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【338】 | RE:再び自転車に乗ってみる グリーンヘッド (2021年05月26日 10時13分) |
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刑事コロンボのキャラクタ設定は、変人。 コロンボはイタリア系の白人。これは、白人階級では低い階級に当たります。ほら、マフィアはイタリア系が多いでしょ。 ドラマを見ると分かりますが、当時のロス市警では、有色人種の刑事はいません。有色人種は制服警官のみ。つまり、刑事の中で一番のマイノリティです。 もうこれだけで、成功者である設定の犯人からバカにされる要因ですが、更に追い打ちをかけるように、服装がヒドい。 雨のほとんど降らないロスでレインコートを着ている。現場にはオンボロ車で到着。時には、ペットの犬を連れて。 アメリカ人にとって、犬を飼うことは一人前の一家の主である象徴。なんだけど、犬を飼いこなしていないことを見せる演出でもあります。 この頃のアメリカ社会では、コロンボのような身分や外見の人(実は能力はあるのに)が活躍することは稀だったのでしょう。そういった願望が刑事コロンボというドラマで投影されていたのでしょう。 これを日本版でやるのに主役に田村正和さんをもってくるとは!それだけでも三谷幸喜さんの才能に驚くばかりです。 一方、古畑任三郎のキャラクタ設定は、こちらも変人。 服装、見た目、どれも悪くないのに、ワガママなところがあり組織人てして「?」。だから、組織内の評価が低い。こちらも組織ではマイノリティな存在。 部下がいるが、どう見てもお荷物部下を押し付けられた感があり、刑事としての能力は低く見えるコンビ。 現場には自転車で駆け付けるが、意外に高級自転車。お金の遣いどころが変人。 こうやって書いてみると、 欧米の笑いの源泉は差別。 日本の笑いの本質は、憎めないバカ。 刑事コロンボは刑事ドラマ。 古畑任三郎はコメディドラマ。 として見るのであって、同列で比べてはいけないドラマだと思います。 |
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【351】 |
妄想地区 (2021年05月29日 15時29分) |
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これは 【338】 に対する返信です。 | |||
グリーンヘッドさん、こんにちは。 もう、5月も終わります。 つい先日、正月だった気がするんですけどねぇ・・・。 >刑事コロンボのキャラクタ設定は、変人。 放映はNHKでしたが、お堅いのにたまにこういう作品を扱うんですよね。 「Mr.ビーン」も、よく放映したもんだと思いました。 ※ビーン大ファンの私です。あれは賢い方(本人)が計算し尽くした、とても緻密なコントなのです。 基準が変わっているのでしょうかね? コロンボ役のピーター・フォークさん。 これも正にハマリ役の代表格ですね。 演技もそうですが、決定付けたのは、 「ウチのカミさんがね」と訳した方の功績大だと私は思うんですよ。 原語は、my wife ですかね?それとも、スラング? 容疑者宅に事情を聴きに来て、帰ろうとしても「あ、そうそう・・・」と、思い出したように話し続ける。 容疑者も、イライラ、ヒヤヒヤ?早く帰れって? これは刑事としての演出なのか、変人故の行動としての描写なのか? 晩年はボケてしまったとかで、とても残念に思いました。 まさかそれまで演技ではないでしょうけど。 >欧米の笑いの源泉は差別。 >日本の笑いの本質は、憎めないバカ。 今は何かにつけ、すぐに差別だと騒がれる傾向があります。 時に「それって差別してるつもりはないんだけどなぁ」と思うことも。 むしろ、それを口にする方こそそう思ってるのではないか、なんて。 従来からの漢字を平仮名表記にして、差別解消と主張していた団体がありましたが、 なんて低レベルなことやってるんだと、呆れた方も多いのでは? 確かに難しい問題ではありますが。 |
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