返信元の記事 | |||
【952】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません ころころ (2009年10月06日 17時02分) |
||
お部屋の皆様、こんにちは。 刺激をお求めのご両名に今日は、ホラーな話し。(笑) てか、童謡の歌詞に隠された意味というのを紹介。とりあえず一遍。 「花いちもんめ」 ふるさとまとめて 花いちもんめ どの子がほしい あの子がほしい あの子じゃわからん この子がほしい この子じゃわからん ○○ちゃんがほしい じゃんけんぽん かってうれしい 花いちもんめ まけてくやしい 花いちもんめ 2チームに分かれて、じゃんけんで仲間にしたい人を相手チームから引き抜く。 人数を増やしていき、最後にどちらかのチームがひとりになるまで、 というゲームだったかと。 これは、花街へ売られていく女の子をことを唄った歌詞だそうです。 この詩がつくられた背景には、貧しい暮らしを強いられていた人々の「口減らし」で 子供を手放す家が多い時代だったそうです。 かわいい女の子は「遊廓」へと売られていったのですね。 「花=女の子」を指します。 「いちもんめ=一匁」お金の単位。 「かってうれしい=買って嬉しい」人買いが上物の女の子を獲得した。 「まけてくやしい」勝ち負けではなく、「値引き」をされてくやしかった親の気持ち。 このように歌詞を頭の中で変換してみると、哀しくて恐ろしい歌ですよね。 ちなみに、これを書いていて連城三紀彦の「戻り川心中」収録作 「桔梗の宿」を思い出してしまいました。 本日は、ちょっとイレギュラーな話ですみません。 では、また(^^)ノ |
■ 9,999件の投稿があります。 |
【955】 |
メルカトル (2009年10月06日 22時37分) |
||
これは 【952】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、こんばんは。 「花いちもんめ」にそんな意味があったとは・・・正直驚いています。 でもこれは童謡なんでしょう?作者はこの詩にそういった裏の解釈を与えていたのでしょうか。 にわかには信じがたいものがありますが、いわゆる通説?或いは俗説なのですかね。 それにしては歌詞全体が理に適っていますね。 確かに一匁は通貨単位ですし。 >このように歌詞を頭の中で変換してみると、哀しくて恐ろしい歌ですよね。 うーん、「かごめかごめ」といい、この「花いちもんめ」といい、日本の童謡は奥が深いですねえ。 まさに「目から鱗」の気分です、また一つ勉強になりました。 ありがとうございました。 『ふたたびの虹』読了しました。 このタイトルにあんな意味がこめられていたとは思いもよりませんでした。 最後には女将の過去が暴かれますが、清水との淡い恋はどう進展していくのか、気になりますね。 是非続編を期待したいものです。 ではまた ^^ |
|||
【954】 |
ドウコク! (2009年10月06日 22時22分) |
||
これは 【952】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、いかすみー。 「花いちもんめ」 は、歌の調子からずーっと、「花いち もんめ」 だと思っていました。 「花 いちもんめ」 なのですね。 それにしても、こんな悲しくて残酷な唄が、無邪気な子供たちの遊びになるとは。 これを題材にした映画でも出来そうですね。 内容は、ホラーしか思いつかないけど。 さて、私の 「美味しんぼ ベスト3」 です。 【 第 3 位 】 「山岡士郎・栗田ゆう子 結婚披露宴 編」 これは本篇の料理対決より、その前の、「雄山の墓参り」 「こんぺい糖」 が強く印象に残っています。 「墓参り」 では、雄山が、 「私の妻の名を、自分の都合の良いように利用するつもりかっ!!」 と、本気でキレますが、今までどちらかというと、手を抜いた料理や山岡士郎にのみ激怒していた雄山が、 自分の最も触れられたくない部分に触れられ、思わずブチ切れてしまう様子に、人間味を感じました。 また、それに対し、敢然と、「奥様がおられたら、きっと私の味方をし、万難を排しても披露宴に立ち会ったはず。」 と真っ向から対決した(そして、それは雄山に対して初めて)、栗田ゆう子にもシビレました。 「こんぺい糖」 では、報告をする栗田ゆう子に背を向けながら、 「披露宴には出てやろう。 ただし、士郎や二木家のためではない。 おまえのためにな。」 と、呟く雄山の胸中を勝手に想像して、思わずジーンときました。 『妻に面影の似たお前の頼みを、無下に断るわけにはいかないだろうが……。』 『士郎の結婚には、立ち会いたくても立ち会える筈が無かった。 でも、これで出席できる名目が立つ。 礼を言うぞ……。』 『あの馬鹿を、これから宜しく支えてやってくれ……。』 みたいな。 なお、私が評価するのは、ここまでです。 これ以降の話(郷土料理対決など)も、一応読んではいますが、記憶に残っていません。 残りは、明日にします。 良かったら、予想しませんか? 何、簡単ですよ。 極めてオーソドックスなものです。 もちろん、士郎 vs 雄山です。 おそらく読者投票でもしたら、少なくともベスト10には入っている、と思います。 |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
© P-WORLD