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RE:彼女の「思い」

カンパチ (2013年05月16日 15時29分)
ベンガルさん

どちらかへお出かけとのことなので、一言、レスしときますね。

ベンガルさんの歴史観は、かつて『新しい歴史教科書を作る会』の連中が盛んに言っていたものと同じです。

私は『新しい歴史教科書』も、西尾幹ニ著『国民の歴史』も読みました。

極めてナルシステイックな歴史観と言っていいでしょう。自己中心主義的。読後感は、『面白くもなんともなかった』です。

それに比べたら、井上清著『日本の歴史(岩波新書)』の方が、説得力も迫力もあります。

例えば、第二次世界大戦には、3つの性格がある。
(1)民主主義対軍国主義の戦争
(2)帝国主義戦争
(3)民族解放戦争

もちろん、他にもいろんな性格を持った戦争ですが、こういう風に3つ並べられると、なるほど、と思いませんか。

日本が太平洋地域で遂行した戦争にも、この3つの性格が複雑に絡み合っているといえます。インパール作戦に関する書物を読んでると、よく分かります。

西尾幹ニごときを論破するのは、私には朝飯前です。

彼らが東京裁判でのインド人判事『パール判事』の意見書を足がかりにしていることは知っています。

私は、抜粋ではあるけど、『パール判事の意見書』を読んだことがあります。反戦中立の立場での全当事国批判であり、また、同時に、民衆の立場に立っての行政批判であり、安っぽい日本弁護論などではありません。

しかし、『新しい歴史教科書を作る会』の連中は、パール判事が『悪いのは日本だけではない』と言ってる、その一点だけにしがみついています。今、パール判事が生きていたら、非常に歯がゆい思いをすることでしょう。

いろんな捉え方がある、とおっしゃるのなら、その、いろんな捉え方にチャレンジすることをお勧めします。

一つの歴史観と言うか価値観に凝り固まると、橋本ちゃんみたいになります。


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RE:彼女の「思い」  評価

ベンガル (2013年05月17日 00時56分)

 カンパチさん、こんばんは。


 仰られる通り、色んな捉え方にチャレンジしていきたいと思います。


 ありがとうございました。
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