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【4】 | RE:ラクダは楽だ! カンバチ (2018年02月26日 16時49分) |
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>学者の言うことはあまり当てにならん。 定説ということじゃないでしょうか。 そういう風に説明しとけば無難、というか。 太古のことは想像で語るしかないですし。 しかし、想像するにしても、想像の根拠というのがあるはずです。 「こういう遺跡が残っているということは、こういう生活をしていたんじゃなかろうか」 というような。 それは、結局、現代人の生活ぶりや文字に記録された事柄を総合して、 想像するということだと思うのです。 過去の記録と照らし合わせながら現代人の生活を眺めていると、 現代特有の事柄と、記録された事がそのまま受け継がれている事柄が、 明確に分離できるはずです。 現代人は、現代に生まれていきなり現代生活を始めたわけではなく、 先祖代々受け継がれてきた伝統的な生活を土台として、 今の生活を送っているわけです。 例えば、 「米を炊く」 これ一つをとっても、 現代人は電気炊飯器でコメを炊き、 先祖は窯でコメを炊いていたわけですが、 「米を炊く」 という行為そのものに変わりはないわけです。 すると、現代人がごく当たり前にやっていることの中には、 先祖代々受け継がれてきた事柄が潜んでいる、 という訳です。 それらを一つ一つ観察していけば、 古代から現代に至るまでに、どういう風に受け継がれてきたかを類推することは可能です。 「おそらく、こういう風に推移してきたのであろう」 と。 学者というのは「推理家」です。 推理には必ず、何らかの根拠があります。 根拠なしに推理などできません。 学者の言うことは当てにならん、と言う前に、 なぜ、そういう推理をしたのか、を知るべきではないか、と思います。 |
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【7】 |
もぐさ. (2018年02月26日 23時34分) |
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これは 【4】 に対する返信です。 | |||
カンパチさん、いらっしゃい。(キターーーーーッッ!!) >なぜ、そういう推理をしたのか、を知るべき なるほど、さすがです。確かに仰る通りですね。 >>学者の言うことはあまり当てにならん。 > >定説ということじゃないでしょうか。 そこの発言は、テレビ番組ゆえの疑心暗鬼の発言でもありました。 つまり普段から真実の中にも嘘(政治的意図)が盛り込まれていたり、 基本的な情報は当てには出来ても、何らかの思惑が含まれていたりと… そうした部分を、やや穿って捉え、揶揄した感じでしょうか。 ちょっと表現がマズかったのか、補足説明が足りませんでした。 実は、原始時代の想像に関するカンさんの見解を読んで、既にレスを用意してました。 ほぼ同じ考えで、賛同しようにも助け船も出せない状態だったので、ヤキモキしてました。 ↓↓ |
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【6】 |
もぐさ. (2018年02月26日 23時35分) |
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これは 【4】 に対する返信です。 | |||
↓↓ 原始時代にヒントがあるとの見方は、私も同意ですね。 ちょっと簡単な、初期の原始社会を想像してみました。 この場合は、農耕が始まる古代文明より以前の原始時代と仮定します。 やがてウバイド人により耕作が始まり、世界各地で牧畜も広まります。 狩猟・採集・漁労などで構成され、自然界に溶け込んだ原始共産性社会は素晴らしいですね。 必要以上に奪わず、過剰な生産競争も無い、自然の再生力を損なわない程度の調和した世界… ただ、それぞれの家族が(あえてこの表現)、集団行動の枠を超えて 横暴な支配者達から独立した自給自足生活を営めるなら理想的ですが… いきおい力の有る者が権力(発言力・影響力)を握り、統治しようとします。 また農産物や天然資源は、地域により偏りがあるので分業社会に発展します。 (さらに言えば、気候・風土・地形などの、土地による環境条件は様々である) すると交易が盛んになり、物流経済が浸透し、略奪や紛争が常態化します。 それらの農村社会の問題を、優れた「長」は上手く制御出来るのでしょうが やはり地域社会を越えて、隣国などの侵略者によって踏みにじられてゆくのでしょうね。 それは実証史学を視ても明らかで、際限なき欲望と競争の果てに繰り返されてきたのです。 これらの結末は、世界の理想化(思想や哲学/宗教)が先だったのか… それとも人類の、文明の最新化(利便性追求/科学)が先だったのか… ま、アレですよね。確かに現代社会は近代以降では、より便利で暮らしやすい世の中には違いありませんが 時代の変遷と共に噴出した世の矛盾を、ムリヤリ政治の力(法律)で押さえ付けた結果に過ぎないでしょう。 |
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