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【24】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月13日 09時41分)

M店に配属されてからしばらく経ち、少し状況が変わってきた。
慣れもあるが、確実に上司からの締め付け(?)が緩くなってきたのだ。

自分が配属後の退職者が2桁。
暴言やブラックな先輩、上司のバックレや異動。
これにより暴言などの頻度は減り、言い方などが確実にやさしくなっていた。
いくらブラックでも、退職者があまりに増えると上司が責任を問われるのだ。

そして、会員獲得や商品販売の方でも変化が起きた。
以前から声かけがしつこい、しつこすぎる鬱陶しい!というクレームをガン無視していたM店。
しかし、本社までいくつも届く、ライバル店と稼働の差が増えて来たなど無視し難くなってきた。
そして……

会員獲得のみが自慢のI君の不正が発覚した。
【23】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月12日 19時30分)

社員旅行をマッハで不参加表明して、日々を過ごしていた利場。
旅行の参加者を報告する期日から3〜4日経ったある日。

各店舗に社長より「かなりの長文」のメッセージが届いた。
ああ、うん。
何となくそうなるんじゃないかと予想してたんだ……

かなりの長文な為、要点だけ箇条書きに。
・日本ばかり見ても成長は無い、海外に目を向けるのは当然。君たちの勉強のためだ。
・役職者は行きたがらない部下を説得して参加させるのは当然。
・そもそも会社のトップの誘いを断るのは正しい事なのか。
・もう一度聞きます。店舗責任者は○月○日までに参加者を取りまとめて報告下さい。

シンプルに書いたが、これだけで理解して頂けると思う。
そう、STB(株)は上司の誘いには仕事中、プライベートに関わらず「はい」か「YES」で答えるしかない世界なのである。
超ブラック企業として成長したSTB(株)のトップも当然、思考は「そういう方向」だ。
自ら大金を使ってやろうとした社員旅行の希望者が全然居なかった時の社長の怒りたるや、想像に難くない。

こうして、見事に社員旅行は強制参加になった。
しかも、その後は定期的に開催されるようになった。
勉強と言う名目がある為、旅行後に感想を提出しないといけない……メンドイ
マイナスな事を書くと吊し上げられる、非常に細かい所でも拾って吊るされる。

って言うか最初の希望者の少なさで、みんな本心じゃないの分かるだろうに……
【22】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月12日 17時56分)

ある時、社内連絡にこんな事が書いてあった。

社内旅行します。
旅行費は全額会社負担です。
3泊5日で行先は「とある海外の超有名都市」です。
公休消費します(←)
参加希望者募集!!

発案者はなんとSTBの社長。
かなりの額を会社が負担する事が予想されるので、社員は喜んでくれると思ったんだろうな。
社長は(ブラックだけど、ブラックだけど!!)一代でSTBを大きくした人だ。
そんな人が、なぜ予想できなかったのだろうか。


希望者、ほぼ無し。
そりゃそうだ……
体育会系であるこの会社、一日中上司と関わってこき使われる可能性がある旅行なんてただでさえ行きたくない。
(って言うか堂々と「俺のお世話係を任命する」とか言う上司すらいる始末)
さらに公休が消費される。
サビ残とかで疲れてるし、月の休みが削られてる店も普通にあるのになんでそんな事をしなきゃならんのだ。
控えめに言ってク○企画、ただの拷問である。

まあ、希望者がほぼ居ないのだしこのまま企画倒れになってくれれば……

しかし、ここはSTB(株)。
体育会系で超ブラックな環境なのである。
当然、このまま終わる訳無いのである……
【21】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月11日 22時33分)

何の前触れも無く、Fリーダーがバックレた。
(リーダーは副主任の1つ下の立場、役職者では無い位置)
積極的にサビ残を下に指示する彼が居なくなったのは喜ばしい、が。
ある程度の立場の人ですらわりとバックレるこの会社、すでにヤバイ。
新人とかバイトなら分かるけど、もっと上でも容赦無く失踪するんだぜココ……
超失踪カドゥ○ウスもビックリだ。

まあ、ブラック要素満載のこの会社なら致し方なし。
サビ残、自爆買取、パワハラなどポピュラーなものはほぼ取り揃えられております!!

主任「マジ、バックレとか意味わからん!辞めるならちゃんと辞めろ、ふざけんな!」

憤っている主任。
しかし……
少し先の未来、その主任は店長へ昇進し、そしてバックレる事になるのであった。
ヤバい程に激務だったらしい事は多少同情する。

いや、しかしそんな会社で昇進しようとしている自分はやはりア○だったんだろうなと今でも思う。
【20】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月29日 21時43分)

ある日、カウンター専属のK子ちゃんが体調悪そうだった。
露骨に辛そうな仕草を見せるK子ちゃん。
そして、ついに
「もう……きつくて……動けませぇん……」
と床に座り込んでしまう。
テコでも動こうとしない状態に。

客から見える位置である、さすがにマズい。
だか、自分では勝手に早退とかを決めれない。
しかもミスに超厳しいSTB(株)では、カウンターに入れる人が極めて限定されており、こんな時の代わりの人員が役職者くらいしか居ないのだ!
(パチ屋のカウンターはミスの宝庫なのだ)

なぜか頑張って自分が上司に早退の交渉をする。
忙しい上司は少し渋るも、女性には多少甘いので早退OK。
なお、男性だと早退は中々に苦労する……

利場「K子ちゃん、主任が早退しても良いって言ってるよ。きついなら今日は帰ってm……」

スッ!!(K子ちゃん勢いよく立ち上がる)
スタスタスタスタスタスタ(休憩室へ荷物を取りに行く、早足で)
スタスタスタスタスタスタ(出口へ向かう、早足で)


……
……
いや、思った以上に機敏やん。
これが、世渡り力か……
【19】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月10日 23時14分)

主任は始めは聞く耳持たなかったが、自分もヒートアップして後に引けずもし遅刻してるならクビでも何でも良い的な事言ったかもしれない(記憶が定かでは無いが……)
そんな中、
店長「シフト開いたけどこれがどうしたん?」(天の助けよ!)
主任「お前は出勤になってるだろ」
素早く店長の方へ行く利場、で説明
利場「いえ、ファイル自体を開くんじゃなくて更新時間を確認させて下さい」
主任「なんじゃそりゃ」
店長「ええと、どうやるの?」

右クリックでプロパティ開いて……「更新時間1日19時43分」(※当日は少しサビ残したけど18時過ぎには帰ってる)

も、貰ったあぁぁ!
気分はトロッコ落下からの「まだまだだー」のレオン

ほら!昨日の早番より後に更新されてますよ、と説明するも
主任「いや、どういうこと???」
悲しいかな、この時代にはPCに弱い人は多かったのだ……
1から説明し、保存すると更新される事とか説明してようやくそういう仕組みがあると納得してもらえる。
そしてようやく、よーーーやくシフト担当のD副主任に確認して貰えることに。
「え?連絡してなかったー?」との事。してないよ、履歴ないし。

無事、無実を勝ち取った利場君。
はあ、良かった無実だった。
主任から謝罪とか無かった気がするけど、まあ良かった……

なお、ネタが被るのでもう書かないけど。
将来、別の店舗でもう一回似た事がある模様。
ちょっと酷くね?
(ただし、そっちでは利場は遅刻しないキャラ+PCに強いキャラが認知されていたのでスマートに解決できた模様)
※本当はそこまでPCに強くありません……
【18】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月10日 23時09分)

利場君はバイト時代から無遅刻無欠勤を続けた事に自慢に思っていた。
そんなの当然の事と言うかもしれないけど、そう言いつつも何年も続けられる人はそうそう居ない。
「当然」と言うだけならば遅刻魔のT君だって、他人が遅刻した時には言うのだ。

そんな理由で利場は、足掻いていた。
そして主任はいい加減キレ始める。
万事休すだが、必死に足掻く利場から思わず出た言葉
「シフト表のファイルを見せて下さい!」
正直、明確な証拠があるとすればこれしか思い浮かばなかった。
なお、マジで1日の早番以前からそのままならゲームセットの模様。
【17】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月10日 22時45分)

ある日、利場は職場の事務所で叱られていた。
理由は無断欠勤、休みと思い引き籠りオンライン三昧をしていたら「出て来いやコラ!!」と電話があったのである。
おかしい、そんなはずは……○月1日の早番業務が終わり帰る前に2日のシフトチェックしたし……
バイトのB君とその話をして引き籠るぜー的な話もしたし!

利場「帰る前は確かに休みでした、B君と確認しまs……」
主任「いいから早よ認めろや」
くっ、主任は中々信じてくれない。
それでも、引き下がらんぞおぉぉぉ!オレは無実だ!
【16】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月09日 09時13分)

そんな状況の中、
(詳細を語ると店の作りとかから長々書かないといけない為、無駄に長くなるので概要だけ書く)
自動ドアの電源を切り開けっ放しにする事。
通路に置かれている販促物を入れたイーゼルを動かして通路の広さを調整する。
それらで、自分の担当コーナーへ客を誘導すると言う作戦を取った。
(実は相手の方への客足を減らすというヒドい理由もある)

意外にもコレが超絶な効果をもたらし、海コーナーの稼働付け勝負には8〜9割で勝つし2倍近くの差を付ける事も珍しくなかった。
しかも海は、短期的に見れば勝っても大して得は無いが差が出来て負けると叱られる、出来れば店員にとって入りたくないコーナーなのだ。
故に……「利場さん、前回の海の稼働多かったよね?じゃあまた海担当してね」
となり、何度も担当しそして高確率で勝つというサイクルが一時的に生まれた。
最初は気にも止められなかったが、月単位で続くとさすがに皆気付く。
「海コーナーは客層的に得意なんですよ〜」
とか誤魔化してたらさらに海担当の割合が増えた。
いつしか利場は「稼働付けれるヤツ」という評価に進化していた。
思った以上にこの小細工はバレなかった。

自動ドアが動かないとかを突っ込まれないために。
上司に裏で「絶対稼働付けるので自動ドアの電源切っても良いですか?」と言っておくみたいな対策も忘れない念の入れようだった。

なお、後に役職へとランクアップするH君にはバレた。
凄いな、気付けるのか。と思うが自動ドアが止まってるからバレるのはそりゃそうかw
険悪な関係でも無いから、素直に作戦である事を教えてあげた。
ただし、教える内容は半分くらいな!!
【15】

RE:パチ屋店員生活の思い出  評価

りばーしぶる (2020年01月09日 09時04分)

能力向上を図るも中々上手く行かない。
そんな中、自分が考えた事は……
「現状のままで相手を出し抜けないだろうか」
何か、一見どうしようもない思考だった。

普通、そんな事は成功しないのだが、割りとマジで過去の経験なども活かし色々考えた。
そして、まさかの事が起きてしまう。

当時は海物語全盛期であり、どの店もメインコーナーは海と言っても過言では無かった。
大型店は2コーナー3コーナーが海と言う事も珍しくなく、M店はなんと4コーナー全部ミドル海だった。
そこに2人が2コーナーずつ担当して業務を行う訳だが……
担当する箇所の稼働数にそこそこの差が出来てしまうと、稼働が低いコーナー担当の人はボロクソに言われるのである。
相対的に稼働が多い場合は稼働付けれるヤツ=プラス評価である。
ある意味で勝負みたいな空気があった。
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