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【42】 | RE:新台頻度 ハード設計課 (2012年06月11日 23時45分) |
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猫±猫 さん レス遅くなって申し訳ございません。 >http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1205/09/news143.html >受注生産の一例だと思いますが、こう言うのは受注生産ではないと仰るんですか? 元々の意図なんですが・・・【17】Apophis さんの >メーカーは「受注生産」に限りなく近い状況を維持できる訳だから、未だ「価格設定は自由」に出来るのだな という文章の「受注生産」=「価格設定は自由」という点について・・・ 1)全く形のない1から開発する物、世の中に類似品が全く存在しない物の製造(試作)=受注生産≒特注品 例:新規製品の製造設備、プラント、計測制御 2)ある程度の形がある物か、類似品が世の中に存在する物の製造(≠試作)≒受注生産 例:貴殿が挙げておられる特別仕様自動車や住宅など 一般的にはどちらも受注生産ではありますが、私の念頭にあったのは、仕事の関係上1)でした。 当然ですが、1)の方が難易度は高く、そこですらも、競争原理が働いており、売り手市場にはなりません。 特殊な技術、ノウハウ、特許などを保有している売り手でも、強気になっても吹っかけはしません。 これは【29】で、元自動機屋さんがお書きになっているように >ワタシが生業としていた自動機の世界では大半が「日本で初めて、世界で初めて」のシステム になるのですが、 >今でも多分、同じでしょう。「地味に一定の収益」は上がる。 のであり、ボロ儲けしているのではないようです。 ですから、「受注生産」=「価格設定は自由」というのが常に成り立つわけではない。 パチンコ台メーカーが儲かっているのは、猫店長が言ってられるように、業界取引の特殊性でしょう。 その意味では、【17】で、Apophis さんが、 >パチンコの場合 として説明されている例と同じでしょう。 ただ、そこから「受注生産」=「価格設定は自由」という結論にはならないのでは? という意図でした。 「受注生産」の定義自体は、その用語を使う人の立場によって異なります。 厳しい方を取ったとしても、「受注生産」=「価格設定は自由」というのが常に成り立つわけではないのでは? そういう意図ですね。 トピのテーマに基づくなら、台価格×入替頻度 vs ファン数×投資金との兼ね合いだと思うのですが・・・ そういう意味では、我々が見えない点を知っておられる店長さんらの見解が、一番的を得ているのでしょう。 |
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【49】 |
元自動機屋さん (2012年06月13日 13時12分) |
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これは 【42】 に対する返信です。 | |||
ハード設計課さん こんちは >という文章の「受注生産」=「価格設定は自由」という点について・・・ そうですよね・・・仰られるとおり、インデントだからと言って「価格設定は自由」なんて杜撰な経済社会ではありませんな。 お国関係ならば「会計検査院」が最終的にチェックしますから「原価構成/積算のベース」は、きちんとしたものがあるし、なによりも「そのシステムを導入した効益」が「その導入コスト(価格)」を上回わらなければなりませんから・・・「アレもコレも・・」というオーバースペックでの価格吊り上げなんざ・・有り得ません。何度も何度も・・・摺り合わせを行うわけです。民間ならば・・なおのことです。 まぁ・・確かに国内で大量調達されて「設計コスト」なんざがチャラになっている製品において、海外の有力強豪社の入札価格をやや下回って獲得した海外物件などのケースでは・・それでも「濡れ手に粟」の高利益を得ることはよくありますな。平気で国内価格の倍ぐらいにはなりますから・・・*もっとも、オペレーション教育やメンテ教育コスト込みですがね・・ で・・「パチ」はと言えば・・「内規という統一仕様?」での競合のようですし・・構成要素もほとんどが外部専門メーカーからの似通った調達価格なんでしょうから・・台当りの「材料費+組み立て加工費」は、ほぼ似たようなものでしょ? やっぱ・・・一定額のシリーズ単位での「設計/開発コスト」を如何に「総生産台数」を膨らませて台当りの按分コストを下げるか? だと思いますよ。 で・・基本、「このシリーズは10万台販売します!!」として高水準な売価設定を宣言して注文を受けて、旨く売り切れれば「かなりの利益」が得られるのだろうし・・好評につき「追加販売」ともなれば「莫大な利益」をもたらす・・・というビジネスなんでしょ? 受注台数が未達でも・・・実生産台数を減らせば、開発/設計コストは仕方ないとしても、製造損失は極小に抑えられるし・・「見込み生産」とは違うようですから・・そういうことなんでしょ? なにせ・・「抜け駆けの危険(不合格)」と「オキャクの気分(稼働率)」という2つのリスクがありますからねぇ 短寿命の日替わりビジネスである故の「業界慣行」なんでしょうなぁ 「抜け駆け」を一発当てれば・・・オミセは挙って「次の確保」に走るのでしょうから・・止められんでしょ?この「ケモノミチ商売」は・・・ そういうハナシですな。 |
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【43】 |
猫+猫 (2012年06月12日 05時16分) |
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これは 【42】 に対する返信です。 | |||
まずは、1)の場合・2)の場合、どちらも受注生産には違いない、と言う事で パチ台の場合、1)の条件には到底当てはまらない訳で・・・(パチ台が受注生産と仮定しても) にも拘らず、そういう「土俵」の上でのハナシに1)を持ち出して、「受注生産の事知ってますか?」的な発言に対し それはちょっと違うんじゃない?1)の場合だけが受注生産と言うのは私の認識とは違ってるし と言うのが突っ込みを入れた理由ですね >という文章の「受注生産」=「価格設定は自由」という点について・・・ 元の文章のニュアンスからすれば、ちょっと言い過ぎだとは思ってました いくら受注生産とは言え、そこに競争原理が働く限り好き勝手な価格設定は出来ないはずです パチ台の価格が下がらないのは、業界の閉鎖的市場や特殊性から競争原理が働いていないからだと思いますよ |
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