| トップページ | P-WORLDとは | ご利用案内 | 会社案内 |
■ 283件の投稿があります。
<  29  28  27  26  【25】  24  23  22  21  20  19  18  17  16  15  14  13  12  11  10  9  8  7  6  5  4  3  2  1  >
【243】

RE:今を考えることが・・  評価

匠道 (2011年05月07日 00時31分)

>1)原発の発電コスト

http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/index.htm
どっかに書かれているはずやけど
表にしたんは此処
http://www.iae.or.jp/energyinfo/energydata/data1012.html
これは建設維持費を含んでやな

2)バックエンド費用  (役割が終えた原発の処理にいったいどれほどの費用が掛かるのか?

日本原子力発電の東海原発(茨城県東海村)の廃棄費用は885億円(解体費347億円、その他廃棄物処理処分費538億円)でっせ

>3)使用済み燃料の処理・処分

http://kakujoho.net/rokkasho/costs.html
に書いてあるぜ

>4)原発施設の寿命

適切な保守をしたら、臨界から40年ぐらい
日本で原子力発電が始まったんは1966年年の東海1号機
経済性で廃炉になってるにゃで

まあ、日本の実際の計画は昔150基ぐらいになっとったんやで。

>今回の原発事故により、やはり原発に頼ることを止めなければいけないと。

いや、止めるより技術的教訓として受け取った方がええ
何故かは、どの技術でもやな、人間が作るもんに100パーセント安全はありえへんちゅうこっちゃ
風力は低周波振動の問題が有るやろ
水力はダム津波(バイオントダムで検索してみたら解る)の可能性
火力は言わずと知れたCO2とタンク破裂、火災などやな
波力は出力が弱いけん話にならん

日本にもサンシャイン計画やらムーンライト計画ちゅうもんが有ったんやで
一部は実用化されとるけど、原子力発電所規模となると無理やな
ちゅうことで今後100年は原発やな、いかに安全性を高めるかが肝心や
実際ABWRなんかええ設計しとる

しかしこの国、国民もマスコミも専門家もどうなってんにゃ
東電や原子力の専門家、マスコミもが人災や言う取る
何か地震の津波は人災か?
ふせんげんかったのは、技術的失敗じゃなくて責任者の人災か?アフォ言え
何でも責任者が辞めてチョンにして良い事ちゃうやろうが
航空機の墜落でもパイロットミス、人為的事故が一番、批判を受けん、
批判を受けるのはその責任者だけ、そいつを吊るして終わり
こいつら自分がやめて技術的問題を隠そうとしとると俺は思うんやがな
【242】

RE:今を考えることが・・  評価

もうジージです (2011年05月06日 07時08分)

匠道さん、おはようございます^^

教えていただいた【よくわかる原子力】・・判り易いです。 ありがとです^^
これから先『原発が必要か否か?』を勉強する意味でも繰り返し読み直してみます。

自分の中では、特に知り得たかったのは
1)原発の発電コスト
2)バックエンド費用  (役割が終えた原発の処理にいったいどれほどの費用が掛かるのか?
3)使用済み燃料の処理・処分
4)原発施設の寿命

2)や3)は、現状の年金問題と同じく、次の世代へ多大な【ツケ】を残すことになりますから。
使用済み核燃料の処理は、地球のあちこちにとんでもなく大きな地雷を埋め込んでいくことになりますね。

当初の原発「法定耐用年数16年」というものが、途中で40年に引き伸ばされてきたことなども含め、
すでに新しい発電システムに移行すべき段階に入っていたわけですね。
『作ってしまえば、こっちのもの』という発想が、ここ数十年繰り返されてきた日本全体の行政の象徴とも言えます。

人が裕福に生活していくこと=地球がゴミだらけになってしまうこと(大気汚染から地中ゴミ埋設まで)
今までのようなやり方を変えていくようにしなければならない時期に来ていますね。

今回の原発事故により、やはり原発に頼ることを止めなければいけないと。
その為には原発に取って代わるクリーンな電力を生み出すことが大事ですね。
【241】

RE:今を考えることが・・  評価

匠道 (2011年05月05日 00時09分)

サクラ大戦初心者さん こんばんは

>加圧水型炉(PWR)は構造が結構複雑で温度が上昇しすぎるとどうなるか、よくわかりません。

温度が上昇すると出力が下がるんやで、核反応が散漫になるわけや
なぜかは
http://www.fepc.or.jp/learn/hatsuden/nuclear/kakubunretsu/index.html
此処の下の方の減速ってとこや
水が熱くなると密度が下がる、すると反応が緩慢になるちゅうこっちゃ
http://www.kepco.co.jp/plu/34.html

>ナトリウムを使う高速増殖炉はかなり厄介です。

ナトリウムは沸点が高いさかい、炉心の露出とか水素の発生とか起こさんのやで
しかも、加圧する必要がないんや、だから
1985年アメリカが実験しとる、全力運転中にナトリュウムの流れを止めて温度変化を見た
もんじゅでもやってるんやで
http://www.jnes.go.jp/content/000011222.pdf
の3・1を見てや

>1995年のもんじゅの事故は二次冷却系のナトリウム漏れで、放射能は漏れていないみたいですけど、

あれは、設計に当たってプローブ製造する会社、大田区の町工場やけど
そこに、温度やら機密扱いでデータ渡さんかった、で折れたちゅう落ちがついた事故やがな

>それが建屋にたまって、建屋を吹き飛ばすなどということは、だれが予想できたでしょうか。

予測はできんな
そもそも、どっからでたんやっておもたんちゃうか

>原子炉建屋は40センチの厚さのコンクリートに覆われていて、
>戦闘機が衝突しても大丈夫と言われてました。

そりゃPWRの場合や、丸こいのはほぼPWRやけど
格納建屋が格納容器をかね取るから旅客機が衝突しても大丈夫な強度をもっとる
福島のはBWRやから格納容器は鋼鉄製や支える部分以外は案外薄いんやで
http://www.jnes.go.jp/bousaipage/sisetu/npp.htm

>これほどの威力があるとは・・・。

チャレンジャーも爆発しましたがな
どんなもんでも可燃性のもんは最適比で爆発したらいりょくありまっせ
【240】

RE:今を考えることが・・  評価

サクラ大戦初心者 (2011年05月04日 13時31分)

匠道さん。投稿ありがとうございます。
勉強になります。

>PWRやナトリューム炉なら、自然冷却でもあの程度でも大丈夫やったはずやで

確かに、自然対流で、ある程度の冷却が可能のようです。
原子炉というのは、調べれば調べるほど微妙な技術という気がしてきました。

加圧水型炉(PWR)は構造が結構複雑で温度が上昇しすぎるとどうなるか、よくわかりません。

ナトリウムを使う高速増殖炉はかなり厄介です。
金属ナトリウムは水と激しく反応するので、
金属ナトリウムが漏れ出すとどうにも手が付けられません。
1995年のもんじゅの事故は二次冷却系のナトリウム漏れで、放射能は漏れていないみたいですけど、
ナトリウムがいかに扱いにくいか、印象ずけられた気がします。

今回の福島第一の水素爆発については、予測できた人は少ないに違いないと思います。
燃料集合体が水面から露出すると、水素が発生するということは、
事前に知られていた事実かもしれませんが、
それが建屋にたまって、建屋を吹き飛ばすなどということは、だれが予想できたでしょうか。

原子炉建屋は40センチの厚さのコンクリートに覆われていて、
戦闘機が衝突しても大丈夫と言われてました。
それがいとも簡単に・・・。

化学の実験で、試験管の水素に火をつけると、
ヒュっといって燃えるのを覚えているのですが、
これほどの威力があるとは・・・。
【239】

RE:今を考えることが・・  評価

匠道 (2011年05月04日 00時44分)

http://www.nuketext.org/kenkoueikyou.html#kousen

ここ読んだら解ると思うで、あのスレではどっちが正解か

>原発は海の近くに作るという定石みたいなのがあるようですが、それなら海の中のほうがより安全かな?? と

いい発想やと思うで
原潜事故は何回もおこっとるけど、放射能漏れは無いもんな
スレッシャーなんかはバラバラになっても深海やから放射能漏れは起さんかった
【238】

RE:今を考えることが・・  評価

匠道 (2011年05月04日 00時36分)

>冷却するすべがないのに安全?

ある程度は自然対流で冷却する事が出来るのは事実や、専門家はそう言ったと思うで。
構造上はスリーマイルとちごて対流起こす設計やから。
ただ、原子炉って奴は水と言えども冷えれば収縮すんにゃ、だから注水は重要やでって話。
あの時は原子炉の中のジェットポンプや再循環ポンプも止まっちまった
汽水分離が起こって居たのを失念してたんやろ。
であの状態に
PWRやナトリューム炉なら、自然冷却でもあの程度でも大丈夫やったはずやで

>このとき、米軍は原子炉を海水で冷却すべく
>特殊部隊を福島に向かわせていたのです。

ちゃいま、冷却材を持っていこうかと問われただけ
冷却材ちゅうても只の水やさかい、海水も有るしいらんわな、
そもそも、放射線防護隊などは核戦争を想定した軍の部隊やで
原発事故は完全に専門外でっせ

>もし、わかっていれば、日本中の電源車を福島第一に向かわせたはずです。

道路網が寸断されていけまへん
東京消防庁が行ったのも1週間後だったやろ

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/images/f12np-gaiyou.pdf
見てみたら津波がどの程度だったかわかりまっせ
【237】

RE:今を考えることが・・  評価

サクラ大戦初心者 (2011年05月02日 10時56分)

ジージさん。投稿ありがとうございます。

ジージさんのおっしゃる通り、今回の原発事故のカギは
核燃料棒の冷却でしたね。

冷却が重要なことは、事故前から専門家は知っていたが、
保安院も原子力安全委員会も首相も知らなかった。
ここが致命的です。

地震直後に総理は原子力緊急事態宣言を発しました。
理由は、福島第一原発のすべての電源が失われ
原子炉が冷却できなくなったからです。

総理はヘリに乗り、福島第一を上空で視察します。
この時、横にいた班目原子力安全委員長が
「原発は大丈夫です」
と、とんでもないことを言ってしまった。
普段口癖のように言ってることなので、
自ら自己暗示にかかっていて、
つい言ってしまったのだと思います。

冷却するすべがないのに安全?
このとき、米軍は原子炉を海水で冷却すべく
特殊部隊を福島に向かわせていたのです。
それを総理が断ってしまいました。

なんという判断ミス。
みずから、原子力緊急事態宣言を出しながら
その意味が分かっていなかった。
原子力安全・保安院も同様です。
記者会見でいつも保安院の制服で出てくる
経済産業省の西山審議官は、法学部出身であり、貿易や条約交渉で活躍しているエリート官僚。
燃料集合体が冷却できないとどうなるか
理解していなかった可能性が高い。

もし、わかっていれば、日本中の電源車を福島第一に向かわせたはずです。

東電本社に総理が乗り込んで、
「撤退など許されない。あなたたちしかいない。」
と叫んだのも理解できます。
米軍の協力を断ってしまって、いまさら頼めないのです。

昨日の朝刊に、東電が福島第一に防波堤を築く案が出ていて
目を疑いました。
東電には科学者はいないのか?

津波って高波と違って、波長が長くて、水面自体が上昇する感じなのに、
東電の案は、3号、4号の前だけ防潮堤を作るらしいのです。
これじゃ海水に回り込まれて、意味がないと思います。

倒産しかかっている東電に任せているから、半端で無意味な案が出てくるのだと思います。

東電任せにしないで、国家の総力を挙げて、福島第一の周りに大防潮堤を作るべきです。
【236】

RE:今を考えることが・・  評価

もうジージです (2011年05月01日 14時54分)

サクラさん、こんにちは^^

私には原子力発電所の工程管理システムなどの知識が、これっぽっちもないのですが、
とりあえず今回の原発問題で、核燃料の管理=核燃料の冷却管理ということは判りました。
核燃料自体が非常に危険なもので有る事は間違いないことなのですが、キッチリ冷却管理すれば問題なし!

要は火薬爆弾が火の気のない水の中に有るとするならば、火薬爆弾もなんら危険ではない!
そんな発想から【原子力潜水電力艦】という、単純な発想です。

ただね、今回の福島原発がこれほどまでの問題に発展したのは、その冷却に対する危機意識の無さからだと感じてしまうのです。
震災直後に、最善の冷却対策をしていれば、今現在の問題にはなんら至らなかったんじゃないかと。
単純な話、エレベータのワイヤが切れたら落っこっちゃう・・だからメカ的な非常ブレーキを設置しなきゃ! というレベルと同じかと。

電気制御回路などを経由する安全装置は、どちらかと言うと二段階的な発想になります。
からくり人形は電源が無くとも動作しますが、電気や電池が必要となるオモチャは電気が無くなると動かなくなることと一緒です。

原発は海の近くに作るという定石みたいなのがあるようですが、それなら海の中のほうがより安全かな?? と。


話は変わりますが、ここのところずっと読ませていただいていたのに突然終了してしまったトピック【基準値オーバー】
放射能の危険性について、ぜひともその続きを勉強させていただきたく・・・・・
こちらの板で続きの勉強をお願いしたいと・・サクラさんに強く切望いたします。

私自身は原発容認ではありません。
どちらかと言うと、10年先には原発すべて廃止派です。
人間と言うものは、絶対使えないとすれば、また新しい発想が出るものです。
だから10年後には絶対使っちゃいけないものだと決め付けて取り組めばできるものだと確信します。

ここのところ【日本は必ず復興できる!】という言葉を良く耳にします。
なぜこういう言葉になるのか? すごく疑問に感じています。
震災前から経済や雇用も落ち込んでいます。 それ以上に政治が落ち込み切っている!!

宮城や福島の県知事がTVなどに出るたびに『政府の早急な援助を!』などと言っていますが、これもまた??
政府にどうのこうのじゃなくて、税金を上げてもっとこっちに回して下さい! って言ってもらったほうが良いです。
でもね、やはり東電と同じく、県知事から職員含め収入カットして、みんなで助け合うことが先決かと。
助け合うと言うのは、仕事を分け与え合い、みんな平等に生活することかと思うわけです。
今の日本人にそれが期待できるか?⇒【日本は必ず復興できる?】
【235】

RE:今を考えることが・・  評価

サクラ大戦初心者 (2011年04月30日 18時18分)

>乳飲み子や子供達のことを考えると避難すべき事態なのかなとも思ったり。

確かに、長期的な遺伝の障害があるのかないのかわからないので、やはり避難すべきかもしれません。

となると、海産物の汚染も心配です。
海の中に原子力発で所をというアイデアですが、
東北地方は、漁業で成り立っているようなところがあって、
海が汚染されちゃうと本当に困ると思います。

政府は原発処理を東電にまかせっきりですが、これは実に不思議です。

私たちの日本に強力な政府があれば、
何兆円かけても直ちに、福島第一原発の周りに大堤防を作って、一滴の水も外に出さないようにするはずです。

東電はもう破産したも同然ですから、放射能が海に流れるのをどうすることもできないのです。

こんな時には、旧ソ連のような強力な政府が必要だと思います。
日本も何万人も動員して大堤防を作るべきです。
【234】

RE:今を考えることが・・  評価

もうジージです (2011年04月28日 10時00分)

ロズマリンさん、こんにちは^^

地震や津波の影響を受けにくくて、更に冷却機能の不具合時の緊急対応として
海の中にあればメカ的にも対応しやすいかな? と思ったり、
それから原子力潜水艦って現存するじゃないですか。
この原子力潜水艦⇒原子力発電艦ってイメージで、意外と開発し易いんじゃないかな? って。
あさはかな発想で申し訳ないです(T_T)

>海はそんなに甘くないです。

海は意外と、しょっぱいのは知ってます^^
海流発電の情報ありがとうございます。 また一つ新しい情報が増えました^^

サクラさんへ

確かに原発近隣住民への避難勧告、特に非難しない人には罰金を! みたいなのは行き過ぎかとも思います。
ただ自分が考えるには、乳飲み子や子供達のことを考えると避難すべき事態なのかなとも思ったり。

年老いた老夫婦が『ワシらはここから離れたくないんじゃ! ほっといてくれ!』
こういう方達は、そのまま以前と同様の暮らし方のほうが長生きできるような気もしたり。
生活環境が大きく変わる人体への影響(ストレス)も相当なものがありますからね〜。

百姓一揆さんへ

シメシメ・・・・・ついついにやけてしまいました^^
スロのほうはイチイチいじらないって方向でしょうか。

何時だったかTVで見たんですが、日本は他国に比較しても飛び抜けて高い電気料金ということで・・
こういう情報が世間一般にも流れているので一概に電気料金UPとまで行かないような気もします。
そうなると別の形で集金するようになるわけですが、消費税UPなどこの機に一気に・・・・・
シメシメと思う人達がいるわけで。 日本はもう終わりでしょうか??
<  29  28  27  26  【25】  24  23  22  21  20  19  18  17  16  15  14  13  12  11  10  9  8  7  6  5  4  3  2  1  >
メンバー登録 | プロフィール編集 | 利用規約 | 違反投稿を見付けたら