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【2290】 | 今日は静かな司令室・・・ 雪娘☆ (2005年11月02日 15時34分) |
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ではでは、物語をひとつ・・・(エロじゃないから) 昔々、遠い昔のにほんに、王様が居ました・・ 王様は動物が大好きで、ある日 国の動物に対してある名誉を与える事にしました・・ 『3日後の明け方までに、ここより山三つ越えた集会場に到着した先着12匹の動物に名誉を与えよう〜』・・・・・・・動物たちは、大喜びです。 そんな中、歩く事には、自信の無い牛は、3日前だというのにスグに集会場に向けて出発しようと考えました・・・ そんな牛の姿をズル賢いネズミがこっそり見ていました・・・ そして、牛が歩き出す時、チョンと牛の背中に飛び乗りました、牛は気づきません・・・ 三つの山を越え、3日後、牛は誰よりも早く集会場につき安堵したのですが・・・ 牛が最前列に着く瞬間!背中のネズミがストンと牛の前に降り立ちました・・・ そして明け方近くになると、続々と動物達が集まってきました・・・ 順番は・・ネズミ・牛・トラ・ウサギ・辰・蛇・馬・羊・サル・鳥・犬・猪・・そして 明け方、ギリギリに到着したのが、イタチです・・イタチは自分が12匹に入ったのか 心配で最前列から数を数えました・・・1・2・3・・・・・・12・・ イタチの計算では、自分は最後の12匹目です。イタチは大喜びして踊りだしました・・ しかし、イタチには、大きな牛の体に隠れたいた小さなネズミを確認する事が出来なかったのです・・・ そして、王様が現れ 集まった動物にたいしてこう言いました・・・ 『ここに集まった12匹の動物は1年ごとに、その年の主役になれる権利を与えよう』 そうです・・これが、後の世の干支となったのです・・・・ さらに王様は、こう付け足しました『今年の主役は、ネズミに決定!』・・・ 皆が、拍手を送る中 一匹だけが、驚き!悲しみ!泣き崩れました・・・ そうです自分が13匹目だと気づいたイタチです・・・そんな姿を皆が哀れみました・・ 王様も心を痛めました・・・・そして王様はイタチにこう告げたのです・・・ 『おおかわいそうなイタチよ・・おまえは年の主役にはなれないけれど、特別に毎月の始めにお前を称えよう!』・・・それから月の始めを『つ いたち』と呼ぶようになりましたとさ・・・めでたし・・めでたし・・・ 長文に付き合っていただき、ありがとうございます・・(^^) |
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