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【7047】 | RE:鏡の中は日曜日 ドウコク (2013年05月10日 22時55分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >デビュー作ですのである程度は仕方ないのかもしれませんが、 そうですね。 あと、時代的にサスペンスを組み合わせた作品も少なかったでしょうから、思いつきにくかったのかも知れません。 それにしても、あんなに何度も改訂しているのだから、工夫の余地は充分にあったように思います。 >いやなかなかしんどいですが、反面返信のし甲斐があるというものです。 お疲れ様でした。 たまになら、そういうのも良いかも。 まあ、ご自分のペースを守って。 >毎日エクセルで集計されているわけでしょ、 といっても、それこそワープロでも出来る程度の、四則計算のごく初歩的なものです。 複雑といっても、例えば、1/300の機種で100回転以内に当たる確率→1-(299/300)^100を、パーセント表示にする程度。 式がややこしいだけで、しかもそれは雑誌からパクッているだけです。 おそらく、エクセルの1/10程度の機能しか使っていないと思います。 さて、殊能将之氏「鏡の中は日曜日」。 >本作はある種の館ものではないのですか? >何かでそんな感想を読んだ覚えがあるのですが。 >だとしたら、綾辻氏の館シリーズを参考にしたのも、あながちでまかせではない気がします。 まあ、一番最初に事件の舞台の屋敷の見取り図が出てきます。 これを見たとき、「おお、本格的だ。」と少し驚きました。 その辺が綾辻的と言えば、そうなのですが。 あと、ギャグに関しては、 「とにかく、参考文献を2〜3ページにズラリと並べることが」という意味です。 特に綾辻氏だけを殊能氏がギャグに使って、という意味ではありませんので。 それにしても、訃報を知ったその週に大書店に行くことができ、 そこでさっそく購入できたことは、今から考えると幸運だったと思います。 |
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【7049】 |
メルカトル (2013年05月10日 23時47分) |
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これは 【7047】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >そうですね。 あと、時代的にサスペンスを組み合わせた作品も少なかったでしょうから、思いつきにくかったのかも知れません。 本格ミステリとサスペンス、一見相性がよさそうで、意外と組み合わせるのが難しいのかもしれませんね。 本来、ミステリは特殊な例を除いて犯人捜し、逆にサスペンスは犯人探しに重きを置かないものだそうですので。 その意味でも、お互い相反する性質を持っているようですね。 >それにしても、あんなに何度も改訂しているのだから、工夫の余地は充分にあったように思います。 確かにそうなのでしょうが、大幅に改訂するにはかなり勇気が要ったのではないでしょうか。 あの作品にサスペンスの要素を加味しようとすると、相当な手入れを必要とする気がしますしね。 それにしても『模倣の殺意』、売れすぎてついに「お取り寄せ」から「現在ご注文できません」に変更されています。 これはまさに異例の事態といってよいと思います。 >たまになら、そういうのも良いかも。 まあ、ご自分のペースを守って。 そうですね、滅多にあることではありませんので、たまには良いでしょう。 無理しなければいけない時も、ありますのでね、どんな場合でも。 >式がややこしいだけで、しかもそれは雑誌からパクッているだけです。 なるほど、でもエクセルの基礎をマスターしていなければ、使いこなせないわけですからね。 それも独学で使えるようになられたのが、やはり立派なことだと思いますよ。 >これを見たとき、「おお、本格的だ。」と少し驚きました。 その辺が綾辻的と言えば、そうなのですが。 見取り図が出てくる時点で、一応は館ミステリと言っても過言ではないと思いますが。 しかしどうやら、本作はそれほどお屋敷にこだわっているわけではなさそうですね。 >「とにかく、参考文献を2〜3ページにズラリと並べることが」という意味です。 >特に綾辻氏だけを殊能氏がギャグに使って、という意味ではありませんので。 なるほどそうですか、まあそれならなんとなく分からないでもないですね。 ギャグというか、一種の遊び心から並べてみた、という可能性は否定できません。 ですが、全く参考にしていないわけではなさそうですね。少なくとも、目を通して、それなりに思い出しながら書いていたかもしれませんしね。 >それにしても、訃報を知ったその週に大書店に行くことができ、 >そこでさっそく購入できたことは、今から考えると幸運だったと思います。 そうですね、アマゾンではまだ在庫はそこそこありますし、今後入荷の予定もあるようですが、e-honでは相変わらず「お取り寄せ」が続いています。 ネット通販でも、余程の大手でないと仕入れも難しい状況のようですし、今後も入手がますます困難になりそうな予感はしますよね。 そう考えると、ドウコクさんはラッキーだったと言えると思います。 ではまた ^^ |
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