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【14】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月09日 08時51分)

しかしスルーしない!
自分もがくおさんの名前は知っているのにどこで話したか分からない……無念

たぶん、男塾になると思います(笑)が適当にお楽しみください。
読む側の楽しさとか全く考えずに書いてるけど……(ダメじゃん!)
【13】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

がくお (2020年01月09日 08時32分)

こんにちは。
がくおと申します。
利場さんとはどこかのトピで絡んだ記憶があるのですが覚えておらず・・・(謝)

内容がたいへん面白いので、ワンピースかゴルゴかこち亀くらいまで続くことを願っております。

途中で幽々白書や男塾のようになっても構いません。

このレスはスルーにて。

では。
【12】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月09日 08時18分)

能力向上の為にこれまでやってない事に首を突っ込み始めた。
少し難しいレベルの遊技台のトラブル対応やクレーム対応なども上司に振ったりせずやったりもした。
そして、才能が無かったのか何度も失敗した。
同じ失敗も何度かやった。
客に怒られて、その後に上司や先輩に怒られると言うのを何度もやった記憶がある。

どうして、素早く習得できる人ってあんなに出来るようになるのが早いのだろうなぁ……
悲しいかな、当時は慣れれば9割以上で問題無く終われるはずの出玉クレームなどでもわりと失敗していた。

しかし、覚える為には実践あるのみである。
と言うかここは、新たな技術を学ぼうとしても中々教われない環境なのである。
上司はいつもサビ残とかで忙しいし、先輩や同期すらもライバルは弱い方が良いからね!
まあこれは言い過ぎかもしれないが、
とにかく辞めた気になって色々頑張っていった、が中々芽が出なかった。
ほんとに才能無かったのかもしれない。

なお、企業あるあるの
自分で考えてやれ!
失敗しました→なぜ自分に言わなかった!
またトラブル、上司に言う→自分で考えてやれ!
と言う黄金コンボが存在するので、自分で首を突っ込んで経験を積むのはわりと容易だった。
【11】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月29日 21時44分)

という訳で、考え方は多少変わったもののやはり能力は今一つだった自分。
今日も今日とて、終礼でボロクソ言われますよー、切ないね。
担当コースじゃ無かったが、近くにいたので結局「協力していない」とかそういうので注意されていた気がする。

本日の終礼の話題は、大量導入した新台のCRエウレカセブンに稼働が付けれなかった事。
後にサミーのスロットで有名になるエウレカも、この頃のはメーカーも違うしただのバトルスペックだった。
確かにバトルスペックはわりと人気だったけど……ちょっと導入数多くない?
言い訳するな?スンマセン。

まあそれは良いとして、今回のお説教はいつも以上にE主任が長く熱く話している。
エウレカに稼働を付ける重要性をすっごい話して居るのだが、そこで事件(?)が起きた。
感情が高ぶり、熱く激しく自分含む早番メンバーの前で話すE主任。
その主任が思わず放った言葉

「エ□チカセブンはなぁ!!!!!」

いや、激しく説教のこの空気でそれは卑怯だろうwww

自分は一瞬後に気付いて「グフッ」みたいな声と共に必死に笑いを堪えるも、たぶん堪えきれてなかった……
少し横にいる別の仕事仲間も噴き出したがせき込むフリして誤魔化そうとしている。
キミもエ□チカが分かるのか、同志よ……
ふと見ると前に立っていた副主任もなぜか何も無い斜め後ろを向いている。
表情は見えないが、きっと同志なのだろう。

笑った事に怒られるかドキリともしたが特にお咎めなしで、E主任の勢いは急に無くなりすぐに終礼は終了した。
今でも、この出来事は(自分の中で)伝説となって語り継がれるのである。
エ□チカじゃなくてエロティカだったらサザンの曲と言う事でセーフだったんだけどなぁー!

なお、エ□チカセブンを知らない人も多そうであるが。
世の中、知っても役に立たない事ってあるんやで……知らない人は気にしちゃダメだ。
【10】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月07日 01時19分)

Nエリア長との面談を経て、気合を入れ直した自分。
役職者を目指し活躍する利場君の物語が始まるよー

……


もちろん、そんな訳無かった。

ちょっと、考えとかが変わってもすぐに能力が上がったりする訳無いじゃないですかー。
そんなのはドラマとか小説とかアニメの世界ですよ、うん。
会員獲得や商品販売とかの営業能力が急に伸びる事は無いし、自分の担当コースに稼働を付ける能力もやはり低いままだった。

って言うか、今でもパチ屋で商品販売って客にとってウザいだけじゃあって思っている。
毎日のように声かけとかやっていくのよコレ。
実際クレームとかもかなり上がってたが、上が数字を強く求めてくる影響かしばらくは放置されていた。
M店が地域一番店になれなかった理由、じゃないかなぁ……
【9】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月07日 01時08分)

そして退職を決意したのだけど、すぐに言い出せなかった。
やっぱり早々と実家に戻るとか、恥ずかしいじゃない……

そんな時、なぜか自分だけ予定だと半月後くらいのはずの役職者との面談が、予定より早められて行われた。
しかも面談者が普通は店長とかのはずが、Nエリア長だった。

Nエリア長は、自分が転勤するより少し前にM店含む周辺エリアの店舗を担当する事になった人だった。
関わりが多い訳では無かったが、最初の店舗の際に話したりして少し知っている人だった。
社長や上層部が会員獲得やグループ店の商品販売の数字を強く求めたり、稼働を付ける能力を重要視するので現状は黙っているが、M店の方針を好きではないらしい。
って言うか、退職者が増えるのでは無いかと言う危機感があるようだった。

で、面談開始一発目に言われたのが「利場君、止めようとしてるやろ」だった。
退職しようとしてるのは隠していた(つもりだった)が余りにも直球な言葉に素直に「はい」と答えた。
だから面談を早めた、との事だった。
なぜ分かったかを聞くと、俺くらいになると顏を見れば分かる、と言われた。

内容としては、(下と上では考え方は大きく違うが)Nエリア長も現状の環境を問題視してる事。
そして、辞めるのは個人の自由であるが負けて辞めるのは出来れば避けるべき、と言う話だった。
と言うかまあ、辞めて欲しくないという事だった。

正直に今思えば、退職者が増えると責任を問われるなど色々と上には上の都合もあるのだろう。
しかし、仕事の辛さに追い詰められていた自分は、面談で励まされたりわざわざ自分の為に面談を早めたりした事が妙に嬉しかった。
で、心に残ったのは「上に上がると景色が変わるから、最低でも役職者になってみろ。辞めた気になって一度トライしてみてからでも辞めるのは遅くない」と言うような言葉だった。

ブラックな面を見ているので、STB(株)に定年まで勤めるつもりはすでに無かったが……
醜い足の引っ張り合いを仕掛けてくる周囲の人間を見返したい思いもあった。
そんな考えもあり、この面談で心持ちも変わり
「役職の一番下の副主任までで良いので気合で役職者になるまで頑張って、役職者の仕事を覚えるまでやってそこからまた考える」
みたいな決意をしてしまうのであった……
【8】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月05日 23時27分)

某大型店舗M店にて働きだした。
この店の店員側から見た業務環境を箇条書き

・台のメンテナンス、誤差玉が発生した際の対応、販促などの為に頻繁に数時間のサービス残業が発生(バイトすらも逃れられない)
・経営方針なのか、入替の移動台が凄まじく多く相当時間がかかる、残業代はもちろん無い。
・会員の勧誘、グループ企業の商品をパチ屋の客に売るなどしなければならず、成果が悪いと超叱責される。ノルマあり。
・叱責だけじゃなく、居残りで勧誘や売るなどしなければならない事も多々ある(当然サビ残)
・客に売るのとは別枠で自腹購入を要求される。強制じゃないと言いつつも、その圧力は凄まじい。

その他に担当する島に稼働が付けれない、特に新台やイベント台の稼働が悪いとボロ雑巾の様に言われる等がある。
そして、店員同士で相手の悪い所を言う事は、例え相手をボロッカスに言ったとしても指摘する事であり、その指摘は良い事とされていた。
まあ、良い事だと言ってる人へ指摘するとキレて何倍にも返してくるが……

そんな環境の中で生き残るにはどうするか。
そこでは、自分よりも弱いヤツをボロッカスに言って相対的に自分を良く見せる事が当然となっていた。

例えば、一定期間内に会員が1件しか取れない人が居たとして、このままではノルマ未達でメチャ怒られる上に居残りも有り得る。
なので、1件も取れてないヤツを槍玉にあげて自分は難を逃れるなどである。

全員が全員そうだった訳じゃないが、主要な人物は大抵好戦的だった。
故に、超絶ギスギス空間がそこにあった。
前の店舗ではそんな事は無く平和だった。
緩い考えでやってきて会員獲得や販売なども(下手程ではないが)ぼちぼち程度で、自分の担当する島への稼働付けが下手だった利場は、即座にターゲットにされる事になる。

サビ残なども嫌だったが……客からアレコレ言われるのは平気でも、同じ店員や上司から言われるのは効く。
1か月で病む。
【7】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月05日 21時44分)

最初の店舗に勤めてから1年くらいだっただろうか。
利場に辞令が下った。
別の県にある大型店舗へ転勤との事だった。

正直、慣れた店を離れるのは辛かったが次の店舗でも上手く行けば良いなぁとか、謎の楽観的さが自身にあった。
あるツテから、別の店はキツイとか聞いてたが特に気にしなかった。
上司から「利場君が辞めないか不安」とか言われたがそんな大げさなと思った。
自分と同じ時に入社した50人以上居た同期が、1年で約10人にまで減っている事も知っていたが、パチ業界はイメージ悪いし確かに環境とか悪いしなーとか軽く考えていた。

そして転勤後、ブラック企業の片鱗が牙を剥くのであった……


いやしかし、1年で正社員として大量に入った人員の8割が退職って今考えるとヤベーなw
道理で大量に新卒を採る訳だよ。
【6】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月05日 21時26分)

困ったちゃんな客は複数居たものの、店の仕事仲間や上司は優しいし、慣れて来ると親しみやすい客も居て、この頃はわりと楽しかった。
うっかり勘違いして、良い企業に就職したかもしれないとまで思っていた。
しかも、接客を重視するこの企業なのだが、そんな中である特殊事例に遭遇し自分が対応したら客から感謝状を貰うというミラクルが起きた。
成功体験を経て、若さゆえに調子に乗った。
そして、もちろんその後に客を怒らせる、玉箱をひっくり返して大洪水を起こすなど、失敗をした。

調子に乗ったらイカンね。
謙虚に行かなきゃ、謙虚に。

謙虚は自分には無理かも……
【5】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月04日 21時19分)

最初の店舗で働き始めて数か月、仕事に慣れてきた頃にP-WORLDの存在を知った。
当時は不正だ遠隔だ、隣でタバコ吸うな等と今以上に色々な意味で盛り上がっていた。
自分が働いている業界がボロクソに言われるのは最初だけ悲しかったが、まあすぐに慣れた。
って言うか傍から見ているとむしろ面白いと感じるようになったが、参加するのは怖くて出来なかった。

しかし、ここの掲示板で語られる確率の話は仕事で大いに役に立った。
具体的な数字などが出せると、頻繁に来る出玉系のクレームへの対応が楽になったのだ。
それらを語ってくれた人に、こっそりとだけど今でも感謝してる。
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