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RE:親は義務だが、店は義務じゃない

ちゃん (2001年06月21日 11時42分)
よしださん、黒猿(じん?)さん、タナカさん、ご意見どうもありがとうございます。こちらの掲示板の常連の方々に書き込んでいただけて光栄に存じます。
ところで、議論が「子を持つ親がパチンコ屋に託児所を作ってくれと言う」、この点に関して是か非か?という方向に向かってしまったかと思います。私自身もパチンコ屋に託児所設置、という点で説明が足りていなかったと思います。
私自身の、最初の読みにくい(スミマセン;;)文章を読んでいただけるおわかりいただけるかと思いますが、私自身は別に「個人的」な立場から、パチンコ屋の現状を改善してくれと主張しているわけではありません。
一番訴えたい点については、皆さんと全く同じです。「パチンコ屋に乳幼児を連れてこないで!」です。
しかし、この主張は実は理想主義なんですネ。
私は、子供がパチンコ屋なんていう子供の成長にとっては最悪の環境に連れてこられている風景を黙って見過ごすことができません。むしろ、見過ごすことでそういう子供への「虐待」に荷担している、第三者としての責任があると考えるモノです。(第三者の責任については、最近の子供への虐待関連の新聞報道などで議論されている点です)ともかく、そういう子連れパチンカーを見るたびにさりげなく注意するように心がけています。言っておきますが、子連れパチンカーは、皆さんがイメージていらっしゃるような母親だけではないですよ!パパもいれば意外に多いのがジジとババ(笑)です。(子供預かってパチンコに来るなよ、オイ!です)ですから、こっちが注意してもど〜しても迫力不足で「うっさいわねえ」「余計なこというな!」で終わります。
ここで個人が注意することの無力感を味わうわけです。
そんなこんなでつくづく考えたのですが、「あれ、そもそもパチンコ屋って18禁じゃん!」。 P-Worldでは、たとえばゴト行為であるとか、止め打ちであるとかの合法性/違法性が熱く語られていますよね?では、そもそも遊技する上で大前提である(法律の柱じゃないですか)18才未満入場お断りが守られないのでしょうか。
その点、華人さんは店側の立場から大変率直な意見を書いてくださいました。そう、店側にとっては少しでも稼働を上げたいからです。これは、よく理解できます。ギャンブルとしての日本のパチンコは、「日常性」に立脚した点が成功の秘訣だと思います。
(非日常生で成功したギャンブルの典型がラスベガスだと思ってください)日常性に立脚しているので、「買い物ついでにちょっと」とか、「外回りにちょっと」なんてことも可能なのです。また、日常性に立脚しているからこそ、全ての階層の人々が客となりうるし、またそういう方向にしか発展の可能性はないのだと言えます。(しかし、駅前なんかのチェーンの大型店舗と地域密着型店舗ではまた違いますけどね。前者はむしろラスベガス化する方が発展するかも)だから、地域に根ざして発展しようとするお店に子連れ客が多くなっていくのは、むしろ当然なのです。
ですから、「託児所/託児スペース」は、子連れ客を排除しきれない店側にとってはセカンドベストの選択であると思い、提案した訳であるのです。ですから、この提案は決して「金払ってるんだから、これくらいのサービスしろよ〜」という客側のエゴから発した訳では決してありません。むしろ、店と客のよりよい妥協点、そして何よりも子供側に視点に立って発言をしたつもりなのです。
 ・・・たいへん長くなりましたので、託児所そのものに関しての投稿はこの後にします。

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RE:親は義務だが、店は義務じゃない  評価

ちゃん (2001年06月21日 12時15分)

託児所設置に関する、技術論です。
一般的に、幼稚園と保育園はごっちゃにされてますが、幼稚園は文部科学省管轄、保育園は厚生労働省管轄です。前者は、だから「教育」の場であって「保育」の場ではありません。簡単にいうと、お昼寝させたりご飯を食べさせてはいけないんですネ。
ここで論じる「託児所」は、長時間保育を念頭にしているので後者の保育園に準じます。では、どうしたら保育園に入れるか?
現在の制度では、おつとめの無い保護者は、子供を公立・私立保育園に預けることはできません。だから、昼間っからパチンコ打っている保護者の皆さんは当然適用外(笑)です。
しかし、ここ数年の政府による子育て支援の一環で、仕事をしていない人でも子供を預けられる、そのような制度・施設づくりがすすめられています。そのもっとも象徴的なモノが、民間企業による保育事業への参入です。従来は、国の認可を受けた社会福祉法人が公立・私立保育園を経営してしてきたのですが、一般の営利を追求する企業でも、一定の基準を、満たしていれば託児所/託児スペースを経営することができるのです。
このいわゆる「規制緩和」により、たとえばベネッセなどの企業が独自に保育マニュアルを作成して、一般の社会福祉法人よりはるかに安いコストで一定水準の保育を提供する、ということが実際に起きています。東京のどこかの自治体が、コンペをやって社会福祉法人にベネッセが勝ったんですよ。
ですから、じんさんが心配しておられる保育のノウハウは、別にパチンコ屋が開発する必要はなく、外注で安く、品質管理もしっかりなされたものを導入できるんですネ。その気があれば。

さきの投稿でも強調しましたが、この提案はあくまでもパチンコ屋の発展の一つの方向性としてしているつもりなのです。
前から書いていますように、パチンコ店で乳幼児の放置からくる死亡事件やそのほかの事件など、発生してもパチンコ屋にとってデメリットとなれ、メリットには全くなりません。地域密着型のパチンコ店にとっては尚更そうであるはずです。(でも、事件はそういう店でむしろ頻発するんです)
我々はパチンコを打つ立場であるから、議論にもなりませんが、世の中にはパチンコをしない人の方が多いわけでしょう。そういう立場の人から見たら、パチンコ店での乳幼児の事故は「そもそもパチンコ屋があるから悪い!」と短絡してしまいます。(実際そういう意見を述べる「善良な」市民の皆さんに会ったことがあります)もしも世論がそういう風に動いたとき、パチンコ店とそこで遊技をする客になんらかの規制がかけられたとき(高額なパチンコ税、etc)、損をするのは一体誰でしょうか?パチンコ店と私たちではないですか。ですから、そのような事故/事件の可能性を未然に防ぎ、かつ地域社会によりうけいれられる店づくりの提案として、パチンコ屋と託児所の問題は、決して突飛な話では無いと思っています。華人さんに駐車場の見回り強化をお願いしたのは、いわば、サードベスト、ですか(笑)。託児所設置も18禁お断りも当面不可能なら、せめて、ということです。
・・・以上の要に、大変長くなりましたが、私自身は特殊・個人的な利益に基づいてエゴイスティックな主張を展開したわけではなく、パチンコ店とそこにいる客・子供達にとってよりよい環境を提供するべきだ、というより普遍的な立場から意見させていただいたつもりです。
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