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【64】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月30日 20時05分)

ゴッド部長のお言葉を要約するとこんな感じ。

今回の臨時試験は突然の募集に対しやる気を持って手を挙げ、特別な大ポカをやらかさなければ合格する、いわばデキレ感満載なものだった。
そして、ゴッド部長はそれを感じ取っており強く利場に働きかけた、らしい。
利場はまだ試験をクリアする実力では無かったと思っている。
しかし、昇進にかけるやる気はナンバーワンだった。
今はダメでも半年間必死にやれば、お前でも役職の仕事が出来るを思うから失敗とかしても腐らず頑張れ。

普通の試験だと無理だけどやる気はあるから役職になれる時になっとけ、実力は後からついてくるよ。
って事らしい。
なんてありがたいんだろうか、部長は。
役職の仕事を学んだら、その後に転職考えてる自分が何か申し訳ない。


と、こう書くと綺麗な話になるが、そもそもこんなデキレ試験が開催されたのはもちろん裏、というか会社側の事情がある。

STB(株)はすでに業界の勢いが下火になっている状況でも新規店舗を増やすなど攻めの姿勢を取っていた。
そして、これまでとは全く違うエリアに新店を出すなどして、さらに攻める!となったがある問題にぶつかる。
役職ですらバックレるこのブラック企業、当然……人手不足である。
利場の同期は1年で8割辞め、現状ではすでに1割も残っていないブラック企業だが大量採用などで下っ端は補える、しかし上の人材ほどそれは難しい。

役職の一番下の副主任なんて、いわば残業代払わず働かせ放題の奴隷扱い。
そりゃ辞める、がしかしそういう存在はブラック企業には必要なのだ。
悪く書けば、圧倒的奴隷不足に陥っていたのだ。

デキレ試験の1か月前の本試験で思った以上に合格者が居なかった上に退職なども重なり、新店に出したいけど奴r……もとい役職者が足りない!!
→やる気あるヤツ拾って役職に上げて人数確保するぞ!

後から知った実情はこういう事であった。

なお、1か月くらいで臨時試験で役職者になった数人がすぐに辞めた。
サビ残多すぎだからね、仕方ないよね。
【63】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月30日 09時56分)

社内連絡で辞令が下った。

副主任昇進「利場」
配属店「IH店」

ま、マジでか……

まず失敗したと思っていた利場は困惑した。
だが、転勤までの期間が短すぎる!(最高記録で1週間で転勤して、とか言って来るのがSTBなのだ!)
困惑している場合では無いッ!
とにかく、役職の仕事を少しでも教えて貰うなど、必死に準備を始めるのであった。

ここに、利場副主任と言う役職者が誕生した……
いやまあ、更なる苦難の始まりなんだけどね!


ちなみに、試験合格者は「試験を受けた全員」だった。
自分も結果は悪かったけど、それ以外にも悪そうな感じの人も結構居たはずなのに全員?
何か、こう、普通の試験との違いを感じる。
その疑問は転勤前にゴッド部長より語られる事になる。
【62】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月29日 21時56分)

何とか学科研修も終わり試験に。
複数ある試験の中の2つがやや自信が無い結果に終わった。
特に1つは、かなりの危険水準であった。
落ちる未来しか見えねぇ!

最後に面接である。
重役ら複数との面接である
利場としては1つ以外は無難に受け答えできたと思う。

その1つが「尊敬する人は誰か」と言う質問だった。
利場は即答で(※もう退職している)「Nエリア長」と言った。
もう辞めた人間じゃないか、と1人に笑われた。
しかし利場はそこそこ頑固な人だったのか、そこで終わらせる気にならなかった。
その人が辞めたのは家庭の事情です。
そして、その人が居なければこの会社にすでに居なかっただろうしこの試験の場にも居ませんでした、と言い切った。
その答えは「ほほぉ〜」だけだった。

こうして、昇進試験は終わった。
体育会系研修も学科試験もヤバそうな利場である。
振り返ってもそりゃあきついよね。
でも、次回受ければたぶん合格できるな、と謎の楽観的思考をするのであった……
【61】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月29日 21時38分)

そして試験は始まった。
日程は、入社時に受けた体育会系研修のパワーアップ版。
その後に学科研修。
そして試験。
最後に面接。
と言う流れだった。

最初にあの研修持ってくるのか……体がズタボロになるぞ……
山の中で川の対岸から超叫ぶ有名な某研修よりマシかもしれないけど、中々にきつかった。

とりあえずズタボロになりました、一日で。
詳細内容は伏せるが、とりあえず謎の山道ダッシュでその日の内に筋肉痛に。
その後のスーパーハード体操でトドメ。
とにかく、発言は叫ぶ。
叫ぶ系の課題も複数あり、その為に一日で声は枯れる。
これ、あと数日泊まり込みでやるんだが、ヤバイ。

その中で色々課題がある。
利場は腹式呼吸が得意、かどうかは不明だが腹から大声を出す事は得意だった。
その為、叫ぶ系の課題はそれなりの成果はあった。
しかし、スーパーハード体操を最終日でもクリア出来なかった。
また、部屋の退出時の清掃が不十分でやり直しをくらった(これは自分がというより班が、であるが)
正直、この時点で終わった感が満載である。

次は、学科研修。
もちろん間に休みなど無い。
粛々と風営法とかパチ屋の経営についてとかを学ぶ。
だが、早朝より研修を受け夕方頃に終わりその後は遅番終わるまで店で勤務だった。
それを何日も。
法律とか重要な勉強してるのに睡眠時間削るシステムとか、マジか……

「眠そうにするな!やる気ないのか!」

いや、無理っす。
【60】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月29日 21時23分)

こんばんは

影響がどこまで行くかは分かりかねますけど、急激にパチ屋が無くなったら影響はデカそうですね。
地方とかだと、その地域の一番大きい銀行よりも納税額多いとかもありますしね。
【59】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

tototosan (2020年01月28日 03時43分)

これは 【トピック】 に対する返信です。
おばんです。
パチンコ業界の闇はもっと深いのです。

いっぽ間違えればバブル崩壊よりひどい事になるよ。
今の世の中経済破綻なんてないと思ってる人がほとんどだけど国が

滅びるのは戦争だけじゃないよ。経済破綻もあるよ。
バブル崩壊してパチ屋ずいぶんつぶれたが、つぶれないぱちやには客はいた

ぱちやに客いなくなったら、日本経済破綻するよ。
日本が経済破綻したら、世界も経済はたんするよ。
【58】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月27日 19時37分)

ある時、社内連絡にこんな事が書いてあった。
「臨時役職昇進試験の開催について」

利場「臨時?珍しいな。まあ、自分には縁のない話か」

そう、ギルティなミスの時にボロッカスに言われ参加資格を失った時からまだ少ししか立っていない。
さすがにまだ無理と思っていたのだ、がしかし。
明らかにゴッド部長のテンションがおかしい。

「過去の事など関係ない、俺が推してやる。この試験受けろ、受けるよな?受けちゃいなよ!」

ちょっと前まで厳しく言われてたのにこの変わり方。
何か変だ、ナニコレ?
試験を受けれるっぽいのに、利場は困惑していた。

そして、ゴッド部長が推すからには他の役職も賛同するしかない。
全方位からのプッシュにより、あれよあれよと言う間に、利場は臨時試験を受ける事に決まった。
スーパーリーチのラストの押せぇぇ!より推されてたと思う。

急すぎて心の準備とか出来てねーぞ……ガクガク
【57】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月26日 20時53分)

さて、そんなISOを取得した企業であったが。
それ故か、ミスしても大して問題にならないミスと、ミスしたらギルティなものがあった。

「厳しい指導()」で精神をやられかけていた利場はついにやらかしてしまう。
そう、ギルティな方のミスをしてしまうのだった。
他の企業ならたぶん大した問題にならない内容だが、ここでは酷い目に合うのだ。
(特徴的で身バレの危険ありそうだから、申し訳ないけど内容は秘密)
しかも、役職者への昇進試験の1か月と少し前。
試験の参加者を決める時という最悪のタイミングであった。

そして。
利場は、またしても昇進試験の参加権を貰えなかったのである。
あれだけ理不尽な指導(?)に耐えてきたのに、まことションボリである
はーい、また次の試験までの半年くらい理不尽な指導に耐えて行くよ〜……


しかし、試験日から1か月後くらいだっただろうか。
思わぬ展開が利場に舞い降りて来る。
【56】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月26日 18時22分)

ISOというものをご存じだろうか。
海外市場に参入する為に取得を目指したりもするが、それ意外にも取得のメリットがある。
ISOの種類にもよるが物凄く簡単に言えば、企業としての業務の仕組みなどを一定の水準に保つ、効率化を図るなどである。
この頃には以外にも取得している企業は結構あって、町の小さな工場みたいな所でも「ISO9001取得!!」みたいに掲げている企業はいくつかあった。
そして、STB(株)も、とあるISOを取得していたのである……

結論から言うと。
STB(株)のISOは目的が間違った状態にあり、非効率なものになっている、言わばISOの典型的な失敗例と言う状態にあった。
最初は業務効率化などもあり良かったのかもしれない。
しかし、今や「ISO取得状態の維持」にのみ注力されているのであった。

ISO取得の看板掲げても客も利益も増えないんだよ……分かってよ……

ISOに必要な文章化だが、ISO取得状態を維持する為に「不必要な」文章の作成、管理を強いられる。
大量に。
不必要といかないまでも、細かいチェックなどは不要なものもあり、それらの管理もわりと日々の負担になる。

もちろん、全く使用しない書類もたくさんある。
そういう書類の多くは、監査などISOに関するチェックがある1〜2日前に朝までサビ残して書類作成するのだ。
チェックはもちろん適当。
店長印が必要なところは印鑑だけ借りて部下が押す。

さらにISOと言えばPDCAサイクル。
上手く使えればこれも良いシステム。
が、大きな負担になるのはやはりSTB(株)と言った所。

このせいで業務量が増えるというシンプルなものも随所に見えるが、やはり改善の部分が非常に辛い。
修正は10秒で終わる程度の、とある小さなミスが起きると改善の為に始末書。
しかも求められる内容が異様に厳しく、ミスした店員は大抵1〜2時間帰れない。
なお、始末書を書く事になった店員にはもれなく上司の罵倒がセットで付いてきます。
どうしても発生する小さなミスがあるので、気を付けてもミスが0になるのはまずあり得ない。
その度に具体的な改善案を出さないといけないため、チェックや確認の回数が増える。
ダブルチェックはまだ良い方、些細な事に3回4回のチェックを入れる、増える業務の数、無駄過ぎる……
なお、無駄に待たせる事になるなど、客も迷惑を被っていたりするのがさすがSTB(株)である。

まあ、無駄なコスト……と思いきやこの会社はすべてサビ残で済ますので人件費の負担は0だよやったね!(涙)
ああ〜人が辞めて行くんじゃ〜

どうでも良いけど、利場はこの始末書を書くのがかなり得意だった。
そんだけミスしていたって言う話だけど(苦笑)
【55】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月25日 23時29分)

これは利場が後に知る事になる話だが、STB(株)の上司(大体、店長以上)の評価対象の1つに部下育成というものがある。
より具体的に言うと、部下を昇進させる事である。
その為なのか、役職への昇進が厳しくなったリーダー2人から利場への指導へシフトしていった。
利場は厳しい指導を受ける事になる……

って言うか厳しい指導の意味を間違えている理不尽な暴虐を受ける事になるのであった。
一応、礼節を持って教えを請えば少しだけ具体的に教えて貰えるゴッド部長はブラック気質だがまだ良かった。
副主任も理不尽だが多少は教えてくれた。
そしてGM店長は……とにかく悪夢だった。
口汚く罵り特に意味も無く苦労させ辛い思いをさせる事を「厳しく指導している」と勘違いしているらしかった。
しかも、具体的な事は一切教えてくれないという。

ああなるほど、リーダー2人は次の試験までコレを受けるのが嫌で消極的になったんだな……
裏でこんな苦労してたのか、泣ける。

とにかく、様々な責任と理不尽とサビ残とGM店長が襲い掛かってきた。
色々あって細かく語るのは止めておくが、例えばその日の稼働が低いと利場のせい、だからサビ残しろ(←!?)って言うのを激しく罵られながら言われるなどである。
いや、稼働って前日までの販促とかイベントとか出玉とか何やかんやあるけど、当日よりも前日以前の方が影響力超高いのですけど……
(もちろん、販促とか機械割を決めるなどの権限は一切ない)

正直、辞める良いきっかけだったはずなのだが、ブラック慣れしていた利場はそれでも頑張ってしまった。
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