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【29】 | 松山物語〜その5 元パチブロK (2013年04月16日 00時47分) |
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全国でいろいろな地域でパチンコをしてきたが、松山ほど等価店が多い処は珍しい。 しかもチェーン店が多い。 特に多いのは、ボロンボと天国チェーンであろう。 その中で大街道アーケードの中ほどにある「天国・大街道店」には通勤途上にあるという理由でたまに行った。 午前中の短期勝負である。 しかし、この店は客少なめ、店員がヤーサン風、店内汚い、怪しげな雰囲気の店であった。 怪しげな店は嫌いでは無かったが、釘が渋かったのには閉口した。 それでも好きな台を見つけるとつい打ってしまうのは悪い癖だ。 ある日、CR花満開(初代)で大当たりをひいた。 確変ではなかったが、CR花満開では保1に限り連チャンの可能性があった。 僅かな可能性にかけて保1を見守っていると、左中と花びらが散り集まって77のテンパイ、更にスーパーリーチに発展しこの時点で大当たりを確信しドル箱の山を夢想した。 しかし、あろうことか、このリーチはハズレてしまったのである。 これって偶然・・・たまたま保1で熱いリーチかかかつただけ、そう無理やり思い込んで、その日は帰った。 次の日、懲りずにまた天国にやってきた。 今度はエキサイトジャックだ。 直ぐに大当たりをひき、保2で連チャン。 4連チャン確定。 2連後にパワージャックでリーチがかかるのを見届けてドル箱を取りに行った。 そして、戻ってくるとリーチは外れていた。 その後も連チャン無し。 そんなバカな。 保2の大当たりは自力だったというのか・・・。 まさかね。 その日を限りに天国に行くことは無かった。 そして年月が経ち、十何年かぶりで天国大街道店に行ってみたが、店はもう無かった。 ゲームセンターになっていたのである。 ああ、諸行無常の響きあり。 次回予告 業界初の保留玉変化予告の台 |
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【31】 |
元パチブロK (2013年04月24日 01時17分) |
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これは 【29】 に対する返信です。 | |||
松山では等価の店が多かった。 等価が多いのは時間の少ない身には有り難かった。 しかし、等価の店では釘がそれなりで、いや、激渋というべきで、打てる台が無くて苦労した。 それでは等価以外の店はどうだったか? 実は非等価店は穴場だったのである。 けっこう釘は甘かった。 甘いと言っても限りなく一回交換に近いラッキーナンバー制だったので、当然といえば当然であった。 大街道のアーケード内にあるアルファ共栄、ここは2.5円交換だった。 午前中のみ無制限という変則ルールだったが、午前中しか時間が取れない身には有り難かった。 打つのはノーマル機、連チャン機や確変機は打てなかった。 そこで目をつけたのが、京楽の完全ノーマル機である「パーフェクトゲーム」である。 これはFパワフル似の9分割画面でボウリングがテーマだった。 リーチアクションはノーマルリーチのみ。 演出は極めてシンプルで、そのせいか全く人気が無かった。 特に言うべき事は無いが、画期的な機能が付いていた。 それは、業界初の保留玉変化予告である。 保留玉変化予告は現在ではゲキアツ予告の代名詞のように使われているが、この時代にあったである。 パーフェクトゲームでは、保留玉でリーチがかかる場合、保留玉が赤くなった。 ただし、赤くなったからといって信頼度が高くはならず、単にリーチがかかるだけだった。 また、保留玉が赤くならない場合は非リーチ確定、つまりハズレ確定となるのだった。 それで例えば保留玉が満タンで赤くならない時などは、大当たりの可能性ゼロで消化するだけとなってしまい、興醒めすることこの上なかった。 パーフェクトゲームは、せっかくの画期的機能が付いていながら、その機能が注目されることも無く、不遇の台となった。 そのおかげなのか、1000円で30回程回る台が容易に見つけられ、松山滞在中、最も稼働時間が多い台となった。 ただし、こんなにも良く回る台でありながら収支の方は芳しくは無かった。 ノーマル機の悲しさである。 次回予告 ロマンス |
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