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【381】

RE:カンパチ・ベルガーX

さんさんはなはな (2014年10月19日 00時45分)
「無為を為し無事を事とし無味を味わう

    小を大とし少なきを多しとす

    怨みに報ゆるに徳をもってす」




「無為を為し、無事を事とし」

特に何もしないという事をして

なんでも無い事を仕事として

味気の無い生活を味わう

小さなものを大きく捉え

少ないものを多く感じて

人から受けた怨みには

徳をもって報いる

難しい事はそれがまだ簡単なうちに

よく考え大きな問題は

それがまだ小さいうちに処理する

この世の難しい事は

必ず簡単な事から始まり

大きな問題は

必ず小さな事から始まる

だから「道」を知った聖人はわざわざ大

事を成そうとはしない

小さな事を積み重ねて

大事を成す

安請け合いをしていては

信頼など得られないし

安易に考えていると

必ず困難な目に合う

しかし聖人は些細な事でも

難しい問題として対処するので

結果的に特に難しい事もなく

問題を解決できる…


「無味」

無為とか無とかを

象徴的に表現した

「無為」も「無」も

最高の徳である「道」の

状態や属性を表現した言葉で

「道」とは同義語だと思います

「道」や「無」は無限の味わいを

持っているはずだ

でなければ「道」とは言えず

「無」だとは言えないであろう



「小を大とし少きを多しとす」

老子一流の逆説的な表現

「他を多しとし自己を少なしとして

    他を窺い他から奪おうとする心をすてよ」

元来老子流に言うならば

大とか小とかいう判断は

相対的立場に立つものにはありえないことで

人間の判断は相対的なものであって

物には小も大もない

というのが老子の考え

だから他を多しとする考えは

愚かな考えということになる…





資料を参照




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【384】

RE:カンパチ・ベルガーX  評価

環八 (2014年10月19日 22時39分)

>「無為を為し無事を事とし無味を味わう

>    小を大とし少なきを多しとす

>    怨みに報ゆるに徳をもってす」



分かるような、分からないような。


小さいことを小さいことと思って、見過ごしてはならない。
ということは、『小さいこと』なるものはない。


と思えばいいですか。



>大とか小とかいう判断は

>相対的立場に立つものにはありえないことで

>人間の判断は相対的なものであって

>物には小も大もない


これも、分かりにくいなあ。


「相対的立場に立つもの」という一文の『相対的』という言葉と、

「人間の判断は相対的なもの」という一文の『相対的』という言葉は、


意味が違ってるような気がするんですが。



まず、人によって、ものの見方は違うので、一つのモノや現象に対して、いろんな見方が存在する。
だから、例えば、Aさんの見方とBさんの見方の、それぞれを知り、相対化する必要がある場合、
その相対化する人のことを「相対的立場に立つもの」と考えればいいですか。

そうすると、
「人間の判断は相対的なもの」という表現の意味が解らなくなっちゃう。
人間の判断は、人それぞれ、ってこと?。


心理学者や精神医学者は、大概、『相対化』すべきだが『一般化』してはならない、というようなことを言います。

この場合の『相対化』とは、僕の理解では、ある人の言ってることを『正しい』か『間違ってるか』と区分けするのではなく、言っていることの趣旨をくみ取ること、という感じかな。

例えば、誰かが『あいつ、バカじゃないの』と言ったとした場合、どこがどう『バカ』と感じられるのか、言い換えれば、何と比較して『バカ』と言っているのか、を聞かせてもらう、というような。

(この理解の仕方は、ちょっと、自信がないです)



『一般化』とは、これも僕の理解では、ある一つの事象を、あたかも、すべてに当てはまるかのごとく言ってしまうこと。


例えば、『アルマーニを着てる人って、キザよね』という言い方は、『アルマーニを着てる人』はすべて『キザである』と「一般化」してしまっていることになります。
当然、そんなことはないわけです。

でも、この『一般化』というのは、結構やりがちなんですよね。


それはそれとして、とにかく、さんはなさんの、この文章で使われている『相対的』という言葉が、よく分からないのです。


難しく考える必要はないんでしょうけど。
気になるもんで。
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