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【415】 |
さオ (2017年06月19日 19時35分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
「ホームレスにギター教えてもらった思い出」 親父「それで…俺よ」 俺「へ?」 親父「どこで知り合った?」 いきなり飛んできた矢に俺はドキドキしながら今までの経緯を説明した。時々ジジイが補足をしつつこの1年と少しの説明をした。 親父はそれを真摯に聞いてくれた。時々へえやほうなど相槌をうちながら。どこか俺の話を羨ましそうに。 親父「…分かった」 姉貴はもう怒って無かった。それよりギターを聞きたそうだった。 親父「そうだ!ご飯、食べてって下さい!」 そうして初めてジジイと飯を食べ、家の風呂に入り、同じ部屋で寝た。姉貴はジジイが怪しい人間じゃないことが分かるとギターのリクエストをした。 姉貴「私ギターもしてたけど良くできなかったんだよね…」 姉貴「あれ弾きたかったんだよね、オアシスのワンダーウォール!」 (参考) Oasis - Wonderwall https://www.youtube.com/watch?v=bx1Bh8ZvH84 ジジイは笑って俺を見た。 ジジイ「姉ちゃん、それは俺の世代じゃねえなあ。俺、弾けるか?」 俺「…うん、練習したから」 姉貴「え?あんたが?」 姉貴をギャフンと言わせたくて実は練習していたのだ。姉貴がこの曲が好きなのは知っていたから。 ジャラーン 初めてジジイとさくら以外にギターを聞かせた。リビング、台所には親父。二人に対してのライブだった。 |
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【414】 |
さオ (2017年06月19日 19時34分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
「ホームレスにギター教えてもらった思い出」 姉貴は出来るじゃん!と褒めてくれたし親父は頑張ったなと声をかけてくれた。 それだけで俺は何万人からの拍手をうけたみたいな気分だった。 次の日からジジイはまた出ていった。親父は少しの間でもうちで住まないかと聞いたらしいがジジイが断ったという。 それからは普通だった。またジジイにギターを習いにいく。今度は親父に隠す必要は無くなった。時々姉貴もついてきた。 そして俺はバンドを組んだ。弓道部の友達二人とだ。主にドラムの奴のせいでジェフ・ベックをよくした。 曲は好きだったがギターは凄く難しかった。 それからさくらに向けての曲作りもしていた。姉貴も意見をくれた。 最初はインストゥルメンタルにしようとしていたがやっぱり言葉が欲しいという姉貴の意見で歌詞をつけることにした。 そして1ヶ月ほどたったある時さくらから話を持ち掛けられた。 さくら「私ね、ジジイさんに凄く感謝してるの。だから曲をプレゼントしたいなって思ってるの」 思わず吹き出しそうになる。結局、考えることは一緒だったのだ。 俺はバンドでジェフ・ベックを、ジジイとさくらに曲を、さくらとジジイに曲をという忙しい生活を送ることになった。 |
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【413】 |
さオ (2017年06月19日 19時33分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
「ホームレスにギター教えてもらった思い出」 それから高校の部活もこなしつつ夏休みになった。 夏休みはよくさくらと遊んだ。端から見ればデートだったのだろうが俺はデートにしたかったのだ。さくらに内緒で曲を作った。 そしてとうとう出来上がった。つたない、2分半ほどしかない曲だった。内心喜びと不安が同居していた。分かるかな?この気持ち。 曲名は今でも覚えている。というより今も自分のレパートリーだ。 『Hold My Hand』だ。 彼女の家に行き、彼女のお母さんに席をはずしてもらって、手筈は整った。 さくら「どうしたの?」 彼女には何もおしえていない。ジジイに向けた曲の練習とも勘違いしていた。 俺「そ、そうじゃないんです。1つ聞いて欲しい…ものがあって」 元来人前で喋るのは苦手だったんだよね。でも1つ1つ振り絞って声を出す。 俺「それで、えーとさくらさんのために曲を書いたんです!」 さくら「え?」 |
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【412】 |
さオ (2017年06月19日 19時33分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
「ホームレスにギター教えてもらった思い出」 俺「今年の初めから書き出して、凄い時間かかっちゃったけど、一生懸命作ったんです!」 バリバリに保険をかけてギターを手に取り歌を歌う。 演奏が終わったときには俺は泣きそうだった。ミスしなかった悦び。 想いが届いたかどうかの不安。たった数秒でも俺には凄い時が流れた。 さくら「…私ね、嬉しい」 そういって彼女もポツリと話し出した。 さくら「…好きなんでしょ?私のこと。でもだめ。盲目だから」 俺「え、あと…」 こんな時すらすら言葉が出てくれば。日頃のコミュニケーションが足りない証拠だった。 さくら「私も、好きでした。顔は分からないけどずっと優しさは伝わったから」 彼女はゆっくりと、綺麗に喋る。 さくら「でもね、苦労する。私は盲目だし妹は多指症。いじめられるよ」 初めて知った事実もあった。彼女の妹は多指症だった。しかも同じ高校というのも後に分かる。 |
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【411】 |
さオ (2017年06月19日 19時32分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
「ホームレスにギター教えてもらった思い出」 俺「で、でも!ホントに好きです!バカみたいだけど、ホントに好きなんです」 今から思い返してもバカな一言だ。もっとましな返しは出来んのかw さくら「…困る」 俺「?」 さくら「諦められないじゃん!」 バンと立ち上がって彼女は大きく後ろに転げた。俺は慌てて寄り添う。 さくら「こんななのに!ホントにいいの!?」 気づけば彼女は泣き叫んでいた。俺はただ狼狽えるだけ。自分の無力さを嘆いた。 俺「…はい。大丈夫です。俺が脆いっすけど、ステッキになります」 今でもこの台詞は揶揄される。それだけ思い出深かったのだろう。 彼女はただ俺に抱きついた。結果、さくらは年上の恋人になった。 ジジイにその事を話すとパアッと明るい顔になって俺の肩をバンバン叩いた。 ジジイ「そうか!良かったじゃねえか!ちゃんと杖になりやがれよ!」 ジジイはそれからも変わらず二人にギターを教えてくれた。 そんな事が永遠に続くと思ってた。本当に。 ------------------------------------------------------------------------------------- 本日はここまででお許しを(;^_^A アセアセ 次回はいよいよ最終話を 必ず、近日中にお届けしますので、 もう少々お待ちください。 というわけで またね〜♪(゜A゜;)ゴクリ. 相変わらず、、、、誰も客来ないw ギャハハハハ 寝るべ |
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【408】 |
さオ (2017年06月09日 18時07分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
あ、どうもです。 やっぱ、本日はイヤでも書かねばなるまいw さきほどこの職場に来る前に わき道からまっしぐらに全力で飛び出してきたクソガキ(高校生のお坊ちゃまw)を轢きそうになりました。 なんてこった。 見通し悪い道なので、そんなに速度は出してませんでしたが、危機一髪でした。 あわてて急ブレーキ踏んだら、、、買い物したものが社内に散乱。 まあ、その程度で済んでよかったのですが、、、なんで飛び出すかなぁ。 自殺志願者でもあるまいに。 というわけで、 テンション だだ下がり。 皆さまも気をつけてくださいね。 で、シックスナインね。 機会ないっすwww 以上。 ギャハハハハ なんだっけ、、、 確か、、、ドラマの話を。 あ、そうそう。 事実か否か、実際はわかりませんが。。。 国民的女優、仲間由紀恵の夫の浮気報道ありましたよね。 その夫、田中哲司氏。 今期のドラマ「緊急取調室」および「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」と掛け持ちの上司役です。 で、そのドラマの設定が、、、 ☆CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 特捜班班長。警部。元・警視庁捜査一課の刑事で、取り調べの名手 一方で私生活では妻や小学生の娘とは別居中である。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ☆緊急取調室 管理官。かつての戦友という理由で真壁をキントリに連れてきた。 シーズン2からは事件の特性を鑑み、誰を取調の担当をさせるのかを決定する役目も担う。 シーズン2では、妻と離婚協議中。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ドラマの設定が、リアルすぎて、めっちゃ笑えますが。 どちらのドラマも人気ドラマで、いよいよクライマックスですね。 昨夜の「緊急取調室」、、、今からダウンホニャララして帰って観るの楽しみだぁ\(^o^)/ 録画もしてるんだけども、TVではほとんど観ないなぁ、最近はどれもこれも。 PC動画の距離感、音声はイヤフォンで、全集中みたいなのが気に入ってます。 ぼっちならではの楽しみ。 こんやの酒の肴は、、、なんだっけ? ここに来る前に買い物して、 急ブレーキで車の中に散乱した、、、なんだっけ? 思い出せないwww あと8時間? ながいw じゃあ、また。 |
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【407】 |
さオ (2017年05月30日 19時57分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
おひさしです。 歯が痛くて、泣きそう(T_T) 冷たいものを飲んでも、しみないし。 甘いものも平気だから 虫歯ではないと思うんだよね。 だけど、歯のかみ合わせだけで激痛が。 舌を動かして少し圧迫すると痛い。。。 歯の中の神経?的なものが悪さしてるのか、キレそうなのかw腐ってるのかwww ロキソニン飲んで耐えてますが。 噛めないので、飲み込めるものだけ食べてます。 主に豆腐と海藻、タマネギスライス。 マグロの刺身 ← 安くて柔らかいビンチョウマグロ ミニトマトも噛めないので、ましてや肉もムリ 米も噛まずに、飲みこんでます。 イカやタコ食べたいけどね。 今は夢のまた夢w 今度休みになったら、歯医者行かないとな。 なんか、過労と加齢による肉体疲労?劣化かwww せちゅないなぁ。 ギャハハハ ごまかしながらやっていくさ。 しかし、、、 誰も客来ない。 ギャハハハ ☆ニコさん どうも、どうも。 返信遅くなってしまって。 > (¬、¬) > (¬、¬) > (¬、¬) > パクリだったんですね(¬、¬) (//∇//(//∇//(//∇//) テレテレ ← テレてる状況か?www いやぁ、お恥ずかしい。 では、大変お待たせしました。 早速続きを 注: 【379】〜 【364】 【1- 01 】〜 【1- 16 】 の続きです ↓ |
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【406】 |
さオ (2017年05月30日 19時54分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
「ホームレスにギター教えてもらった思い出」 俺はそれからもジジイとこに通った。中三という受験シーズンになっても変わりはなかった。 いつものようにダッシュで家に帰ってギターを取ってこそっと駅に戻る。 ジジイはまた早めに切り上げて小屋にもどる。そしてスモーク・オン・ザ・ウォーターを聞いたことを伝えると ジジイ「そうかそうか!」と笑ってギターを練習することになったのだ。 リフ自体は簡単だった。弾けるのに2日はかからなかった。 でもその時に始めてアップピッキングというのを知った。 ジジイ「この曲のリフはな、アップピッキングなんや」 ジジイはそういってギターを爪弾く。俺はただ見よう見まねで言うとおりに弾く。 曲になっていったのが楽しくてたまらなかった。 いつものようにキーを押さえたあとにスモーク・オン・ザ・ウォーターを弾く。 それだけの変化で一時間半という時間が永遠のように感じたんだよ。 ジジイは上手い上手いと俺を励ましてリフを弾く。それからは曲のAメロからサビまで全部教えてくれた。 俺はこの時Fというかパワーコードすら押さえられなかったけどジジイはコツを教えてくれた。 |
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