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【2389】

【風俗行ったら人生変わった】 その35  評価

綺華 (2014年04月19日 16時11分)




(注:その34は【2412】)



俺は初めて口を開いた。 

俺「どういうこと?」 

ガリガリ「・・・・・。」 

晋「俺さん、嫉妬って分かりますややろ?こういうやつは愛はない代わりに嫉妬だけはあるんですわwww」 

ガリガリ「な、なんだと」 

晋「おぁえぁ、だあっとええぃいいっ!!」 

俺・ガリガリ「は?」 

晋「いやいや、『お前はだまっとれいっ』って言ったんですわwww 」



ガリガリは完全にビクビクしてて、目の前で侮辱されても言い返せない。
 
こんな場面でギャグを交えながら、どうして話せるんだろう? 

これまでの俺なら、もうどもりまくりのてんぱりまくりだろう。 

人間の精神力って本当に違いがあるもんなんだなぁ。 

っていうか、侮辱じゃなくて図星なんだろう、俺には「分かる気がするレベル」だが。



いつの間にか、晋作君はガリガリの肩に手を回していた。 

晋「ほな、こいつと二人でそこらへんの居酒屋に行ってきますわ。」 

俺「いや、俺も行くよ。」 

晋「ほんまやったらそうなんやろうけど、かよさんの家の前やし、 

  今日はもう、俺さん、頑張ってんから、かよさんと過ごしてくださいよ」 

俺「うん、分かったwww」 

晋「現金やなぁ。ほな」 

晋作君はガリガリと仲良く闇に消えていったwww



俺はかよさんに報告するためにかよさんの部屋に戻った。 

かよ「どうでした・・・?」 

俺「いや、もう二度と、間違いなくこないよ。それに・・・」 

俺は晋作君のことを言うべきか迷ったが、この時点では言わないことに決めた。 

かよ「ごめんなさい・・・。」 

俺「いや、これで俺も安心できるしwww」



このとき、俺はちゃぶ台みたいな前に座ってて、かよさんはベッドに座ってたんだけどさ。
 
かよ「今日は1人でいたくない・・・」 

って言ったんだよ、最初に多分。 

でも、俺の耳はそういうセリフが入らないらしく、 

俺「てーくない?てーくないって何、それ?」 

って聞き返したwww真顔でwww


き間違えられたとは 

思わなかったらしく、 

かよ「てーくない?てーくないってなんですか?」 

と聞き返した。 

そして、数秒後に笑い出したwww更に数秒後に、怒り出したwww




かよ「あのっ!ひとりで・・・いたくないって言ったの・・・」


これってさ、泊まっていって欲しいってこと?
 
抱いて欲しいってこと? 

ちなみに、 童 貞 の俺には、「抱きしめて寝て欲しい」という意味に聞こえたんだけど。
 
エ◯チに発展するかどうかは、不確定だよね? 

でも、抱きしめて寝たら・・・エ◯チしてしまうよね。 

でも、抱きしめて寝て欲しいだけだったらどうしよう? 

そんで、かよさんは俺が 童 貞 だということしってるし。 

淋しさを癒すどころかイベント発生してしまうよwww


思い出したけど、晋作君、「かよさんと過ごしてくださいよ」って闇に消えるとき、 

手をあの形にしていきやがったwww親指を人差し指と中指から出す奴。


なんだろうか。 

そういうチャンスがきたのに、俺はすごく冷静だった。 

現実感があるようなないような・・・。


で、後で気付いたんだけど、これ、新必殺技だったんだよwww無意識のwww 

この当時、俺は次から次へ遅い来る修羅場に耐えるのに必死だった。 

だって最初にかよさんとであったホテルの部屋で過呼吸なったのって甘えでしょwww


過呼吸になってるわけにはいかないって精神状態だったんだ。 

そして、エ◯チフラグが立ったとたん、 

つまり、第三東京都市みたいなもんで、全ての精神のシャッターが下りて、 

妙に無感動になってしまってたんだよwww絶対にそう。 

そうじゃないと、てんぱるだろ、普通。


(続く)



 
 
 
【2388】

【風俗行ったら人生変わった】 その34  評価

綺華 (2014年04月19日 16時10分)




(注:その33は【2411】)



ガリガリ「こ、ここじゃ、駄目なのか?」 

晋「別にええで。別に兄ちゃんをさらおうなんて思ってへんしwww」 

言い方がいちいち怖いよwww 

晋「で、兄ちゃん、スカウトと絵を書いて、かよさんから金を騙し取ってたんやろ?」 

いきなりかよ!! 

よくもまぁそんな聞きにくいことを平気で聞けるなぁ? 

でも、作戦的にどうなの? 

俺ももちろん、すごく疑ってて、核心を知りたいんだけどさ。


ガリガリ「え?な、何を言ってんだよ?あ?」 

ガリガリは凄んできた。 

でも、すごむ前に明らかに、様子が変だった。 

素人(?)の俺にもはっきりとわかったwww 

晋「あのな。お前が300万、金借りたって言う証拠が欲しいねん。300万もやったら当然、借用証書とか、なんかあるんやろ?」

ガリガリ「なんなの、あんた?300万?かよが返してくれてるやつ?そんなもの、今は持ってるわけないだろ」 

晋「まぁそうやろうなwww」



晋「でも、スカウトが肩代わりしてくれたんやろ?」 

ガリガリ「そんなこと、あんたに言う必要ないだろ?」 

晋「肩代わりっていうと聞こえがいいけど、要はスカウトからの借金になっただけやな。それの書類は?」 

ガリガリ「だから言う必要ないだろ?」 

晋「何、眠たいこというてんの。最後まで聞かへんと、泣かすぞ、コラ。」 

ガリガリ「・・・・」



晋「法的に、かよって娘がお前の借金を返す必要どこにもあらへんやろ?あの娘はそれでも返してくれてるんやぞ?」 
ガリガリ「・・・」 

晋「かよさんに借用証書は見せたんか?」 

ガリガリ「見せてない・・・」



晋「俺さん、かよさんは借用証書、つまり借金の証拠も見ずに、こいつの借金払ってるんですよ。分かります?」 

晋作君はなんとも言えない表情で俺に話しかけてきた。 

晋「でも、ほんまにこんなことがあるんですわ。 

  オレオレ 詐 欺 とか、ね ず み こ う とか マ ル チ とか、ワンクリック 詐 欺 とか、ほんま信じられへん。」 

晋作君は、ガリガリを向き直って、 

晋「でもな、スカウトとお前の間には借用証書あるやろ?まだ返し終わってへんしな。」



ガリガリ「あ、あるよ。」 

晋「それ、見せてもらわんと、かよには、もう金を払わせへんで。っていうか、金返してもらうで。」 

ガリガリ「ちょっと待てよ。あんた、関係ないだろ?」 

晋「頭悪い奴ほど、関係ないだろって言うけどなwww」



晋「お前に関係あってもなくても、関係ないねんwwwかよさんが金を払ってるのって、
 
  結局、あの娘の思い込みだけなんやってことやろ?借金の書類も証拠もないんやったら。 

  ほんだら、別に払わんでもええやんけwww」 

ガリガリ「い、いや・・・あ、あの・・・」 

ガリガリ詰まったwww 


いや、俺もこわごわ聞いてたんだけど、晋作君、このときは明らかに集中力がなかった。 

つまり、本気じゃない感じ。 

俺が命がけで戦ったガリガリという男も、晋作君にはザコキャラなのかwww 

最初に会うスライムレベルなのかwww



その証拠に、晋作君、話してる途中、鼻毛を抜いてたwww 

晋「だ〜から、そこらへんの居酒屋でゆっくり話しょうや?お前、スカウトが怖いから黙ってるだけやろwww?」 

ガリガリ「・・・」 

晋「だって、もうお前、かよって娘から、うまい汁吸ってへんもんなぁwww。 

  だから、その腹いせもあって無理やりやりに来るんやろ?」 

ガリガリは、なんでそんなことまで分かる?という風な顔をした。 

そして、俺は「スカウトへの腹いせにかよさんをやりに来る」というセリフに引っかかった。


(続く)


 
 
 
【2387】

【風俗行ったら人生変わった】 その33  評価

綺華 (2014年04月19日 16時09分)




(注:その32は【2410】)



晋「ちょっと待ってくださいよ。今、オリバと戦ってるんですわ?」 

俺「は?」 

晋「なんでバキってなんども読んでしまうん?」 

晋作君は、俺の家の近くの満喫でバキを読んでいたwww 

俺「ガリガリ、もう来るよ!早く来てよ!!」 

晋「だから言ったでしょ?でも、さすがにこんなに早くとは。一緒に行ってたら良かったですね」 

しかし、かよさんには晋作君の存在をまだ知らせていなかった。


晋「すぐ行きますけど、どうしましょうか。かよさんの部屋にあげるのもなんですよね?」 

俺「そうだな。かよさんは別に同席する必要ないと思う。」 

晋「じゃあ、マンションの前で張って、捕まえたら、サテンか居酒屋に拉致りましょか。」


俺「え?そ、そうしよう。」 

俺にはそういう発想自体がない。 

晋作君は軽く言うWWW 

晋「俺がつく前にガリガリ来たら、俺さん、押さえとってくださいねwww」 

俺「ちょ、ちょっと・・・それは」 

晋「何言うてまんの。タイマンで勝った相手でしょ?Www」 

俺「晋作君、早く来てよ〜。」



怖かったwww 

もう、二度とケンカなんかしたくないし、別にあれは勝ってないし。 

地面でやれば絶対に負ける自信があった。 

20分くらいで、晋作君は来た。タクシーで来たらしい。 

まぁ、俺も何度か、かよさんの家と俺の家をタクシーで行き来したので 

これくらいで着くと思ってたけど。



それよりもガリガリが早く着たらどうしようと思ってたwww 

だってあいつ、どこに住んでるのかも分からなかったしね。 

晋「俺さん、さすがやな。今日の今日でガリガリを呼び出すとは」
 
晋作君は俺の背中を叩いた。 

何?この安心感www 

俺もかよさんにこんな安心感を与えたいよ。 

晋作君はコンビニの袋を持ってた。 

何を買ったんだろうか。



俺「き、きたよ!晋作君!」 

ガリガリが、ふら〜っと現れた。 

そして、マンションの前に立っている俺の姿を見つけると、怪訝そうにしてた。 

夜だからすぐに分からなかったんだろう。 

俺だと分かると、 

ガリガリ「なんだよ。どうしてここにいんの?かよ、嘘ついたんか?」 

と不審そうに、敵意むき出しで聞いてきた。




俺「い、いや、聞きたいことがあってさ。」 

ガリガリ「俺はあんたに話すことなんてないぞ。こっちどちらさん?」 

そして、晋作君にも不審な目を向けるガリガリ。 

晋「まぁ、立ち話もなんですから、そこらへんのサテンでもいきません?居酒屋でもいいですよ?」 

晋作君は標準語を話そうとしたらしいが、隠せない大阪弁のイントネーションwww



ますます、不審がるガリガリ。 

ガリガリ「いいよ、気分悪いから帰る。もう、二度と来るなって言ったのはあんたでしょ?」 

そのとき、晋作君が、 

晋「お前、分かってんのか?話聞いたけど、お前のやってたことは、立派な 強 姦 罪 やぞ?その話をつけようっていってんねん。」 

と笑いながらドスの聞いた声で言った。 

俺とガリガリガが同時に晋作君を見た。



多分、同時にびびったと思うwww 

ここでの大阪弁は怖い。 

ガリガリも晋作君のことを何もんだと思っただろうwww 

晋「な、悪いようにせえへんから、兄ちゃん、落ち着いて話せるところにいこうや。」 

晋作君が怖いwwwひたすら怖いwww


(続く)



 
 
【2386】

【風俗行ったら人生変わった】 その32  評価

綺華 (2014年04月19日 16時09分)




(注:その31は【2409】)



かよさんの目に恐怖が走る。 

かよ「もう・・・、来ないと思うんだけど、俺さんが、あんなに言ったんだから・・・。」 

どうしよう? 

かよさんは、相当嫌がっている。 

これ以上、どういえばいいんだろうと思っていると、 

かよ「ううん、分かった!連絡取るね。必要だったら、私も会うから!俺さんがついていてくれるんですもんね!」 

かよさんの方から言い出した。



なんか、覚悟を決めたというか、空元気というかwww 

それと久しぶりにかよさんと距離が近くなった気がする。 

かよさんは俺を頼ろうとしてくれてる・・・www 

頼りにならないのに、頼ってくれてる。 

かよさんの周りはかよさんを利用しようとする奴ばかりだもんな、考えてみれば。 

唯一の味方が頼りにならなくてごめん。



「俺がついてくれてる」とかよさんが言ってくれた。 

しかし、なんか、やっぱりに目に恐怖があるwww 

無理に笑顔になっているようなwww 

かよ「どう、連絡すればいいかな?メールがいいかな?電話したほうがいいかな?どう言えばいいんだろう?」 

俺「えっと・・・」 

どうしようwww? 

考えてなかった。


ガリガリはチキンで卑怯ものなのは分かってるからなぁ。 

馬鹿正直に言って来るものなのか。 

いや、方法はどうでもいい。こっちも卑怯でいいよ。 

とにかく、ガリガリを捕まえなくちゃいけない。 

それだけだ。



俺「俺が会いたいって言ってるって、言っても来ないよね」
 
かよ「うん・・・そうかも・・・。」 

俺「じゃあ、かよさんが最後に言いたいことがあるんだけど・・・って言えば?」 

かよ「え・・・?不意打ち?」 

とかよさんは目を鋭くして言った。 

かよさんの「不意打ち」って言葉になんかおかしさを感じた。



この娘は天然だ。 

晋作君が言うには俺も天然らしいがwww 

俺「っていうか、ガリガリは、不意打ちどころか、かよさんのところに無理やり来てたんだから、強盗みたいなもんだろ?これくらいやらなきゃ」 

かよ「そ、そうかっ。」 

かよさんは、深くうなずいていたwww



かよさんは必死になっている。一所懸命にメールを打っている。 

しかし、こんなときなのに、かよさんが必死になればなるほど、 

こっけいに感じて、そんで可愛く感じるのは何故だろう??? 


ところで、俺は晋作君の言葉を思い出していた。 

晋「ガリガリは相当、かよって娘をなめとるで。だから、あんなことがあったあとでも、彼女が二人で会おうとか言ったらほいほい来ると思うで。」



かよさんは、どうかな?と俺に携帯を見せた。 

「最後の最後にちゃんとすっきりお別れしたい。それと、ガリガリさんの私物が、まだ少し残ってるから、捨てるのもイヤだから返したい。」 

そういう文面だったと思う。 

実際にガリガリのものがまだ部屋にあったらしく、 

それはナイスな理由だと思ったけど、 

ほんとなら、そんなものは、叩き捨ててやりたいwww 


だけど、この前、俺が来たときに読んだ漫画が、 

奴の私物だと聞いてへこんだwwwカイジだwww


すぐに返信が来た。 

早っ!ガリガリ、早っ!!www 

文面「分かった。いつだ?今からでもいいよ。」 

しかも、あいつ、ヒマなのか? 

まぁ、夜の9時だから仕事をしていたとしても終わってるか。 

俺「かよさん、ガリガリがここに来るのイヤでしょ?外で会ってくるね。」 

とかっこよく言い残して、部屋を出た。 


そして、俺は、すぐに晋作君に電話した。 

俺「ちょ、晋作君、すぐ来るって!!どうしよう??こえぇよwww」



(続く)

 
 
 
 
【2385】

【風俗行ったら人生変わった】 その31  評価

綺華 (2014年04月19日 16時08分)




(注:その30は【2408】)




晋「まぁ、でも、まず、ガリガリに確かめへんと動けへん。この作戦の一番、大事なところで一番の難関ですわ。俺さん、かよさんを説得して、ガリガリを呼び出せますか?」 

俺「うん、やるしかない!!」 

晋「どうしますのん?」 

俺「正直に言う!」



晋「・・・まぁ、俺さんのキャラやったら、それでええかも知れませんねwww」
 
俺「なんで笑うんだよ?やばいか?」 

晋「まぁ、まかしますわwww」 

俺「いや、そこまで全く任されたら自信ない・・・www」 

晋「俺さんなら、出来ますわwwwこの作戦に関しては、俺さんと僕は相棒なんやしwwwそれくらい活躍してくれへんとwww」


俺「わ、わ、分かった。」 

うん、かよさんのことについては、何度か覚悟した自覚がある。 

もう、何度覚悟しても同じだろう。 

やるしかないんだよっ!




かよさんの家に行った。 

何をどういえばいいのか。 

完全な確証のないまま、 


俺「かよさん、君はだまされている。お金を騙し取られている」 

なんて言えないよな。傷つけるよ。それに万一、違うかも知れないし。



だからこそ、俺と晋作君は、その確証をガリガリから得たいわけだ。 

もし、やっぱりかよさんが騙されてたとして、 

その次は、取り返せるかどうかも分からない。 

取り返せたとしても、どれだけの金額なのかも分からない。 

そんな状態で、お金の話も出来ない。 

変に期待させてしまっては・・・。 

まず、とにかく、かよさんをこれ以上は傷つけなくない。 

そうしながら、ガリガリを呼び出させなくては。



すごく会ってないような気がしたけど、そんなこともない。
 
電話すれば普通にかよさんが出て、普通に家にいけた。 

でも、このときは、なんかの距離感があったんだよな。


俺「かよさん。」 

かよ「はい」 

俺「ガリガリのことなんだけど・・・」 

かよ「・・・」 


かよさんが身を固くするのが分かる。 

ガリガリのことはあの日以来、話しにはのぼらなかったしな。 

まだ怯えてるし、やはり受け止め切れていないんだろう。 

本来ならば、この話題は触れることさえ、よくよく考えなければならないもののはずなんだよ。 

だから、正直に言うっていったけど、違うことを正直に言うことにした。


俺「あの時、ガリガリと話して、もうかよさんに二度と近づかないって約束させたけど・・・。」 

かよ「うん。」 

俺「かよさんは、あいつの住んでいるところを知ってるの?」 

かよ「知らないんです。ここを出て行ってから、一度実家にもどったらしいんですけど、また、家を出て、今はどこかで1人暮らしをしてるって聞きましたけど。」 

俺「じゃあ、あいつが一方的にかよさんの住んでるところを知ってるのか。」



かよ「うん。」 

俺「俺はそれじゃ、安心できないよ。」 

かよ「・・・」 

俺「かよさんが心配だ。もし、今度、何かあったとき、あいつの家とか、職場に乗り込めるようにしておかないと。逆に、あいつは、かよさんが何も知らないから、いい気になってたんだよ。」
 
かよ「・・・考えてみるとそうかもしれないけど・・・、彼の家とか職場とか、聞きたくもなかったんです・・・」
 
俺「うん、分かるよ。だから、俺に全部任せて欲しいんだけど、ガリガリと連絡を取ってくれるかな?」 

かよ「え?」


(続く)


 
 
 
【2384】

【風俗行ったら人生変わった】 その30  評価

綺華 (2014年04月19日 16時07分)




(注:その29は【2407】)



晋「実は、スカウトの話しが出たときに、この電話をしながら、
 
  家を出て、新大阪の駅にタクで向かってますねんwww 

  新幹線で今日中に東京につきますわwww 

  予定より三日早い出張になりますけど」 

俺「え????」 

でも、晋作君は以前から思ってたんだけど、話が早いというか、 

行動が異常に早いんだよな。びっくりしたわ。 

晋「いや、もう、話を聞いてる途中から、むっかついてむっかついて 

  仕方なかったんですわwww 

  それに、俺さんに相談された話やし、俺がほっとくわけないですやんwww」



俺「え?」 

しかし、晋作君の俺に対する好意の仕組みが未だに分からないwww 

晋「これも、俺さんが絡んでるからで、別に正義感やあれへんし、 

  まぁ修羅場好きなんで趣味もかねて、東京に行きますんで 

  よろしくお願いしますわ。スカウトとガリガリをきっちり詰めましょうよwww」 


晋作君が、その男こと、スカウトに晋作君が話をつけに、東京に来る??? 


急展開過ぎるっつーか、え?俺とかよさんの問題が、 

スカウトVS晋作という対決に発展してしまったwww




展開が読めない・・・wwwでも、異常に心強いwww 

いったいどーなるんだ? 

てか、晋作君、あんたは、いったい何者なんだ???? 

その日の7時に晋作君は品川駅についた。 

俺は迎えにいって、一緒に飯を食った。 

晋作君はなんだか、かなりテンションが高そうで浮き浮きしてた。 

晋「俺さん、今日はシナプリに泊まりましょうよwww男、二人で。作戦会議ですわ。なんなら、女の子を調達して、前祝いしますか?」 

俺「シナプリって何?っていうか、なんで女の子を調達するんだよっwww」 

晋「品川プリンスホテルですわ。女の子は冗談ですわwww」



なんだ、この上機嫌www 

つか、女の子を呼んで、どうするんだよ、この俺の状況でwww 


「ま、それは冗談として、シナプリ予約しますね。」 

俺は生まれて初めて品川プリンスホテルに泊まったよwww 

すげーわ。水族館や遊園地もあるし、意味なくイルカショーを見てしまったぞwww 

悩みから遠ざかってどおするんだよwww 

ホテルの喫茶店で、俺がこんなことしてる場合じゃないと言うと、 

晋「いや、人間、こういうときこそ、気分転換せなあかんのですわ。」




俺「気分転換?」 

晋「そうです。うじうじと同じペースで考えててもなんも浮かびません。」 

晋「それやったら、思い切りハ◯るか、ハ◯を外すかですわwww」 

俺「ハ◯るって何?」 

晋「だから女の子を調達・・・」 

これ、マジで言うからな、この男は。彼には、本当に影響を受けたよ。 

部屋に入ると、晋作君は打って変わってマジな顔になった。 

晋「とにかく、最低目標を決めましょう。」 

俺「うん、それは、えと、彼女がA◯に出ないこと。それと、風俗を辞めさせたいけど・・・これは難しいのかな。借金あるし・・・。」 

晋「いや、多分、話は多少違っても、俺の推測どおりやと思います。彼女は騙されていわれのない300万の借金を背負わされたんですわ。」 

俺「でも、そうなの?証拠もないし・・・。」



(続く)



 
 
 
【2383】

【【風俗行ったら人生変わった】 その29  評価

綺華 (2014年04月19日 16時06分)




(注:その28は【2406】)



晋「それ、スカウトですやん、多分。」 

俺「え?スカウトって芸能界とかの?」 

晋「ちゃうちゃう。キャバクラとか、風俗とかAVに女を紹介してピンはねする奴のことですわ」 

俺「へ?そんな職業あるの?」 

晋「っていうか、だいたい、その300万って、ガリガリと、その男が描いた絵やと思います。」 

俺「どういうこと??」 

晋「だから、そいつら、絶対に、グルやということですわ。かよって娘は話にならんけど、俺さんも、世間知らずやもんなぁ・・・www」



・・・。 

そうか・・・。俺は世間知らずか・・・。そうか。 

かよさんがあまりに、世間知らずで、ちくしょーと思っていたけど。なるほど。 

そして、言われてみればそういう可能性は絶対にある。 

というより、おかしすぎるはなしだ。 

かよさん一人被害者になってるし。



しかし、そうだとしたら、かよさんはかわいそう過ぎる。 

晋「で、スカウトが、ガリガリを切ったんやと思います。かよって娘をゲットしたら、ガリガリは邪魔ですやん。」 

晋「多分、ガリガリにある程度、金つかませて、お前、もうかよって娘に近づくな、って感じで。」 

ガリガリがかよさんの部屋を突然出て行ったのと連絡もつかなくなったことの説明がつくwww



俺「じゃあ、どうして最近になってガリガリがかよさんのストーカーになったんだろうか?」 

晋「そりゃ、そこまで自分に都合の良い女やったんでしょ?そんでかなりの美人だとしたら、
 
惜しくなったんちゃいます?スカウトからもうた金も使ってしまったやろうし。 

でも、スカウトに切れろって言われてるから、おおっぴらに、よりを戻そうとか、 

マンションに戻ろうとか、でけへんかったんやないですか?」 


全部、説明がつくwww 

晋作君、あんたは神かwww



俺「晋作くん、俺、どうしたら・・・いいのかな?どうすれば、いいのかな。 

かよさんは、俺からの金は受け取らないし、俺は彼氏でもないし、これ以上、 

関われないかもしれない。」 

晋「せやなぁ。まず、俺さんは、正義感から、なんとかしようと思ってはるんですか?」 

俺「だって、こんなことで、女の子が不幸になるのが許せるか? 

それに、今聞いた、晋作君の話どおりだったら、絶対に許されないよ」 

晋「それやったら、やめといた方がよろしいわ。こんな話、腐るほどありますもん。」



俺「え・・・?」 

晋作君、案外、冷たいwww 

晋「それとも、そのかよって娘に惚れてて、だからなんとかしたいんですか?」 

俺「そう・・・かも。いや、そうだなぁ・・・。」



晋「本気ですか?本気でかよって娘を好きなんすか?」
 
俺「う、うん。」 

晋「つまり、それは俺さんがしたいことで、正義でもなんでもないってことですよね?」 

俺「う・・・うん。そういうことになるかも・・・。」 

晋「人間はみんな自分勝手なんや。それでいいんとちゃいますか。 

  俺、そういう人間くさい人が好きなんですわ。」




そうか、俺は正義感みたいな怒りと、かよさんが好きだっていう気持ちがごっちゃになってた。 

かよさんが好きだから腹が立つのかwww 

晋「どんな修羅場の覚悟もありますか?」 

俺「う、うん。」 

晋「それでも、かよさんは俺さんに惚れへんかも知れませんで」 

俺「いいよ、それでも。」 

晋「やっぱ、俺さんはおもろいな。よっしゃ、力になりますで!」 

俺「え?」




(続く)







 
 
【2382】

【風俗行ったら人生変わった】 その28  評価

綺華 (2014年04月19日 16時04分)




(注:その27は【2388】)


司馬遼太郎記念館に行って、京都にいって、その日は京都に泊まって、 

信じられないような豪華な日々を遅らせてもらった。 

晋作「金の使い道ないしwww経費使っとかんとあかんのですわ。」 

彼は苦笑していた。 

全然、恩に着せる雰囲気もない。 

というか、彼は俺を目上として立ててくれて、話も口をはさまずに聞いてくれるんだよ。 

なんか、一緒にいるとすごく落ち着くっていうか、まぁ、惚れるわwww



俺「晋作君、彼女は?」 

晋「今、おらへんですwww」 

俺「でも、もてるでしょ?」 

晋「お蔭様で、それなりには。」 

車の中で会話してたんだけど、彼がハンドルを切る姿は男らしいというか、頼もしいというか、 

俺でも惚れそうになったwww




なんで、俺なんかと仲良くしてくれるのか分からんけど、 

それから、彼は一月に一度は、東京に出張に来て、飲んだりしている。
 
晋「経費使わせて下さいよ」 

って、俺に払わせてくれないwww 

ま、俺が払えるような店には、晋作君はいかないんだけど。 

で、何回目か、彼が東京に来たときに、彼が、 

吉原に行ってみたいと言い出したwww 

あ、大阪で風俗に行こうと言い出したんじゃないんだよ。 

東京でだよ。 

俺「ご、ごめん、心の準備が、俺、無理」 

晋「俺さん、もしかして、恋人、いたことないんですか? 

ひょっとして、 童 貞 とか?」 

彼に嘘をついてもしかたないので、そうだと答えると、
 
晋「じゃぁ、キャバクラに行きましょうや! 

東京に来るたびに、俺がレッスンつけますからwww」 

と、キャバクラに連れて行かれたwww 

もちろん、生まれて初めてだった。



案の定、まったく話せない俺、モテまくる晋作君。 

晋作君のコミュ力は神レベル。 

でも、彼は、キャバ嬢に俺の宣伝をしてくれて、 

話すように気を使ってくれたりした。 

でも、帰り際、 

晋「すいません、あの、非常に言いにくいんですけど、今日は俺さんの家じゃなく 

外に泊まります。そんで、明日、またお伺いします。」 

俺「え?なんで?今日、一緒にニコ動見ようって言ってたのに」 

晋「まぁ、1人、落しましたんで・・・」



どういう仕組みなの?キャバクラという店とは言え、 

なんで数時間で一緒にお泊りするところまで持っていけるのか・・・。 


でも、そんなによくしてくれる彼が一緒に吉原に行きたいといってるんだし、 

どうせ俺には払えないんだから、彼が持ってくれるんだろうし、 

それなら、彼の友情にこたえるべく、俺は一人でデリ◯ルに挑戦しようと思ったわけ。、 

そしてこんな事態になったというわけだwww




(続く)




 
 
【2381】

うれしい野田  評価

綺華 (2014年04月19日 16時02分)



みなさま

おはようございまーーーーーーーーーーーーっす。


また1週間が始まってしまいました。 世間的には週末ですが。 自分にとっては、仕事始めです。


いやぁ、眠い。 春眠暁を覚えずって言葉がありますが、、、どんだけでも寝れそう。 

もしかして若返ったのか!? 

だって、以前は。 眠ることさえ体力が必要で、、、2度寝とかできなかったのに。

若返った! やったー、若返ったゾ!!! 

これも前立腺ガン防止のための、定期的な、、、、


   エイドリアーーーーッン 、、、、ドピュw


効果かなぁ。 ギャハハハ


ってことはさ、、、、ってことは、、、、


もしかしたら、、、本物のおにゃの子とインスタントラブしたら、、、もっと若返るかなぁ?

腰がぬけるくらい、、、おもいっきりガンガン腰使って。 ガンガン、がんがん。


「の」の字を書くように腰使うんだったかな? 最後に深く突くんでしたっけ?

忘れてしもたがな。 

あー、ここで宣言します。 もし、インスタントラブ性交(成功じゃw)した折には、、、必ずご報告させてもらいますっ!

どうぞ、お楽しみに♪




寝てる間に、、、たくさんの投稿、ありがとうございました。



まるにちゃん。 

試験で大変なときにありがとうね。 試験、頑張って♪ 必ず、合格しますよ^^

Your effort doesn't betray you.
 (君の努力は君を裏切らない)
 


きょんちゃん

アハハハ、調整。 ステキな回答、サンクスでーす。 想像してまったがな。 ニャハハハ



ゆっきちゃん

スマホからありがとうね♪ あははは、照れるなぁ。 

スマホで笑いを取れる男を目指して(霧っ! ギャハハハ

本日もがんばりまーす。 じゃあ、またね〜



レオっち

ありがとう、うれしいよー

>こん部屋のゴールデンボンビーです!(キリ

ボンビーって。 アハハハハ  ボンビーなのは、わてだけだと思うけどね。

ま、いいか。 ニャハハハ



ぽぽっち

いつもあざーっす♪

>官能小説家志望のはずじゃなかったっけ?

そうです、得意技は鏡の前でのバック責め(願望じゃんwww)

お笑い小説になってしまうからなぁ。 才能ないのを自覚。


まあ、そういうことで。 早速続きを。





あとは、、、、省略でw

許してくだせぇ。 


ごめんなさい、ちゃんと返レスできなくて。


適当に楽しんでくださいね。 


じゃあ、本日もお届けしまーす。







 

【2380】

RE:読まずに死ねるか!漫画喫茶で...  評価

reochan (2014年04月19日 12時49分)


サンちん、お久〜♪

また、あっちの部屋、イクっちゃッよ〜!


待ってておくれだべ〜^^
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