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【26】

RE:なぜ次の人はすぐ当たるのか(前編)

大五郎 (2005年04月16日 19時27分)
パチJさん。ありがとうございます。
なんか????です。
後編楽しみにしてます。

■ 69件の投稿があります。
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【29】

RE:なぜ次の人はすぐ当たるのか(後編)  評価

パチJ (2005年04月18日 23時03分) ID:RwPcHzGw

大五郎さん、こんにちは。

中編に引き続きまして後編です。

さて今までの説明を踏まえ、そろそろ表題の結論ですが、

・台に座って、100回転以内で初当りをひく確率が既に30〜35%ある。
(現行の代表的デジパチの場合)
・台上の当り間履歴を表示しているデータパネルの回転数は、次に座った人には
なんの影響も与えない。
・加えて、台に座った人は、他の台から移ってきた、あるいは前日打っていた
等で、既にある程度のハマリ回転数を持っているので、より当たりやすい。
・よって、自分の左右の空き台に人が座った場合、どちらかの人は早く当たる
可能性はきわめて高いと、思っておいたがよい。

いかがでしょうか。「波」が台に備わっているものではなく、人に備わっていると
いう概念は、なかなか把握しがたい概念だと思います。しかし、これが理解
できないと、永久にデジパチでは勝てないのです。たまに大勝しても、打ち続ける
限り、勝った金は、いずれ必ず、膨大な利子をつけてパチ屋にお返しすることに
なりますよ。波はすべて自分自身が作る。好調もハマリも人につきまとうもの
だから、ハマリから逃れる事など不可能なのです。台を変わっても、
店を変わっても、ハマリから絶対に逃れられません。それを知らないから、
ほとんどの客が、一時的に勝っても、最終的には負けるんです。

まあ、私みたいなタダのおっさんが、こんな理論を言ってもなかなか信じて
もらえそうもないのですが、もっと学問的な見地から、この理屈が正しいことを
解説しているエラい先生がいます。若い頃自らも天才ギャンブラーだったという、
「ギャンブル社会学」の権威、大阪商業大学の谷岡一郎学長ですが、この方が
カジノを例に挙げ、カジノが不正などしなくても、完全確率方式により100%
親が勝てる事を証明しています。同じ完全確率方式を採用しているパチ屋が、
遠隔などしなくても、確率の収束により100%勝てることは、学問的に既に
証明されているわけですね。

参考文献 谷岡一郎著『確率・統計であばくギャンブルのからくり』講談社刊
【28】

RE:なぜ次の人はすぐ当たるのか(中編)  評価

パチJ (2005年04月18日 23時02分) ID:RwPcHzGw

大五郎さん、こんにちは。

では、中編です。(やっぱり長すぎるようで、3編にわけます。)

前編で、1000回ハマリの台に次の人が座っても、次の人は1001回転めからの
スタートにはならない、と言いました。では、その理由を説明いたします。

デジパチの当りハズレを決める要素は、サイコロを振って出目を出すのと
まったく同じ原理です。厳密に言えば、常に一定の周期で回転し続ける
当たり判定カウンターという、ルーレットみたいなものが台に内在し、
玉がスタートチャッカーに入った瞬間を感知し、そのタイミングで、
ルーレットを止め、ある特定の番号で止まったら当たり、というものですが、
タイミングといっても、ルーレットの1コマが0.00x秒ぐらいの速度で
動いているので、狙うことは出来ません。このため実質的には、
スタートチャッカーに入った瞬間に、適当な番号が発生すると考えて
問題ないでしょう。サイコロを振れば1から6までのうち適当な目が
出るというのと、数字の量が違うだけで、本質的には同じです。

サイコロを1回振って、1が出る確率は当然6分の1ですが、6回ふれば、
必ず1が出るわけではない事はおわかりかと思います。1が出ることもあれば
出ないこともあります。これを確率の「ゆらぎ」といいます。パチの世界では
よく「波」といわれています。が、しかしサイコロを振る回数を重ねることに
よって、だんだん6分の1に近づいていきます。ゆらぎは徐々に修正されて
いきます。このように試行回数を重ねることによって、確率が一定の値に
近づくことを「大数の法則」といいます。サイコロ1万回ふれば、ほぼ
6分の1で1が出ている事になります。

次に、2個のサイコロを用い、1回振ったら次のサイコロに持ち替え、
交互に5千回、計1万回ふったら、どうなるでしょうか。確率は変わるでしょうか。
答えは1個のときと一緒ですね。サイコロを振り続けるという行為で確率が
一定化するのであって、サイコロそのものに確率を平均化しようなどという機能は
備わっていないからです。サイコロを真っ二つに切断しても、そんな装置は
見当たらない事ぐらいはおわかりですわな。

サイコロと同じ原理で番号を発生させるデジパチも、同じ理屈が当てはまります。
客Aさんが、台aで1回まわした後、台bへ移動して1回まわしたとすれば、
Aさんにとって、台bでのその回転数は2回転めになります。
もし台aで200回まわした後、台bへ移動して1回まわしたなら、Aさんに
とって、台bでのその回転数は201回転めになります。台上にあるデータパネルの
当り間履歴は、アカの他人の試行回数であり、Aさんにとってはなんの関係も
ありません。たとえハズレ2000回が表示されている台であっても、その2000回
ハマリは、ハマった人が次の台へもっていったと考えるのが、本当の確率論です。
台とは、ただ玉をスタートチャッカーに入れ続ける、その試行回数を提供する
だけの装置にすぎません。裏物、遠隔操作でもない限り、台そのものに確率を
平均化させようなどという思考能力など、まったく備わっていません。
(CR天才バカボンで、過去5回の当り番号が表示されていたり、CR新海物語で
600回以上ハズレ続けた場合サムの出現率が上がるなどの、ある種の履歴保持
のような機能が備わった機種もありますが、これらは大当り抽選とはまったく
無関係のところで動作している機能ですので、ご承知おきのほどを。)
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