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【636】

RE:カンパチ・ベルガーX

環八 (2015年01月21日 21時59分)
<p−3>

また、女性に比べて、男性はナルシストです。
プライドが高いですから。
プライドというのはナルシズムの一つでして、プライドの高い人がそばにいると、くたびれます。
おだててやらないといけないし、
ちょいと、『あの人の方が上だと思うな』などと言おうものなら、
激怒したり、激しく嫉妬します。

これは、男性が遺伝的に持つ攻撃性に原因すると思います。
攻撃性=ナルシズムです。



りえママは、自己愛を満たすためにりえを支配束縛していたのであり、
それが愛することだと勘違いをし続けた人、即ち、ナルシストでした。

おそらく、りえママは、常々、
『あなたのことを思って、やってあげてるのよ』
とか何とか言い続けてきたのではないか、と思います。

「あなたのことを思って」というセリフに、
子というのはからきし弱いものです。

このセリフは、
『子に対する愛』から発せられているのではなく、
子を支配従属させ、束縛するために
『母の自己愛』から発せられているのだ、
ということに、母も子も共に気づかないのです。

悲劇です。

一般に『君のためを思って言ってるんだ』というセリフは、
ナルシストの殺し文句です。
言われた方は、まるで、呪いにかかったかのように、相手の言いなりになってしまいます。

このセリフを口にする人物は、決して、相手のためなど考えていません。
自分の考えや価値観を押し付けているだけです。
オレは正しいのだ、オレの言う通りにしろと言いたいだけです。
相手を言いなりにしたいのであり、自分が決定権を握っています。

『君のためを思って言ってるんだ。私の言うとおりにしろ』

まさにナルシズム全開です。


本当に相手のためを思っているのなら、
『○○してはどうかと思うんだけど、どうかな』という問いかけになります。
あくまでも決定権は相手にある、という態度であり、相手の主体性を尊重します。



ナルシズムを表す有名な句があります。

(1)鳴かぬなら、殺してしまえ、ホトトギス

(2)鳴かぬなら、鳴かせて見せよう、ホトトギス

(3)鳴かぬなら、鳴くまで待とう、ホトトギス


まず、(1)ですけど、これは、ナルシズムを極端化させた性格で、おそらくサイコパス(反社会性パーソナリティ)だろう、と思います。
他者を、自分の利益になるかどうかで扱いを決めるので、
自分の利益にならない者、即ち、自分の思い通りにならない者は切り捨ててしまいます。
ホトトギスは鳴くべきであり、鳴かないホトトギスなど、用はない、
というわけです。
非情な超自己中と言えます。

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【637】

RE:カンパチ・ベルガーX  評価

環八 (2015年01月21日 22時00分)

<p−2>

多分、自己愛者は、
他者を支配し、意のままにすることで、愛を獲得したような気になっている、
ということだろうと思います。

他者に受け入れられるとはどういうことなのかを知らずに、
他者に受け入れられることなく自己愛を満たそうとするので、
他者を自分の意のままにすることを目指し、
そのために、
他者を攻撃して抑圧し、支配し、他者の気持ちを考えることができず、自己中心的になっていく、ということです。

ナルシストの特徴として、共感性の欠如や希薄さを指摘されることが多いようです。

他者が自分の意のままになることを、他者に愛されている、と勘違いするわけです。

自分さえよければいい。
そのためには、他者を利用し、他者の視線が自分に向くようにすればいい。
そのためには手段を択ばない。

これは、独裁者・支配者の心理と同じです。
人間の嫌な面を表す言葉は、すべて、独裁者・支配者の心理や行動を表していることになります。
そして、それが『悪』の本質ということです。
当然ですが、そこに愛などありません。

『悪』の最大の行為は殺すということになります。
身体的に殺すことだけではなく、心理的に殺すことも含みます。
心理的に殺す、とは、相手を言いなりにするということです。
相手から、主体的思考を奪います。
相手を、自分の命令通りに行動するように仕向けて行きます。

悪の最も昇華された姿が、独裁体制、ということになります。

この独裁体制を個人間に築いていこうとするのがナルシスト=自己愛者なのです。
「周囲の者は、全員、私を見よ」ということです。

こんな人がそばにいたら、心底、疲れます。
そうなんです。
疲れるんです。

ある精神科医の書籍に
『この人といると、なんか疲れるな、と感じたら、その人はナルシストだと思っていいだろう』
と書かれていました。

何で疲れるかというと、『気を使わされる』からです。
顔色をうかがわなければならないからです。

ナルシストとは、即ち、独裁者・支配者ですから、
例えば、会社の上司と飲みに行ったりすると、気を使いっぱなしになります。
上司の方は、自分が周囲に気を使わせ、疲れさせていることに気付きません。
部下が自分に気を使うのは当たり前だ、くらいにしか思っていません。

自分が部下だった頃には、自分も上役に気を使ってきたのだから、
自分が上役になった今、周りは『オレに気を使え』
となってしまうのです。

はっきり言っちゃいますと、出世するということは、
支配者を目指すということであり、
ナルシストになっていく、ということです。

つまり、立身出世社会は、ナルシスト=支配者の再生産社会、と言っていいと思います。
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