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【94】 | RE:消費税率10% おぼしき人物 (2010年07月11日 01時46分) |
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仕事だからさん >税に関わる職業の者です。 これはこれは是非とも御教授願えればと思う次第です。 >前金で払うのに、受け取る(交換出来る)景品の対価は後でわかります。 何ももらえないこともあります。 当然そうなります。 >消費税のもつ意味からすると、負けて帰るお客にも課税が必須です。 >つまり、玉を借りた時点で全員に課税する。 至極当然。 >>その結果景品を得ることに対しての考え方 > >そもそもここに「所得(利益)」が発生しています。 所得税概念の発生と。 >>消費者は何度でも課税されることに > >例えばガソリンの二重課税は、近年の価格高騰時に初めて知った人も多いのでは? > >法の矛盾は、税法も例外ではありません。 矛盾があるというわけですな。 また法に矛盾はつきものであるとも。 >パチンコ店での消費税は、「玉を借りる(遊ぶ)」行為にかかると解釈出来ます。 これは 平成13年10月31日 税不服審判所裁決 ・パチンコ業は、貸玉料を対価として遊技玉及び遊技機械その他の資産の貸付けを 行う事業であると解されるので、パチンコ事業に係る消費税の課税標準は、 消費税法第28条第1項の規定に従い、当該貸付けの対価である貸玉料の総額によるのが相当である。 ということからしてもその解釈は妥当なんでしょう。 >玉が増えた場合、景品に交換する行為をどう捉えるか、ですよね? >その際は、玉が通貨の代わりを果たす・・・ 現実的にも玉数を目安にするしかないですよね。 また、 所得税として捉えるということですね。 また、ある意、仕方のないこととして処理?されているということが分かりました。 >中でもパチンコ店は特別中の特別だと思います。 >しかし、適用しにくくても、当局では税収を望みますからね。 消費税の概念は適用しにくくてもということですね。 >>「娯楽施設利用税」 > >案としてはアリかもしれませんね。 >ただ、温泉の入湯税みたいに、お客一人一人から徴収というのは難しい。 >なので、何らかの形で反映させるのが現実的かと。 何らかの形での反映 それが現実的でもあるもの 消費税概念の踏襲ではなくということですよね。 現状のままということでもなく。 >実際には据え置きなので、店が納めるべき税額はどこから >捻出するか? > >誰もがわかりますよね? 捻出? 「ひねりだす」 粗利ベースではなくてですか。 貸玉料の総額からそのまま捻り出す方法ということでもあるんでしょうか。 できれば解説願います。 さて 最後に、ひとつ質問させてください。 今後、パチンコ業法なるものが制定された場合について パチンコ業と税に関して、どのような方向に行くものと思われますか。 雲を掴むような漠然とした質問で恐縮ですが、 できれば個人的所見で結構ですのでお聞かせください。 |
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【120】 |
仕事だから (2010年07月13日 12時50分) |
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これは 【94】 に対する返信です。 | |||
長くなったので、分けました。ご了承下さい。 >今後、パチンコ業法なるものが制定された場合について >パチンコ業と税に関して、どのような方向に行くものと思われますか。 では、私見を書きます。あくまで、私見です。 まず、国税庁一箇所での決定は困難な面があると思います。 当然、他の所轄当局との絡みがありますから。 ご記憶の方も多いでしょう。 どうして、CR機なんてものが導入されたのか? パチンコ店の売上をガラス張りに? 実は一部の連中が儲けるためでしたよね。 おまけに、ガラス張りどころか、店以外でも数々の不正が続出しました。 脱税ワースト上位常連のパチンコ店に、きちんと納税させよう。 表向きの目的は正義めいたものでしたけどねぇ・・・。 そもそも、消費税がきちんと漏れなく国庫に納まるには、 個人を含む全ての課税事業所が、正直に売上を計上し、かつ、 正しく消費税額を算出し、遅滞なく納めることが条件なんです。 導入前から懸念された「益税」「流用」は、今でも問題になっています。 現実として、計算上100%の税収がないのです。 もし、改正されるとしたら、税率改定時でしょうか。 パチンコ店と、他の類似業種は、消費税の算出に際しては別に定める方法を採用する。 (私見ですよ〜^^;) 実情にそぐわないとか、適用が合わないなど、様々な理由で 補則が制定される可能性はあると思います。 当たり前のことなのですが、 徴収する側は「納めさせる」ことを大前提としています。 また、上記のとおり、過去にCR機導入という「対策」もしていますから、 何かしら変化・改定はあるのではないでしょうか。 パチンコ店の消費税は、この算式で求めて納めて下さい、これが 簡単でいいけど、店に不利な内容だったら。また問題になるでしようね。 最後に、横に逸れますが。 消費税は、日本人には馴染まない制度です。 また、今は消費税の意識が薄れつつあるのではないでしょうか。 総額表示義務付けとは、実は国民から消費税アレルギーを なくす手段なのです。 |
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【119】 |
仕事だから (2010年07月13日 12時08分) |
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これは 【94】 に対する返信です。 | |||
おぼしき人物さん、レスが遅くなり申し訳ありません。 ちょっと見ないうちに、ずいぶん延びてますね^^; >捻出? >貸玉料の総額からそのまま捻り出す方法ということでもあるんでしょうか。 かなり大雑把な書き方をしてしまいました。 また、少し想像も含んでいます。 つまり、貸し玉料は25個/100円のまま据え置きです。 しかし、この中に「お客から預った」消費税が入っていると 「解釈させれられている」のが実情ですよね。 別途預ってないのに、それを含むとしている。 これを105円にするなら、いろいろと面倒だから。 そして、店は所定の方法により算出した分の消費税を納める義務があります。 乱暴な言い方をすれば、店が自腹切るも同然の状態。 では、その分をどこからもって来ましょうか? ―出玉を絞る。(回収日・回収台を増やす。) パチンコ店の経営については、私はわかりません。 しかし、どんな業種であれ、支出が増えれば全体を見直して、 調整・節約するのは当然の成り行きです。 パチンコ店の場合、前回も書いたとおり、消費税の適用に際しては 難しい面も多いですからね。 例えば、お祭りの露天で見かける、射的や金魚すくいを考えてみて下さい。 最近は知らないですが、3発100円とか、1回100円という感じですかね? 露天商が消費税の申告してるのか、そういうツッコミはなしにしての話ですよ。 パチンコ同様、同じ100円を払って遊戯しても、 何ももらえない人もいれば、たくさん獲って帰る人もいる。 消費税を納めなさい、お客から105円いただいていいんですよ、 込み100円がいいならそれでもいいけど、納税はしてよね。 こう言われたら、やはり「少し獲られにくくする」とか 「景品の質を落とす」のもひとつの手です。 純粋に据え置いて、文字通り自腹を切る店もあるかもしれません。 消費税導入に際し、貸し玉が100円単位のパチンコ店ではどうするか、 こんなニュースを見た時、私は素直に思いました。 3%くらい、クギの調整でなんとでもなるだろ、と。 月日は流れ、税率も5%になり、総額表示の義務付けに伴い、 10円未満の端数をとりやめた店も多くなりました。 店としては、外税の方がよいのです。 税率がUPしても、売価の利益は確保出来ますから。 しかし、内税の場合、税率UPの時が問題です。 パチンコの場合、もしも10%になったら・・・ ちょっと深刻かもしれません、双方にとって。 |
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