返信元の記事 | |||
【3102】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません メルカトル (2010年09月02日 23時27分) |
||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >この際、読み直しはパスということで・・・ そうですね、これまでの書き込みでどれほど苦戦されたか分かっていますので、それも無理からぬ事と思います。 しかし、どうなのでしょう、これはこれで貴重な読書体験となったのでしょうか。 単なる苦行だったとは思えませんが。 >わざわざ難解にするともりはないんだけれど、それを入れなければもっとわからなかなってしまうのを防ぎたかった・・のかもしれません。 なるほど、作者としては読者に対してせめてもの思い遣りを示したのかもしれませんね。 しかし、私が想像する内容では、それが読者に伝わるかどうか、難しいような気もします。 >最近はこういった傾向が多いように感じますね。 いわゆるバイオ・ホラーが好きな人にとっては、堪えられない内容だとは思いますが、とにかくテンポが悪く、スリルやサスペンスが堪能できないのは残念だったと思います。 ホラーといっても大して怖くないし、気持ち悪い描写が結構ありましたが、起伏がなく盛り上がりに欠ける感は否めません。 さて本日より、鯨統一郎氏の『なみだ研究所へようこそ!』を開始しました。 舞台は新米臨床心理士の僕、松本清が働く「なみだ研究所」。 ここで僕は、十代にしか見えないセラピスト波田煌子に悩まされていた。 貧相な知識にとぼけた会話、まるで天然ボケとしか思えない彼女が、なぜか患者の悩みをズバリと言い当て、その病を治してしまうのだ。 といった内容の連作短編集で、患者の奇妙な言動から心理を追求していく、一種の日常の謎を扱った風変わりな作品です。 ちょっとこじつけっぽい推理も目立ちますが、少しだけ心理学の勉強になります。 ではまた ^^ |
■ 9,999件の投稿があります。 |
【3104】 |
ゴールデンゼウス (2010年09月02日 23時55分) |
||
これは 【3102】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >しかし、どうなのでしょう、これはこれで貴重な読書体験となったのでしょうか。 >単なる苦行だったとは思えませんが。 単なる苦行ではないです。 内容自体は私には比較的勉強してきた内容ですから、多少は理解しているつもりです。 ただ相当専門的な内容なのは間違いありません。 それが4〜5種類あると普通はキツイとおもいますね。 >なるほど、作者としては読者に対してせめてもの思い遣りを示したのかもしれませんね。 >しかし、私が想像する内容では、それが読者に伝わるかどうか、難しいような気もします。 そうかもしれませんね。(苦笑 >いわゆるバイオ・ホラーが好きな人にとっては、堪えられない内容だとは思いますが、とにかくテンポが悪く、スリルやサスペンスが堪能できないのは残念だったと思います。 >ホラーといっても大して怖くないし、気持ち悪い描写が結構ありましたが、起伏がなく盛り上がりに欠ける感は否めません。 処女作の印象が強かっただけに、余計そう感じてしまうんでしょうね。 >さて本日より、鯨統一郎氏の『なみだ研究所へようこそ!』を開始しました。 >といった内容の連作短編集で、患者の奇妙な言動から心理を追求していく、一種の日常の謎を扱った風変わりな作品です。 臨床心理士というのは、ある種の名探偵ですから、新米の僕にはすぐに理解するのは難しいでしょうね。 名探偵は依頼人との短い会話の中から、その依頼人の一番関心のある話題をピックアップしてゆくわけですから、依頼人にしてみれば魔法使いのように感じるし、それが理解できない僕は、まるでホームズの側にいるワトスンのようですね。 臨床心理士といえば、松岡圭祐氏の千里眼シリーズを全部読んでますが、あれもかなり専門的で面白いですよ。心理学の勉強にもなるし、岬美由紀は門田泰明氏の黒豹シリーズの黒木並に強いスーパーウーマンですからね・・・。 Z |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
© P-WORLD