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【573】 | ♪遊びをせんとや生まれけむ bokorin (2007年02月24日 00時21分) |
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みなさんこんばんは。 新年のカキコに続いて、またまた最近読んだ(音楽の)本のお話。 桃山晴衣さんの、『梁塵秘抄 うたの旅』という本を読みました。 題材となっている『梁塵秘抄(りょうじんひしょう)』とは、 平安末期の流行歌(当時は「今様(いまよう)」と言った)を集めたもので、 日本最古の流行歌集として知られています(後白河法皇撰)。 著者の桃山晴衣(ももやまはるえ)さんは、 その梁塵秘抄を(自分でフシを付けて)歌うことをライフワークとしている歌い手さん。 ちなみに僕は彼女のファンで、CDも愛聴してますし、 コンサートにも行ったことがあります。 さて、肝心の本の内容。 『梁塵秘抄』の中の数々の「うた」を紹介しながら、 (平安時代の庶民の歌、現代の我々にも刺さります!!) 『梁塵秘抄』に対する著者の想いから、 さらには「日本のうた」のありかた、みたいなものまで語られます。 数多くの実体験と豊富な資料に基づいた様々な独自の考察は、 とても興味深く、また、説得力もあると思います。 但し、個人的にはちょっとだけ反論したい部分もあったりするんですが、 (本当、偉そうですみません^^;) 長くなりますし、ここに書くのは止めておきます。 (あえて言うなら、C.パーカーや、チェロのカザルス(クラシックの人)や、 本当に偉大な音楽にはジャンルの垣根というものは無いと、僕は思う) もちろん、大筋の部分ではとても共感できました。 とにかく、色々なことを考えさせられる本ですし、 単純に読み物としても、とても面白いと思う。 本当に、沢山の人に読んで欲しいと思います。 興味のある方は、是非是非ご一読を!! |
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