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【312】 | RE:近頃どこもサッパリやねぇ コンビニ (2006年10月02日 23時08分) |
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おそらく、パチ屋さん内部ではお客を増やすアイデアを懸命に模索されていることと思います。この状況下ですから 一般に企業ではこういった場合、末端社員に対して「金はかけるな、お客は増やせ!」と命題が与えらるものです お客は増えるということは、価格を下げるかもしくはその商品により大きな価値を感じた結果です 大きなお金はかけれないわけですから、価格を下げるわけにはいきません(それが決定できるのは経営者だけです) となると、その商品に追加の価値を発生させるしか道がありません ですから、この命題は「商品価値を上げろ!」と同値です 即ち、「無」から「有」(追加の価値)を発生させることを要求しているわけです 一見、禅問答のような命題です。こんな手品みたいなことができるのでしょうか? 結論から申し上げますと、「補完財」の原理を応用すれば出来ます。 例えば、コーヒーをブラックで飲む喜び量を5、砂糖を食べる喜び量を2とします 別々で飲むと喜びの総量は5+2=7です。ところがこれらを混ぜて飲んだときの喜び量は7ではなくそれ以上になるというものです それ以上になるから、わざわざ混ぜて飲むのです 仮にその喜び量が10であったとします。その差3はいったいどこから出てきたのでしょうか? 驚くべきことに、自分も含め世界中のどこを探しても3の分を損した人はいません まさに、「無」から「有」(追加の価値)が発生したと言えます もちろん、ブラック好きな人にとっては砂糖は補完財になりません ちなみに、最強の補完財は右の靴と左の靴だと思います では、パチに対する補完財は何があるでしょうか? それは人によって異なりますが、私にとってはタバコ、缶コーヒー、休憩コーナ、店員さんの笑顔等です。いずれも既に用意されているものです パチ屋さんの歴史は長いですから、その過程でさまざまな補完財が発案されたのだと思います 中には、パチは勝ちさえすればそれで良いというお客さんもいらっしゃいます。その方にとっては補完財は存在しないことになります とりわけ、接客態度という補完財は追加の価値を大きくするものだと私は考えます また、接客態度には明示的な追加費用が発生しないのも特徴です 一般にパチ屋さんに限らず、上司の方が接客態度にうるさいのはこのことが理由だと思われます 店員さん(バイト・派遣も)ができることは、どこまでお客さんに補完財を提供できるか 即ち、どこまで追加的な価値を創造できるかだと思います。 逆に言えばそこまでが限界です。それでもお客が増えなければ、後は経営者の方にお任せするしかないと思います ちなみに、経営者の方も補完財の原理を応用した事例はあります 以前に、トイザラスとマクドが提携していたと思います これはおもちゃを買いにくるお客さん(家族連れ)とマクドに来るお客さんの客層が一致していることを利用したものと思います それなら、トイザラスとマクドをくっつければ強力にお客を呼び寄せられると考えたわけです あと、私が思いついた補完財は店内で木製の低い柵を設けて小動物(小型犬など)を飼うことです 一時、IT系企業では職場で犬を飼うのが流行りました。女性の多い職場(Webデザイナー等)で多かったように思います 水槽に小さなサメを飼っているパチ屋さんがありますが、これの発展型とも言えます パチ屋さんには子供は入れませんから、危険性は少ないと思います 18才未満の入店を厳禁としているわけですから、逆にそのことがメリットとなります |
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【318】 |
ドンジャラ (2006年10月04日 05時57分) ID:KmNxSnGy |
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これは 【312】 に対する返信です。 | |||
>即ち、「無」から「有」(追加の価値)を発生させることを要求しているわけです 人それぞれ求めるものも違うし、簡単にはいきそうもないですねぇ。 有→無は簡単ですが、無→有は難しいと思います。 けど、実際今求められてるのはそのことなんだと思います。多種多様のニーズに合わせたパチ屋を作って欲しいですね! |
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