惑してきます。 やはりミステリ読みとしては、放っておけないというか、「早く読んで」と囁いているようで、そろそろ誘惑に負けそうなんですよ。 >ト★タ自動車を買収できるくらいの大富豪になったら「映像化」してみたいかも >うーん。 「女郎蜘蛛の理」も映像化しなアカンですし、やる事一杯ですわ(笑) ハハ、その前に『魍魎の匣』をリメイクしていただきたいですね。 あと『姑獲鳥の夏』も。 ではまた ^^ |
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