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【3695】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません ゴールデンゼウス (2011年01月11日 23時29分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >それにプラスして、ビタミンやミネラルを含んだ野菜を摂取すれば、栄養バランスとしては完璧なのでしょうけれど。 >しかし、実際そんな完璧にバランスよく食事している人は少ないと思いますね。 人間だれしも病気になって初めてその怖さを実感して、注意をするようになりますが、それでは遅いんですよね。 しかし、健康なときはその恩恵をまったく感じることが出来ない。 わかってはいるんですがね。 失ってみないとわからないようです。 >いくら死を覚悟していたとしても、肉親に対して済まないという気持ちは持っていたはずです。 >しかし、国のためという大義名分がなければ、とても名誉の殉死とはいえませんね。 皆、戦争で死ぬなんて誰しも望んでいないと思います。 しかし、それしか選択肢がなかった時があったんですね。 ゼロ戦も特攻しましたが、私が一番悲惨だと思ったのは、回天という人力の魚雷です。 当時は命中精度が低かったため、精度を上げるため片道分の燃料しか入れずに、人間が操縦して相手の船に当てて自爆するのですが、選ばれた人間は、どちらにしても燃料不足で死ねわけですから、どうせなら国のために役に立って死ねという意味です。 究極の選択ですが、そういった方法を考えた人は悪魔そのものですね。 戦争は人間を悪魔に変えてしまうのかもしれません。 >脳が活性化すれば、もっと早く本を読むことも可能かもしれませんね。 >どうやら私の読書スピードは、一般の人より劣っているようですので。 早く読むことはそれほど重要ではないと思いますよ。 読書には個人差があって然るべきなので、気にしなくていいのでは・・・? >さて本日より、北川歩実氏(或いは女史?覆面作家で性別も不詳ですので一応氏と呼びます)の『僕を殺した女』を読み始めました。 確かに解説の一部を聞く限りでは、SF的要素が強いようですね。 勝手な想像ですが、主人公の男性はこの女性に殺されて、心臓か脳を移植されたのでしょうか? それが突然元の記憶を取り戻す。 私は相変わらずナンプレ一直線で、今しばらくかかりそうです(笑 Z |
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【3699】 |
メルカトル (2011年01月12日 22時47分) |
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これは 【3695】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >人間だれしも病気になって初めてその怖さを実感して、注意をするようになりますが、それでは遅いんですよね。 健康な時はそのありがたさを忘れていますね。 病気になって初めて、健康の大切さを実感します。 誰しも経験があるのではないでしょうか、元気になったらあれもしたいこれもしたい、なんて考えながら病気が回復するのを待つというのは。 >皆、戦争で死ぬなんて誰しも望んでいないと思います。 しかし、それしか選択肢がなかった時があったんですね。 文献によると、特攻を志願するかどうかの用紙が配られて、「志願しない」を選択すると、ほとんど死を覚悟しなければならない戦場の最前線に送り込まれたりしたそうです。 どちらにしても、お前達は国のために死ぬのだ、と言われているようなものですね。 >究極の選択ですが、そういった方法を考えた人は悪魔そのものですね。 そんな平気を考えるのは日本だけかもしれません。 軍部は次第に兵士の命など、取るに足らないものと考えるようになってしまったんでしょうね。 特攻にしても最初は特攻隊員にすまないという気持ちがあったのでしょうが、徐々に事務的になり、人の命の重さに対して麻痺していったのかもしれません。 戦争とはそうしたものなのでしょう。 しかし、日本軍に比べて米軍は兵士の命を大事にしていたようです。 日本の航空隊は毎日ほとんど休みもなく出撃していたそうですが、アメリカは一定期間休ませてから戦場に送り込んでいたそうです。 >ゼロ戦も特攻しましたが、私が一番悲惨だと思ったのは、回天という人力の魚雷です・・・ それは酷い話ですね。 もうその頃は既に戦況はほとんど決していたでしょうから、半ばヤケクソな作戦ですね。 軍部のほんの一握りの上層部は、まだ神風が吹くと本気で信じていたのでしょうか。 >読書には個人差があって然るべきなので、気にしなくていいのでは・・・? そうですね、速読できる人は確かに羨ましく思いますが、あまりに早く読んでしまうと読後に物足りなさを感じてしまうのでは?とも思います。 まあ取り合えず、読書していて時間を忘れられる幸せを感じられるだけ、恵まれているのかもしれませんね。 >確かに解説の一部を聞く限りでは、SF的要素が強いようですね。 勝手な想像ですが、主人公の男性はこの女性に殺されて、心臓か脳を移植されたのでしょうか? それが突然元の記憶を取り戻す。 そうした仮説も本作では取り上げられています。 他にも、二重人格説や、性転換説なども捻り出されますが、どれも完璧とは言えず、今後どういった方向に向かうのか予断を許しません。 しかも、「ヒロヤマトモコ」の夫も現れて、彼の身体の主は結婚していて子供もいることが判明します。 この物語はかなり巧妙にできていて、なかなか一筋縄ではいきそうにありません。 真相は予想もつかないものになる予感がします。 ではまた ^^ |
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