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【66】

RE:ボーダー派懇談室

あまがえる (2001年12月20日 20時01分)
すみません。質問させて下さい。
X回転させた時の大当り回数の標準偏差って
√[期待大当り回数×(1−大当り確率)]
ですよね?

これはつまりやればやるほど、バラついていくという事でしょうか?
またCR機よりも現金機の方がばらつき易いという事でいいのでしょうか?
なんか直感とは違ってしまうのですが。

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【67】

RE:ボーダー派懇談室  評価

おやじプロ (2001年12月20日 23時12分)

>やればやるほどバラついて行くか?
解釈次第です。

200分の1で1万回転ずつ計算してみましょう。

1万回転 期待値=50 標準偏差=7.07 μ=−1は42.93

2万回転では 100 10 90
3万回転では 150 12.24 137.76
4万回転では 200 14.14 185.86
となります。
期待値とμ=−1ラインとの差は標準偏差そのものですから、確かに回転数が多くなるほど大きくなって行きます。
ただし、比率で考えると違った結果になります。
(μ=−1ライン)÷期待値 の値を並べると
85.86% 90% 91.84% 92.93%
と回転数が多くなるほど100%に近付いて行きます。

もう一つ、念の為ですが、回転数毎のμ=−1ラインをつないでグラフにして、「ツイてないとき、回せば回すほど、大当り欠損回数が増えて行く」と解釈する人が居ますが、これは誤りです。
今、一万回転させて大当り43回のほぼμ=−1ラインにいるとして、
今後三万回転で期待できる大当り回数は150であって、決して(186−43=)143回ではないわけですから。
言い換えると、1万回転させて、μ=−1の不ツキだった人が、後3万回転後(最初から数えて4万回転)にもμ=−1の状態であるためには、今後も不ツキを積み重ねて行く必要がある、ということです。

>CRと現金機の比較
300分の1と200分の1で考えましょう。
300分の1で最初と同じ計算をすると

1万回転 33.33 5.77 27.56
2万回転 66.67 8.16 58.51
3万回転 100   10   90
4万回転 133.33 11.55 121.78

となり、(μ=−1ライン)×期待値は
82.69% 87.76% 90% 91.34%

この結果をみると、期待値とμ=−1ラインの差である標準偏差はCRの方が小さい、しかし、比率は現金機の方が早く100%に近付く、と言えます。
なぜそうなるか?同じ4万回転でも、「初当り何回分の試行か?」という観点からは質が異なるからです。
言い換えると、高確率の方が、初当りn回分の試行を少ない時間でこなす事ができる−−−−>収支が早く収束に向かう   と言えます。
差にしても、上記は「初当り回数」の差であって、収支に直結する「大当り回数」を比べるなら、CRの場合、2倍する必要があるので、やはり現金機の方が差が小さい、ということになります。

>ついでに応用問題
年240日フル稼働するプロが2人います。
1人は315分の1前後のCR機ばかり、1人は220分の1前後の時短機ばかり打つとします。
5倍ハマリにより多く出くわす(出くわしやすい)のはどちらのプロでしょうか?
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