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【4199】 |
メルカトル (2011年04月03日 23時40分) |
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これは 【4197】 に対する返信です。 | |||
オーサーさん、こんばんは。 出張お疲れ様でした。 >「絡新婦の理」読破。 いやー、相変わらず早いですねえ。 どうやったらそんなに速く読めるのか、コツをお聞きしたいですね。 と言っても私にはとても無理だと思いますけど。 >いや、大変申し訳ないんですが、京極堂シリーズではランキング1位になりました。 いえいえ、全然申し訳なくないです。 むしろ、本シリーズでもっとも気に入っていただけて、私も嬉しく思います。 世評が高いのも頷けますね。 >「貴方が蜘蛛だったのですね」の冒頭シーン。 このシーンの美しさは読み終わった後、 > >再読する価値あります。 当然私も最初に戻って読み返しましたよ。 何度読んでも美しいシーンですよね、おそらくシリーズ中随一ではないかと思います。 >犯人が誰か、これについては、今回「一発ツモ」でした。 凄いではないですか、勘でも何でも真犯人を言い当てるのはミステリを読む上では誇らしいものですから。 この辺りまでは、エンターテインメントと呼ぶに相応しい作品ばかりですが、一方でミステリとしての体裁もしっかり保っている気がします。 ですから、フェア、アンフェアに関わらず、フーダニットの楽しみもあるわけですよ。 >ある意味、直接手を下さず、心理操作のようなメンタルモンスター:蜘蛛VSメンタルマスター:京極堂の語るシーン、 しかし、本作ではさすがの京極堂も真犯人の奸知に長けた策略を、ある意味賞賛すらしていますからね。 その見事な巣を張り巡らせた犯人と、京極堂との対決は確かに読み応えがあると思います。 >トリックを解く、そういった意味では従来のミステリとは趣が違うとは思いますが、人間の心理描写をトリック?とする >作者さんの技法に慣れてきましたので、とても楽しめました。 物理的なトリックはほぼないに等しいですが、本格と言えなくとも本作は私にとってはやはりミステリです。 >魍魎がキッカケで秀作をご紹介いただき、ありがとうございます。 とんでもないです、少しでもお役に立てて、私もとても嬉しく思います。 すみません、話は変わりますが、『翼ある闇』に関してです。 もしお近くの書店に在庫がないようでしたら、是非ネットで入手していただきたく思います。 そこで調べてみましたが、アマゾン、セブンアンドアイ、HMV、e-hon全て在庫切れで、お取り寄せとなっていました。 唯一在庫があるのが楽天ブックスです。 出版社に在庫があるかどうか不安な面もありますので、出来ればなるべく早く購入されるのが望ましいと思います。 勝手な申し出ですみません、もし読まれるかどうか分からないのであれば、無視してくださって構いませんので。 ではまた ^^ |
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【4198】 |
メルカトル (2011年04月03日 23時05分) |
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これは 【4195】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >20兆円ですか、凄すぎて、それがどのくらいの損失なのか、もはや想像もつきません。 国家予算の何分の1かですね。 一体どうやって算出したのかは分かりませんが、最大で25兆円超らしいです。 その被害額をどう捻出するかは、お上に任せるしかないですね。 しかし我々国民にとって、経済的にはますます冬の時代を迎える事になるかもしれません。 様々な困難が日本に襲い掛かるでしょうが、ひとつひとつ乗り越えていくしかないのだと思います。 >あと、それだけではなく、原発や今後の電力供給 原発は本当に心配ですね。 一体いつになったら終息に向かうのか、想像もつきません。 何とか有識者やその道の専門家の方々で良い知恵を出して、現状打破して欲しいですね。 計画停電も4日までは実施しないそうですが、その先は全く不透明ですからね。 夏場の電力不足も気になるところです。 >あるいは、今回の震災で滞った日本からの部品調達で、海外のメーカーが他国に切り替えているなど、その損失は途方もない模様。 日本経済にとっては大打撃でしょうね。 でも、被災者の方にとってはそれどころではないです。 取り合えず、一時的でも安定した生活を早く送れるように願うしかないですね。 >「ブレイブ・ストーリー」というアニメの宣伝をテレビで見たとき、作者が宮部みゆきだと知って、驚いたことがありました。 ああ、そうですね、『ブレイブ・ストーリー』は聞いたことがあります。 作者が宮部女史だというのも知っていましたが、これはファンタジーだったのですね。 >比較すると、初めてというインパクトも手伝ってか、「鼻」(文庫全体)の方が上かなとも思いますが、それでも充分に満足。 私も同感です。 全体的に作品の雰囲気が少し変わった気がしますが、若干『鼻』の方がこの作者の持ち味がよく出ているような気がしますね。 敢えて点数をつけるとすれば、おそらく同点にすると思いますが、好みから言うとやはり『鼻』のほうに軍配を上げるでしょうか。 勿論、『熱帯夜』の出来には十分満足していますが、唯一『あげくの果て』がどうも私には今ひとつに感じられたのが、残念といえば残念ですが。 >ホラーというよりも、かなりミステリに近い気もしますが、でも、その括りでも収まり切れない、みたいな。 『熱帯夜』はホラー色の濃いミステリではないでしょうか。 日本推理作家協会賞を受賞している訳ですから、やはり本作をホラーとするには無理がある気がします。 敢えてジャンル分けするとすれば、ミステリなのかなと思います。 『あげくの果て』と『最後の言い訳』はホラーじゃないでしょうかね。 ミステリ的要素もないわけではないですが、ジャンルとしてはホラーで良いんではないですか。 『鼻』はもっとジャンル分けが難しいですね。 ホラーともミステリともつかない、「不条理劇」といった趣ですね。 「劇」と称したのは、その臨場感ゆえです。 ではまた ^^ |
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【4197】 |
オーサー (2011年04月03日 22時37分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
◆メルカトルさん、こんばんわ。 「絡新婦の理」読破。 いや、大変申し訳ないんですが、京極堂シリーズではランキング1位になりました。 「貴方が蜘蛛だったのですね」の冒頭シーン。 このシーンの美しさは読み終わった後、 再読する価値あります。 いやー映像化出来るもんなら、見てみたい。 犯人が誰か、これについては、今回「一発ツモ」でした。 何故か? これについては「なんとなく」しか言いようがないのですが、 何故、蜘蛛(犯人)になったのか、細かいディティールは書かれていませんが、 読者が推察する楽しみもあるのでは?とも思いました。 ラストに近い「●●の事は…」という京極堂の問いに対し「あまり、思い出したくない名前です」という回答。 おそらく、過去に似たような酷い目にあった事から「自分の居場所」を築き上げる為、実に長い時をかけ蜘蛛になったのでは? ある意味、直接手を下さず、心理操作のようなメンタルモンスター:蜘蛛VSメンタルマスター:京極堂の語るシーン、 これはとても読み応えありました。 以下、少々ネタばれ含むので、未読の方はパスしてください。 また、今回、過去作と違い京極堂が赦す特殊な仕立てになってますが、「買って下さいまし、わたくしの為に」 というセリフから、自己の居場所を構築するだけでなら、他に手段はいくらでもありますが、現実的でもある蜘蛛、 女性は強いな、と。 トリックを解く、そういった意味では従来のミステリとは趣が違うとは思いますが、人間の心理描写をトリック?とする 作者さんの技法に慣れてきましたので、とても楽しめました。 魍魎がキッカケで秀作をご紹介いただき、ありがとうございます。 次作は…「塗り仏」・・・か。 上下巻は流石に時間がかかりそうです。 また不眠になりそうですわ(笑) では。 |
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【4196】 |
オーサー (2011年04月03日 22時36分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
◆ドウコクさん、死せる孔明、生きる仲達を走らす。 (失礼、ツイ三国志ってみました) 金田一、たしか中学ころにマガジンとかでよく読んでました。 犯人の9割が「復讐」でしたから、トリックは解けなくても、犯人当てるのは得意でした。 土曜ワイド劇場とかで、出演:石●連治とか出てたら、犯人が分かるみたいな) >短期間。 これね。 ほんとそう思います。誰かと一緒で「早い」んですよ。 3か月もたないんじゃないですかね? そういえば、ドウコクさんも確か「浪速のスピードスター」だったような・・・ うわー!ショットガンー! 失礼、速水リュウイチってしまいました。 ◆ころころさん、こんばんわ。 メルカトルさんのレスにもありますように、女郎蜘蛛(変換がめんどいので失礼)読み終えました。 京極堂シリーズでは、一番ストーリーが切なく、気に入りました。 >スピード 逆に言うと、相当、鈍感です。 今みたいに土日が仕事ではない時、金曜の夜から、土曜の夕方まで ずっと本よんだりする「毒書」が趣味でした。 ・・・さすがに、偏頭痛が凄いですが。 まぁ、私もいいオッサンなので、「塗り仏」はじっくり挑んでみます。 >心理テスト 「重苦しい“道徳”から解放されたい!」 う〜ん… 不満や愚痴は相当ありますが、非道徳的なモンに憧れてるんかな??? また、テストありましたら、お待ちしてます。 |
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【4195】 |
ドウコク (2011年04月03日 22時21分) |
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これは 【4194】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >そうですね、このたびの震災の被害額は20兆円を超えるかもしれない、とんでもない額ですからね。 20兆円ですか、凄すぎて、それがどのくらいの損失なのか、もはや想像もつきません。 あと、それだけではなく、原発や今後の電力供給、 あるいは、今回の震災で滞った日本からの部品調達で、海外のメーカーが他国に切り替えているなど、その損失は途方もない模様。 まあ、今後のことよりも、今は被災者の方たちの「現在」の方が大事ですが。 >時代小説らしきものは知っていましたが、ファンタジーも書いていますか。 「ブレイブ・ストーリー」というアニメの宣伝をテレビで見たとき、作者が宮部みゆきだと知って、驚いたことがありました。 詳細は知りませんが、ミステリではなく本物のファンタジーみたいですよ。 さて、曽根圭介氏「熱帯夜」、つづき。 >逆に『あげくの果て』は冗長さと、散文的な感じを受けました。 こちらについては、また後日に。 それにしても、「鼻」(文庫全体)に続いて、今回(文庫全体)も面白く読めましたよ、私は。 比較すると、初めてというインパクトも手伝ってか、「鼻」(文庫全体)の方が上かなとも思いますが、それでも充分に満足。 これが、全体的な感想の第一点。 次に、全体的な感想の第二点目なのですが、 ますます「筒井康隆」を彷彿とさせる、悪ノリぶり(特に、「最後の言い訳」での新聞記事など)が、良かったです。 で、全体感想の三つ目なのですが。 「果たして、これらの作品群は、ジャンルとしてどうなるのか?」、です。 ホラーというよりも、かなりミステリに近い気もしますが、でも、その括りでも収まり切れない、みたいな。 SFも少し混じっているし。 とにかく、「鼻」もそうですが、そういうジャンル的な意味で言うと、不思議な読後感でした。 |
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【4194】 |
メルカトル (2011年04月02日 23時46分) |
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これは 【4193】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >これはですね、壊滅的な被害を受けた道路や建物など町全体の復興、各産業への補償や支援策などに充てられるもので、 >額が募金とは、一ケタも二ケタも違ってくるらしいから、だそうです。 そうですね、このたびの震災の被害額は20兆円を超えるかもしれない、とんでもない額ですからね。 これは阪神淡路大震災と比較しても、倍近く違うとも言われていますよね。 いくら募金や義援金が集まっても、億単位でしょうから、なかなか追いつかないでしょうね。 >ただでさえ、借金まみれの現在の国の財政では、とても捻出できない、とのこと。 確かに無理ですね。 ならばどうするのか・・・やはり税金が主な財源になるのでしょうか。 >宮部氏、江戸モノやファンタジーも、書いていますよね。 時代小説らしきものは知っていましたが、ファンタジーも書いていますか。 なかなか幅広い作風ですね、ジャンルを超えた活躍が各賞を総舐めにした要因のようですね。 >被害者たち、めっちゃ可哀そうですよ。 そうですか、非常に興味深いのですが、宮部女史との相性を考えると少し迷ってしまいますね。 いずれ読むかもしれません、とここでは書いておきます。 >もう少し、丁寧にいろいろと叙述すれば、もっと良くなっただろうに、ということですね。 非常にコンパクトにまとめられているとは思いますけど、せっかくの素材をこぢんまりと縮め過ぎたような感じがしたもので。 なんとなく勿体無い気がしました。 もう少し、各人物の心情なり言動なりをしつこく描写してもよかったのかなと、個人的には思いましたし、他の作家ならもっとストーリーを膨らませて、中編か長編に仕上げたのではないかという気がします。 ストーリー展開が好みだっただけに、少々残念というか、物足りなさを感じたのは事実です。 逆に『あげくの果て』は冗長さと、散文的な感じを受けました。 ちょっと全体的に、ストーリーが分散されて理解しづらい印象ですね。 >それは、「熱帯夜」で、ブッチャーにえじきにされている場面と これは意外な展開でしたねえ。 まさかこう来るとはって感じで、作者の奇想に感心するやら驚かされるやらで・・・ さすがにホラー作家兼ミステリ作家だけあって、考える事が一般人とは一味違うと思いましたね。 >「最後の言い訳」のラストの一行」でした。 これは強烈な余韻を残すラストでしたね。 ●●人間になってしまったが為の悲しいさがが、このラストの一言に集約されていて、実に上手い着地を見せてくれました。 >思わず、「何でやねん!」とツッコミを入れてしまいましたよ。 一流のブラック・ジョークですよね。 でも、上手いです、見事だと思いますよ。 特に『最後の言い訳の』ラストシーンは、皮肉が効いていて印象深いですね。 ではまた ^^ |
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【4193】 |
ドウコク (2011年04月02日 22時41分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >そうですか、これだけみんなが募金や義援金で協力しているのに、まだ足りませんか。 これはですね、壊滅的な被害を受けた道路や建物など町全体の復興、各産業への補償や支援策などに充てられるもので、 額が募金とは、一ケタも二ケタも違ってくるらしいから、だそうです。 ただでさえ、借金まみれの現在の国の財政では、とても捻出できない、とのこと。 >この人は、サスペンス物も書いていますが、本質的には社会派なのかもしれませんね。 宮部氏、江戸モノやファンタジーも、書いていますよね。 本当に幅広い分野で活躍していると思います。 >これだけの大作家でも解決法を示せないというのは、相当な社会問題のようで。 被害者たち、めっちゃ可哀そうですよ。 さて、本日より、曽根圭介氏「熱帯夜」。 >特に表題作はとても楽しめましたが、ちょっとテンポが良すぎるというか、急ぎ足で話を進めすぎのきらいがあったのは少々残念でした。 これは興味深いご指摘です。 なるほど、「テンポが良すぎ、話を進めすぎ」ですか。 考えたこともありませんでした。 もう少し、丁寧にいろいろと叙述すれば、もっと良くなっただろうに、ということですね。 で、私の方から申し上げたいのは、まず、先日記した「(そういうシチュエーションではないのに、)笑ってしまった」2か所。 それは、「熱帯夜」で、ブッチャーにえじきにされている場面と、 「最後の言い訳」のラストの一行」でした。 思わず、「何でやねん!」とツッコミを入れてしまいましたよ。 本来なら、とてもオゾマシいシーンのはずなのに。 |
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【4192】 |
メルカトル (2011年04月01日 23時39分) |
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これは 【4187】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、再びこんばんは。 >誰を“怪しい”と思うかで、あなたの『意識の底にある“不満”が浮かび上がります』 私はCを選択しましたが、そうですか、重すぎる愛情に食傷気味・・・ うーん、分からないでもないですが、私自身はそれ程愛情を受けて育っていないつもりなんですよね。 だからこんなひねくれた性格の人間に成り果ててしまったでのはないかと、密かに思っています。 親の愛情が足りなかったから、と言い訳したくはないですけど。 >たまには、こういう遊びを書いてもお許し下さいますよね?メルカトルさん♪ 許すも許さないもないですよ。 また何かネタがあれば、投下していただけたらと思っています。 ではまた ^^ |
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【4191】 |
メルカトル (2011年04月01日 23時24分) |
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これは 【4188】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >食品などの品不足から、話は飛びますが、どうやら特別増税みたい話が今朝の新聞に出ていました。 >消費税が上がるかも。 そうですか、これだけみんなが募金や義援金で協力しているのに、まだ足りませんか。 でも、仕方ないですよね、今は日本中が一丸となって何とかしなければならない時期ですから。 >これから、その他もろもろの我慢がやってきそう。 今回の震災は、相当長いスパンで物事を考えなければならないでしょうから、色々なところにしわ寄せが来るのは当然といえば当然だと思います。 被災された方々に比べれば、僅かでしかないかもしれませんが、我々も何かを試されている気がします。 取り合えず、個人個人が出来ることを考えて、実行していくしかないんでしょうね。 >コンビニなんかは透明ですけどね。 さすがに、そこでもお札はまだ見たことがありません。 コンビニなんかは、利用者が若年層が多いだけに、お釣りを入れる感覚でしょうかね。 ちなみに私が見た募金箱は、一万円札の他に千円札が何枚か入っていました。 >「理由」に出てくる被害者たちのような境遇は、かなり特殊ですが、日本のどこかに居そう。 そうですか、どのような境遇なのかは分かりませんが、さすがに宮部女史は目の付け所が違うといったところでしょうか。 この人は、サスペンス物も書いていますが、本質的には社会派なのかもしれませんね。 >で、解決への道筋は、この作品の問題では難しいと思いますので、示せなくてもやむを得ない、と思います。 それ程の難題とは一体何なのか、興味深いですね。 これだけの大作家でも解決法を示せないというのは、相当な社会問題のようで。 それにしても宮部女史の作品は色々考えさせられるものが多いですね。 >ま、ここがメルカトルさんの、宮部作品にそんなに高い評価を与えられない点、だとも思いますが。 これは痛いところを突かれましたね。 東野氏にも言えますが、私にとっては何か物足りないんですよね。 単に好みの問題ともいえるかもしれませんが、東野氏がこれだけのベストセラー作家になったということは、私の読み方にも問題があるんでしょうかね。 さて、本日『熱帯夜』読み終えました。 特に表題作はとても楽しめましたが、ちょっとテンポが良すぎるというか、急ぎ足で話を進めすぎのきらいがあったのは少々残念でした。 でも面白かったですよ、『最後の言い訳』も良かったし。 ではまた ^^ |
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【4190】 |
メルカトル (2011年04月01日 23時00分) |
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これは 【4186】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、こんばんは。 >え?別のはあるけど・・・メルカトルさんの言ってた方じゃない。 >店員に聞くと「狂骨の夢」の1巻は売り切れだと。ガァーン<(T▽T)> そうでしたか、それは残念でしたね。 それにしても売り切れとは、かなりの人気のようですが。 アマゾンでも評判はすこぶるよろしいようで、原作もさることながら、志水アキさんの実力も侮れませんね。 >いやいや、もう、久しぶりに腹筋が痛くなる程笑わせてもらいました。 >榎木津の、「俺様」ぶり?「神様」ぶり?が、絵になってみるとますます活き活きとしています。 いやー、なんだか分かる気がしますね。 榎木津に言わせれば、探偵は神にも等しい存在ですから、その言葉に偽りなしの超人ぶりが想像できるようです。 >実際に絵になってみると京極堂の焦げた釜を洗う姿すらも >なんだか、可笑しくて可笑しくて〜〜〜(っ▽^、)泣き笑い さすがに本作でも影の主役、やはり何をやらせても京極堂は絵になるでしょうね。 榎木津の破天荒な活躍や、京極堂の普段見せない姿はコミックスにピタリと嵌りそうですね。 >キャラの性格やシチュエーションに合った表情・動きがファンをほとんど裏切らずに >再現されていますし、絵になることで、「ああ、なるほど、そういう感じだよね」と ころころさんがそうおっしゃるのであれば、間違いないですね。 既に京極夏彦氏に関しては、私の知識をはるかに越えておられるのですから。 しかし、考えてみればこのような異形の小説がコミックスになるというのは、あまり前例がないかもしれませんね。 京極氏の人気ぶりが見て取れますし、さすがに一時代を築いた大作家だけのことはありますね。 >「ん?」というのが多かったので、もし順番がいいとオーサーさんが仰るのであれば >その方がいいかしら、と。 どうなんでしょうね、勿論オーサーさん次第ですが、おそらくは京極堂シリーズを読破してから、挑戦されるのではないでしょうか。 私としては、在庫がなくならないうちに、一刻も早く『翼ある闇』を入手していただきたいと願っているんですけどね。 ではまた ^^ |
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