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【3100】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません ゴールデンゼウス (2010年09月01日 23時53分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >そうですか、取り敢えず最後まで読んでみて、理解不能な点は読み直しが必要となってくるようですね。 この際、読み直しはパスということで・・・ >やはり作者は自分の書きたいことを書いたが為に、一般の読者にとってはそれが弊害となっている可能性が高いですね。 書きたいことを書いたというより、書いた内容を理解してもらうためには、各分野の専門知識を書かざるをえなかった・・といった方が正解かもしれません。 わざわざ難解にするともりはないんだけれど、それを入れなければもっとわからなかなってしまうのを防ぎたかった・・のかもしれません。 >しかし最後の二章に至ってやっとエンジン全開になった感じで、サスペンス・ホラーの面目を躍如する形になっています。 こちらも最後にエンジンがかかってきたのですね。 最近はこういった傾向が多いように感じますね。 Z |
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【3102】 |
メルカトル (2010年09月02日 23時27分) |
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これは 【3100】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >この際、読み直しはパスということで・・・ そうですね、これまでの書き込みでどれほど苦戦されたか分かっていますので、それも無理からぬ事と思います。 しかし、どうなのでしょう、これはこれで貴重な読書体験となったのでしょうか。 単なる苦行だったとは思えませんが。 >わざわざ難解にするともりはないんだけれど、それを入れなければもっとわからなかなってしまうのを防ぎたかった・・のかもしれません。 なるほど、作者としては読者に対してせめてもの思い遣りを示したのかもしれませんね。 しかし、私が想像する内容では、それが読者に伝わるかどうか、難しいような気もします。 >最近はこういった傾向が多いように感じますね。 いわゆるバイオ・ホラーが好きな人にとっては、堪えられない内容だとは思いますが、とにかくテンポが悪く、スリルやサスペンスが堪能できないのは残念だったと思います。 ホラーといっても大して怖くないし、気持ち悪い描写が結構ありましたが、起伏がなく盛り上がりに欠ける感は否めません。 さて本日より、鯨統一郎氏の『なみだ研究所へようこそ!』を開始しました。 舞台は新米臨床心理士の僕、松本清が働く「なみだ研究所」。 ここで僕は、十代にしか見えないセラピスト波田煌子に悩まされていた。 貧相な知識にとぼけた会話、まるで天然ボケとしか思えない彼女が、なぜか患者の悩みをズバリと言い当て、その病を治してしまうのだ。 といった内容の連作短編集で、患者の奇妙な言動から心理を追求していく、一種の日常の謎を扱った風変わりな作品です。 ちょっとこじつけっぽい推理も目立ちますが、少しだけ心理学の勉強になります。 ではまた ^^ |
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