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【23】 | RE:新台頻度 ハード設計課 (2012年06月09日 09時56分) |
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Apophis さん お客様は神様!?さんは >売切り商品と設備を比較するのは、適切ではないかもしれないが・・・ というように前置きして結論を述べてられると思えるのですが。 >メーカーは受注生産に限りなく近い状況を維持できる訳だから、未だ価格設定は自由に出来るのだな 受注生産がどのようなものか、経験されたことがありますか? 発注者が複数の受注者候補者に仕様を提示して見積を提出させます。 受注者候補社は、発注者が提示した仕様書を補い、細かい明細の見積を出します。 場合によっては、概略仕様の提示だけで、詳細仕様書まで受注候補者が作成します。 このような経緯を経て発注者は受注者を決定します。 受注者が決定した後も、仕様変更や予算などで価格は上下するでしょう。 つまり、1社しか仕様に応じた生産ができない場合以外は、競争原理が働いています。 これをパチンコに当てはめるとどうなるか? >メーカーは店舗数や店舗における設置台数など流通市場を把握している。 >そのデータに基づいて生産数が過剰になる生産計画を立てる可能性は低い パチンコメーカーは1社ではなく、数社あります。 自社製品の販売を伸ばすためには競争原理が働いているはずでは? そうでなければ、メーカーに営業など要らず、ホールからの注文待ちでいいはず。 新台の開発競争が行われているのも、固定されているシェアの争奪。 業種は異なるが、長年シェアが一定だったビール業界で、麒麟ビールトップを覆したのはアサヒのスーパードライ。 かつては、パチンコメーカー間のカルテル的寡占状態だったが・・・ 現状では、業界団体から離脱したメーカーの特許紛争も行われているから、お客様は神様!?さんの >ホール運営に絶対必要な設備なら、メーカーは強気になれる という状況でもなさそうではないかな? 一方で売切り家電の場合などですが、 >例えばメーカーは価格設定をしない、これがオープンプライスだが。 メーカーが値崩れを防ぐため、販売店に定価販売、値引き限度を指示し、それに反した販売店には、商品を卸さない。 これを是正するために、公取が指導した結果、オープンプライスができたのではなかったですか? 以上を総合して考えると、メーカーとホール間では、オープンプライスが成立していない。 そういうことではないでしょうかね? 付記しておけば、 >市中在庫が増えれば安く、減れば高くなるだけ スーパーの生鮮食品が代表例で、 >メーカーは卸す時に自社が損をしない範囲で卸に売る。 モデルチェンジの早い機器など、投下資金を回収するには、赤字販売もあるのですが・・・ さらに、元々赤字販売の例もあります。 複合機能のプリンターで、コピー、FAX、スキャナー機能がついていて1万円。 インクが5千円で、消耗品で儲けざるを得ません。 賢い消費者は、スキャナー機能を利用するだけのため、複合機能のプリンターを購入し、FAXと共用します。 売切り品、設備に関わらず、開発費の償却、原価計算などが考慮されているはずです。 パチンコの場合も、検定不合格、開発失敗などの費用も台価格に上乗せされているのでは? 演出機能が多彩になり、台の原価が上がったのではなく、開発費償却分が大きいと思います。 高騰した台の入れ替えに売上が追いつかないから、新台導入頻度が減っているのではないでしょうか? 上記の推測が間違っていれば、ホール関係者が指摘してくれると思いますが。 |
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【34】 |
猫±猫 (2012年06月10日 11時39分) |
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これは 【23】 に対する返信です。 | |||
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1205/09/news143.html 受注生産の一例だと思いますが、こう言うのは受注生産ではないと仰るんですか? 仕様も価格も全てメーカーが決めて、注文を受けた分だけ生産する方式ですが。 |
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【30】 |
猫±猫 (2012年06月09日 23時30分) |
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これは 【23】 に対する返信です。 | |||
>受注生産がどのようなものか、経験されたことがありますか? >発注者が複数の受注者候補者に仕様を提示して見積を提出させます。 ここではそう言う受注形態の話はしてないでしょ。 企画設計商品化まで全てメーカーがやり、カタログを作って注文を受けた分だけ生産する。 こういうのも受注生産に違いはないでしょ。 例えば、車の特別仕様車などには受注生産を謳っているモノがたまにありますよね。 光岡の「おろち」なんてのもあります、これも受注生産だったはず。 これらはユーザー(車購入者)が発注者と言う事になりますが、ユーザーが仕様を決めますか? ユーザーが見積もりを取ってメーカーを決めたんですか? |
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【29】 |
元自動機屋さん (2012年06月09日 16時05分) |
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これは 【23】 に対する返信です。 | |||
>受注生産がどのようなものか、経験されたことがありますか? ウゥ〜ン?? 確かに「受注生産」の多くは、ハード設計課さんの仰られる通りに「競争原理の中で、それなりに熾烈な状況」なのでしょうなぁ・・・ワタシが生業としていた自動機の世界では大半が「日本で初めて、世界で初めて」のシステムでしたから・・相手が民間でも「随意発注」に近いものでしたがね。 ほとんどが「研究委託」から指定でしたから・・・「発注仕様書」自体が、キチンと独占技術を網羅した他社の追随を許さない「自社スペックイン済み」なので・・・「競札」という手続きも・・・形だけ、いわゆる「インデントもの」ですな 今でも多分、同じでしょう。地味に一定の収益は上がる。 まぁ・・「パチ機」は、「内規」という抜け穴満載の縛りはあるものの技術面での法規は、うんと大雑把なものだし、「なんちゃって認定」も法規で決められた大まかな各種制限値に収まっていればOKのようですから・・「解釈面での抜け駆け」が絶えないし・・ 当れば大きいですからねぇ 加えて・・ねこさんが仰られているように「リリースの前に受注締め切り」となれば「シリーズ物」なんぞは「現行機」の人気度に大きく影響されて「見込みで確定発注」せざるを得ないのがオミセの立場でしょ? 画して・・・メーカーは「見込み生産」の形を取りながら・・・「確定受注数」に応じた「受注生産」に近いロスの無い製造が可能となる・・・注文が殺到して「追加生産」ともなれば・・・開発コストなどの固定費は償却済みなので・・・材料などの流動費のみのコストで莫大な純益を手にすることが出来る だから・・味をしめたメーカーは「解釈面での抜け駆け」の折込に余念が無い・・と、いうことですな。 こうした「大きな流れ」に耐えうるのは「メジャーな大規模チェーン店」だけでしょ? パチ業界での「市場原理」とはそういうものでしょう。 >高騰した台の入れ替えに売上が追いつかないから、新台導入頻度が減っているのではないでしょうか? パチ市場規模縮小に正比例して・・体力を消耗した老舗閑散店から確実に減るだけだと思いますが・・・ 「新台頻度」=「リトマス試験紙」かな?? |
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