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【6734】 | RE:煙突の上にハイヒール ドウコク (2013年01月18日 22時34分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >確か、高倉健とか松田優作が出てたんでしたっけ? はい、映画「ブラックレイン」は、日米の大スターが出ていて、それも興味深かったのですが。 特筆すべきは、これが遺作となった松田優作。 とにかく、その怪演ぶりがとても印象的でした。(その一方で、役柄の関係もあって、高倉健は存在感が薄いのが残念。) >えのきポン酢なんてあるんですね、初めて聞きました。 (ゆでるか電子レンジで、)えのきをただ温めただけの、一皿。 それに、もみじおろし&小葱にポン酢だけですけど、これが抜群に美味いのです。(ポン酢に抵抗が無い、という条件付きですけど。) >私はそう思いますけどね。昔に比べると飛躍的に食文化が発達して、色んな食材を口にする機会が増えましたから。 ふうむ、豊かになったのは確実ですが、それで良いのかどうか、考えさせられる事例です。 さて、小川一水氏「煙突の上にハイヒール」。 >でも、猫の首に小型カメラを取り付けるなんていう発想は、良い意味で「いかれている」感じがして、好感が持てました。 まさに。 しかも、その後の「利用法」(?)も、当然とも思えるけど社会通念上は「いかれている」し。 また、それがトリックにもつながって……、おっと、これ以上は失礼。 >そうですね、SF特有の雄大さとかスケール感が全く感じられないのが特徴かもしれませんね。 なるほど、そう言われてみれば、それが本作の特徴なのかも知れません。 大上段に振りかぶっていない分、身近に感じられるのかも。 >最終話 はい、ここも書こうと思っていました。 少しは謎めきながらも、従来通り穏やかな展開かと思いきや! いきなり深刻に。 で、ビックリさせられるけど……。 読み終わってみれば、(悲惨な話のはずなのに)なぜか明るい感じがするという、不思議な感じがしました。 |
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【6737】 |
メルカトル (2013年01月18日 23時34分) |
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これは 【6734】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >とにかく、その怪演ぶりがとても印象的でした。(その一方で、役柄の関係もあって、高倉健は存在感が薄いのが残念。) 『太陽にほえろ!』とはまるで別人のような、でしょうか。 そう言われると、こちらのほうが逆に素のままの松田優作に近い感じがします。 チラッと観ただけですので、大したことは言えないですが。 高倉健は出ていたの?くらいな感じだった気がします。 まあ、ほとんどスルーしましたので、出演シーンをたまたま見ていなかったのもありますが。 >(ゆでるか電子レンジで、)えのきをただ温めただけの、一皿。 おそらく電子レンジでしょう、茹でると水っぽくなってしまいますからね。 でも、それくらいなら家でも手軽に作れるので、いいんじゃないですか。 私もポン酢の代わりに、醤油で試してみたいと思います。なかなか美味しそうですね。 >ふうむ、豊かになったのは確実ですが、それで良いのかどうか、考えさせられる事例です。 栄養はバランスよく摂れているはずなのに、病気が増えているのはどういうわけでしょうね。 死亡原因の不動の一位であるガンは、食生活にも影響されている部分があるのではないでしょうか。 色んなものを沢山食べ過ぎると、やはり身体に負担が掛かってくるのかも知れませんね。 >しかも、その後の「利用法」(?)も、当然とも思えるけど社会通念上は「いかれている」し。 それは人間の本能ですから、仕方ないですね。 それにしても、こんな妙な話を考えるのもまた、ある種の才能であるのは間違いないと思います。 SFとかファンタジーはミステリほど「縛り」がない分、自由な発想ができるので、作家にとっては意外と書きやすいジャンルなのかもしれませんね。 >大上段に振りかぶっていない分、身近に感じられるのかも。 大袈裟じゃないのが良いですね。身近な素材を使って上手く料理されている感じがして、いかにも近未来に起こってもおかしくない気にさせてくれます。 >読み終わってみれば、(悲惨な話のはずなのに)なぜか明るい感じがするという、不思議な感じがしました。 このいきなりな展開は、いかにも虚を衝かれますが、結局落ち着くところに落ち着いて、決して破綻しないのが良いのかもしれませんね。 いずれの物語も、どこかサラッとした薄味な感じで、肩に余分な力を入れずに読めるところは、この短編集の美点だと思います。 逆に深みや重みが無いので、物足りなさを覚える読者もいるかも知れませんね。 ではまた ^^ |
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