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【70】		RE:ガセイベントあたっ！（2006年11月27日 01時45分)
みなさん、こんばんは。私も少し意見を。参考になればと思います。「構成要件該当性」について。皆さんが書かれているように詐欺罪の文言に当てはまるかどうかの議論ですが、確認として欺罔者（犯罪を犯す者）はホール経営者であり、被欺罔者（被害者）は打ち手ですね。（ⅰ）ホールの謳った広告が欺く行為に当たるかどうか？専門書によると「取引の慣行上許容されている駆け引きの範囲内においては、多少の誇張や事実の歪曲があっても信義則に反しないので、欺罔行為があったとはいえない、しかし、程度を超え、取引上重要な事項について具体的事実を虚構したときは、欺罔となりうる。」とのことです。よって、イベントを打つに当たって①「高設定多数、赤字覚悟」などの抽象的な内容なら事実と多少食い違っていても欺罔行為があったとはいえない。 ②「オール６」と言ってオール１の場合は欺罔行為に当たるか？民法９０条に違反しない範囲で考えると、（建前にはなりますが）打ち手の求める対価は「サービスの提供」、即ちスロット台で「遊戯」すること。取引上重要な事項はスロット台で「遊戯」できることであり、この点については虚構していないので、欺罔行為には当たらない。設定については、スロットで「遊戯する」という目的から考えると付加価値的なものであり、その台の性能・程度は重要な事項には当たらないと思われます。（①については前者・後者で否定、②については後者で否定されます。）（ⅱ）処分行為により財物を交付（１項）もしくは財産上不法の利益を得る（２項）ことがあったか。処分行為としては、お金を使うこと（コインをサンドに入れることが処分行為であり、ホールから見ての財物の領得になります＜建前として換金できないので、１０００円→メダル５０枚→１０００円にはできない＞。）。２項詐欺については財産上不法の利益というのが結構少なくて、サービスの提供に対する対価（債務）を逃れた場合で、キセルや支払う意思無しに旅館に宿泊した場合（宿泊という財産上の利益を取得。食い逃げは飲食物という財物なので、１項詐欺）です。（ⅰ）で詐欺罪が不成立になりましたので（ⅱ）は必要ないのですが、一応。あくまで私の意見です。確かに、司法の判断に委ねるのが一番♪そして近畿さんは・・・欺罔行為→相手方の錯誤→処分行為→財物の領得→被害者の財産的損害が全て揃って詐欺。メダルを持って他の台に移れるならば、財産的損害も否定できるかと。

【76】		RE:ガセイベント　もりーゆo (2006年11月27日 02時16分)
これは【70】に対する返信です。
あたっ！さんへ ②の件について＞打ち手の求める対価は「サービスの提供」、即ちスロット台で「遊戯」すること。＞設定については、スロットで「遊戯する」という目的から考えると付加価値的なものここの解釈は多分打ち手に厳しくなるのが現実でしょうが・・・「設定」が「付加価値」で有ると解釈する点は認めます。しかし、例の場合は【全台６】のような、この「付加価値」に明らかに重きをおいた広告だと言うことそして、一般的に考え、その付加価値に大きな価値を見出す客が大多数で有ることを鑑みれば、「設定６」は、本契約の上での重要事項であり、この点が備わっていない事はこの契約において重大な瑕疵と言えると考えます。例えば「ワールドカップ観戦ツアー」を企画して「絶対観戦出来ます」と謳いながら、現地までの旅程を手配したまでで、初めから観戦チケットは一切手配せずに居たと言う話があった場合、【「旅行」と言う契約の本旨が満足されているから問題は無く、「詐欺罪」にはならない】んでしょうか？（民事的な賠償追求に止まるのかな？）編集追記もたもた書いている間に、すでにプーはかせさんとあたっ！さんの間で答が語られてましたね(^^;
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【73】		RE:ガセイベント　プーはかせ (2006年11月27日 02時00分)
これは【70】に対する返信です。
あたっ！さん、こんばんは。＞みなさん、こんばんは。私も少し意見を。参考になればと思います。大変参考になります。＞付加価値的なものであり、その台の性能・程度は重要な事項には当たらないと思われます。問題になるのは↑ですかね？逆に考えると、設定が付加価値的なものではなく、重要な事項に当たると「仮に」裁判所が判断すれば、「詐欺罪」が適用されるってことですかね？納得！すいません。本当に寝ます！
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