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【2374】 | RE:竜馬がゆく ドウコク! (2010年04月27日 22時13分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >お好きなのですね、本作が。よく分かりますよ。 あはは、バレましたか。 ご推察の通りです。 好きですね。 >竜馬とは色々な人物に影響を与えながら、幕末を駆け抜けていった、まさに英雄 「読んでいない」とは言いながら、メルカトルさんも大変に絶妙な表現をなさいますね。 その言葉がピッタリだと思います。 更に直接は書かれていませんが、文中のところどころの記述から判断すれば、 もしかしたら、彼は、幕末のみならず我々の今の平和な生活の、遠い功労者と言っていいかも知れません。 それはこういうことです。 もし、彼が「大政奉還」という一種の無血革命を進めていなかったら、当時の日本は、幕府vs薩長中心の反幕府の大規模な内戦に突入し、 それに乗じて外国が介入してきて、すぐに植民地化されていただろう、と。 そうであれば、その外国からの独立にその後の日本人はエネルギーをすり減らし、今の繁栄の基礎は無かったのかもしれない……。 もちろん、外国の植民地うんぬんにはならなかったかも知れないし、また、なっていたとしたら、太平洋戦争も起こっていないだろうから、 一概には言えませんが、竜馬の功績は、こうした面から考えてもイイ、と思います。 おっと、話が飛躍しました。 まあ、本作はそんな大げさなことを考えなくても、竜馬の生きざまを読むだけで、充分に魅力的です。 また、我々にとって、更に魅力的な点がもう一つ。 それは、随所で京都の懐かしい地名が出てくることです。 祇園、四条、木屋町、烏丸、北白川、岩倉、伏見、などなど。 「ああ、あの辺で昔、こんなことがあったのだな。」と感慨深いです。 追記:他トピで、「慟哭」を読んでいる方が2名いました。 少しは有名なんだなって、何故だか嬉しくなりました。 |
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【2380】 |
メルカトル (2010年04月27日 23時12分) |
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これは 【2374】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >もし、彼が「大政奉還」という一種の無血革命を進めていなかったら、当時の日本は、幕府vs薩長中心の反幕府の大規模な内戦に突入し、 >それに乗じて外国が介入してきて、すぐに植民地化されていただろう、と。 なるほど、そこまで物事を深く考えられるドウコク!さんの読書に対する姿勢と洞察力は見習うべきものがありますね。 私は余程印象に残った作品でないと、読んだ先から忘れていってしまう傾向が強いですので、その辺りは改めるべきだと思っています。 >そうであれば、その外国からの独立にその後の日本人はエネルギーをすり減らし、今の繁栄の基礎は無かったのかもしれない……。 完全なフィクションでないだけに、色々考えさせられる小説のようですね。 そういった意味でも、読んでおくだけの価値はあると判断できます。 まだミステリに未練がありますので、なかなか読む機会が訪れないかもしれませんが、時間が出来たら一度読んでみたいと思います。 >祇園、四条、木屋町、烏丸、北白川、岩倉、伏見、などなど。 懐かしいですねー。 私はなんとなく京都らしさはない気がしますが、北白川通りが好きでした。 綾辻行人氏の『人形館の殺人』は確かこの辺りが舞台だったと記憶しています。 それから岩倉。 全く関係ないですが、私は京福電鉄岩倉駅から北へ徒歩数分の「珈琲亭」という喫茶店が大好きでした。 >追記:他トピで、「慟哭」を読んでいる方が2名いました。 少しは有名なんだなって、何故だか嬉しくなりました。 読ませていただきました。 一般の人にはそれ程有名ではないと思っていただけに、少々意外でしたが、一ミステリファンとして嬉しく思います。 ではまた ^^ |
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