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【302】 | [深夜の長距離バス](9/51) 生でったらナマで (2015年12月24日 15時18分) |
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(やだなあ、起きてくれないかな……) 美咲はもぞもぞと身を捩りながら、なるべく彼から離れるように窓へ身を寄せた。 しかし彼女が逃げれば逃げるほど、男はずうずうしくこちらへ寄り添ってくるような気がする。 肘は美咲の柔らかい乳房をぐいぐいと押し、太ももはぴったり密着して離れない。 ここに来て、彼女もなんとなく違和感に気付き始めていた。 (この人……ほんとに寝てるの……?) 気のせいかもしれないが、僅かに、肘をぐりぐりと押し付けてくるような感じがする。 しかし男性になれていない美咲には、寝ているように見える男性を起こして注意するなどということはとてもできなかった。 「んっ……」 自分より少し高い男の体温。筋肉を感じる手足。 (な、なんか……ヘンな感じになってきちゃった……) |
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【303】 |
生でったらナマで (2015年12月24日 15時20分) |
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これは 【302】 に対する返信です。 | |||
普段、男性の体温や肌をこんなに身近に感じる機会はない。 こんな暗い場所で、男性に触れられている……それだけでも彼女にとっては非日常なのだ。 再び、肘がぐっとこちらへ押し出されて美咲の乳房を突いた。 (わざとなの……? もしかして、起きてるんじゃ……) 次に自分の取った行動を、美咲は自分でも信じられなかった。 逃げるように窓側へ寄っていた身体の体勢を、そっと動かして椅子へ座りなおす。 当然、乳房への肘の感触はさらに強くなった。 (……なにもおかしいことはないわ。私だって、堂々と眠っていいはずよ……) 太ももで、ぐっと男の足を押し返す。 ふと気付けば、乳房へ当たっているのは既に肘ではなく、男の二の腕全体だった。 彼はわざとこちらへ身体を倒すようにして、腕で美咲の胸の膨らみを確かめているように見えた。 (ううん……私は何も気付いてないわ……眠るのよ) |
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