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【39】

辻本氏に聞く その2  評価

委員長代行 (2018年06月05日 23時30分)

・国会議員は官邸の「家来」、官僚は「使用人」になっている


  ――政治信条が違っても守るべきルールがあるはず。しかし、今の政府や国会ではそれが見えません。


 国会議員こそが国民の代表です。国会は国権の最高の府。国会を通さないと法律も成立しないわけですから。ところが国会議員が官邸の「家来」になり、官僚は「使用人」になっている。この状態を正常に戻さなければいけません。嘘をついたり、おかしなことをおかしいと言えない国は滅びると思います。


  ――野党第1党の国対委員長として、与党とタフな交渉を続けています。


 国対委員長になったときに、自民党の森山裕国対委員長と「いい立法府にしましょうね」という話をしたのです。立法府の舞台、土台をつくるのが国対の仕事。その上でいろいろな議論をしてもらえるいい立法府をつくりましょうね、と。加えて、いい立法府というのは、三権分立ですから行政のチェックも大事。そこに与党も野党もない。こうしたことを基本にして、お互いに国対委員長として仕事を始めました。


それで裁量労働制のインチキなデータの問題では、最後は与党も野党の意見を取り入れ、法案から裁量労働制拡大の部分を切り離すことに賛同して、政府に一緒に迫ったわけです。森山委員長は私に、「政府の方針を変えさせた野党の予算の審議に敬意を表します」とおっしゃった。


  ――しかし、モリカケ問題では終始、与党は政権擁護に回っています。


 佐川前国税庁長官の答弁が嘘や虚偽だと分かり、財務省の決裁文書の改ざんまであった。国会が請求した資料が嘘に合わせて改ざんされたら、立法府の審議は成り立ちません。行政府が立法府に対して大きな間違いを犯したのですから、立法府は与野党関係なく、厳しくあたるのが当然です。いい立法府をつくろうと思ってやってきたのですから、ここは与党の自浄能力に期待したい。


 野党は6党(立憲、希望、民進、共産、自由、社民)がまとまって、一定の力を発揮し、散々問題を指摘してきた。物証も出てきて、野党の指摘が正しいことも分かった。ここまで来たら、与党が安倍政権をリセットさせて、政治を前に進めるのかどうかです。
【38】

辻本氏に聞く その1  評価

委員長代行 (2018年06月05日 23時24分)

いよいよ断末魔の安倍政権だが、5年という長期にわたったことで、この国の政治の劣化は著しい。行政府も立法府も主権者である国民をないがしろにしているのではないか。与野党攻防の最前線にいる野党第1党の立憲民主党で国対委員長を務める辻元清美氏にあらためて聞いた。


■意見の違う人を説得し合意点を見つけるのが政治


  ――今の政治状況について率直な感想は?


 ……。もう、言葉に詰まるほど。初当選から22年ですが、こんな酷い状況は見たことがない。フェイク政権が膿とツケをどんどん噴出している、という印象です。


  ――どこに根本的な原因があるのでしょう。


 安倍政権はちょっと特殊な政権です。ひとつは保守ではない。右派というか、日本会議に通ずるような人たちの上に成り立ち、一定のイデオロギーで思考停止している気がします。同時に、全能感というか、安倍首相は全て自分が正しいというような姿勢。「こんな人たち」という発言に代表されるように、多様性を認めるのではなく、意見の違う人たちを敵だとみなす。稚拙です。


 ―――意見の違う人は敵。安倍政治はまさにそうですね。


 安倍首相は国会で、「国民投票こそが最も国民の声を聞くこと」だと言いましたが、それは間違っている。なんて単純な、奥行きのない感覚なのでしょう。国民投票は、特に憲法について言えば、7、8割の人が変えたいと希望して初めて、主権在民で主権者の声を入れるために行うものです。


 ところが今は、憲法を守りたい人と変えたい人との間で、ヘイトが起きたり、ネット上にデマが飛んだりしている状況。そうした国論を二分している問題を国民投票にかけると、国民を戦わせ、社会の分断をあおることになる。政治が絶対にやってはいけないことです。意見の違う人に対しても、粘り強く説得して、合意点を見つける。それが政治です。


  ――社民党議員時代、自社さ政権で連立を組みました。当時と比べ自民党は変わりましたか?


あの時は自民党にバランス感覚がありました。野党の意見も聞いて、落としどころを探した。今は野党の意見を全く無視したりする。それに、かつての自民党には、いい意味で日本の良さを生かしていくという意識があった。「美しい国」「道徳を大事に」などと言いながら、不道徳なことを平然とやっているように見える今の政権とは違いますね。


 長く続く権力は腐敗するといいます。自民党が総裁任期を2期までとしてきたのは、先人の知恵だったのではないでしょうか。それを自分が長くやりたいからと3期までに変更したのが安倍首相なのです。
【37】

RE:どうにもおかしいぞ今の日本!  評価

委員長代行 (2018年06月05日 16時43分)

安倍政権にダメージを与え続けている愛媛県の中村時広知事が、また一撃を繰り出した。いっこうに姿を現さない加計学園の加計孝太郎理事長に対し「記者会見を開くべきだ」と注文をつけたのだ。


 4日、加計理事長が記者会見を開くよう、学園サイドに伝えたと記者団に明らかにした。「コンプライアンスとガバナンスの問題は最高責任者の範囲だ。トップとして対外的に説明する方に重きを置いて欲しい」と語った。


 さすがに、加計理事長に会見を求める声は、自民党からも上がっている。田村憲久政調会長代理は、NHKの討論番組で「加計さんが会見するのもひとつではないか」と発言している。


 はたして加計理事長は会見を開くのか。日刊ゲンダイが加計学園に質問状を送ると、「貴紙からのご質問には対応できません」との回答だった。


しかし、加計理事長は、中村知事の要請を「やらねーよ」と無視できるのかどうか。加計学園の獣医学部は、事実上、愛媛県から3年間で31億円の支援を受けることになっているからだ。場合によっては、愛媛県が補助金を支出しない可能性もある。

 すでに中村知事は「見直しもあり得る」と記者団に答え、最新号の「週刊現代」では「愛媛県は黙ってカネを差し出すほど、お人好しではありません」とコメントしている。ただでさえ、入学者が減っている加計学園は、愛媛県からの補助金を切られたら経営が傾く可能性がある。

 このまま会見を開かなければ、中村知事だけでなく、愛媛県議会も黙っていないだろう。加計問題に詳しい福田剛県議がこう言う。

「獣医学部には、今治市が3年間で93億円を補助し、県は今治市に31億円を補助することになっています。県と市に支援を求めるのなら、トップである加計理事長が県民と市民に説明するのは当たり前です。トップの説明のないまま巨額の税金を支出することは、有権者も納得しないはずです」

 はたして加計理事長は、会見を選ぶのか、補助金を選ぶのか。よく考えるべきだ。それとも“腹心の友”に泣きつけば、なんとかなるのか。
【36】

ネトウヨ その2  評価

委員長代行 (2018年06月05日 11時45分)

■経済的不遇で社会に取り残された感

 若年層より中高年の方が差別意識が高いことは分かったが、彼らネトウヨはどんな属性を持っているのか。


大阪大学の辻大介准教授の調査(2014年)によれば、ネトウヨ層は男性が79%と圧倒的に多く、ネットのヘビーユーザーで、ツイッターを活発に利用する。右派系のオンラインニュースサイトへの接触も多かった。具体的には「ニコニコニュース」「MSN産経ニュース」(現・産経ニュース)、「時事ドットコム」で、いわゆる大手メディアとされる「読売」「朝日」「毎日」系のサイトへのアクセスは少なかった。

 学歴別では、「大卒・院卒」の割合が65%と高かったものの、世帯年収のコア層は36%の「200万〜400万円」(別表)。調査対象は50代までだが、辻准教授は「経済状況の不遇が保守的排外性の発露につながっていることを思わせる」と分析している。



 前出の佐々木弁護士もこう言う。

「和解を求めてきた人と話していても、無知ではあるが、受け答えは常識的です。それ以外の人の筆跡を見ても、とても達筆で高齢の方を連想させます。彼らは在日朝鮮の方々をおとしめることで、日本が良くなると本気で信じているようなところがある。純粋過ぎて、宗教的な怖さすらあります」


 最近、右翼発言が目立つ人物として思い起こすのは、吉田嘉明氏(DHC会長=77)、元谷外志雄氏(アパグループ代表=75)、高須克弥氏(医師=73)と、やはり高齢者が多い。若い人たちは冷静に対処しているのに、なぜ高齢者は他国や他者の意見を受け入れにくいのか。
【35】

ネトウヨ その1  評価

委員長代行 (2018年06月05日 11時42分)

「やっぱり懲戒請求は正しい」「弁護士を見たらチョウセンジンだと思え」「糞チョンが逆ギレ」 それでもネット上ではこんな過激発言が相次いでいる。

 東京弁護士会による朝鮮人学校への補助金支給要求声明を巡り、誤解されて懲戒請求を受けた佐々木亮弁護士と北周士弁護士が業務妨害の被害を訴えた一件。約960人に対し訴訟を起こすとした両弁護士は、会見で和解による譲歩案も提示したが、ネット右翼(ネトウヨ)はやっぱり懲りないようだ。

 この会見でもうひとつ驚いたのは、懲戒請求した人たちの年齢構成だ。あくまで和解に応じた人での範囲だが、最も若い人で43歳、中心層は40代後半から50代で、60代、70代も含まれていたという。これまで通説では、ネトウヨの多くは「若いヒマ人で、無知な低学歴、低収入の貧困層」とされてきた。若いからといって人種的偏見を許容していいわけではないが、多くの苦労を重ねてきたはずの高齢者がネトウヨに加わっていたことに愕然とする。


先月16日に会見が行われてから2週間以上が過ぎたが、その後、変化は起きているのか。佐々木弁護士に聞いてみた。

「会見後に和解をしたい旨の連絡があったのは数人のみです。この間、橋下徹氏による『一般市民相手に訴えを起こした弁護士たちの方がおかしい』といった発言もあり、意を強くしているのかもしれません。いずれにせよ、6月20日ぐらいまで和解を呼びかけ、それがなければ当初の予定通りに提訴になります」

 橋下氏はツイッターで「弁護士失格」とまで言い切っているが、佐々木弁護士は今回の朝鮮学校の声明に一切無関係。この事実が抜け落ちているのかもしれない。
【34】

RE:どうにもおかしいぞ今の日本!  評価

委員長代行 (2018年06月05日 11時29分)

ふーむ、この人は残業手当なんか払いたくないと、そういうわけか・・・(;´・ω・)
【33】

カル○ー会長、その3  評価

委員長代行 (2018年06月05日 11時25分)

元々、残業手当は工場で働く人のためのものだったわけです。どうしてかと言うと、例えば、1時間仕事すればクルマが1台できます。2時間で2台、3時間で3台。同じ頭数で残業してくれたらもっと多くのクルマが造れるので、会社としても良かったし、残業手当が支払われれば時間給で25%アップ、50%アップするから社員にとっても嬉しいのです。

 そういう時代は労働者も雇用する側もWin-Winでしたが、そんなビジネスがどんどんなくなってきて、短時間でも成果を生むようなビジネスが出てきました。長時間働けば必ず収益が出るという時代ではなくなりました。

――時代もビジネスの中身も変わっているのに、古い制度だけが残っているわけですね。

 そういった制度や法律は早く壊さないといけません。いつまでそんなことやってるんだと思いますよ。

●AI時代にどう生きるか?

――時代の変化と言えば、AI(人工知能)やロボットも職場で活躍するようになっています。そうした時代にビジネスパーソンはどうあるべきでしょうか?

 AIやロボットができないことを人間はやるべきです。今時の工場はロボットが入っているから人間の出番はありません。永久にないでしょう。いずれ同じことがオフィスでも起きます。従って、ロボットができることはロボットにやらせれば良くて、人間は彼らができないことをやるしかないでしょう。

――それは、例えば何でしょうか?

 まったく新しいことです。イノベーションというのは、いきなり明日からAIやロボットにやらせるのは無理でしょう。どんどんAIが侵食する可能性はありますが、彼らですべてできるかというと、決してそうではありません。

 人間の歴史はずっとそう。数万年前は道具もなかった。産業革命が起きて人間がいらなくなったかというと、そんなことはないですよね。

 僕はAIやITなど詳しくないけれど、それによって新しい世界が来たら、きっと人間ができることも新たに出てくるに決まっています。

――取って代わるのではなく、人間にしかできないことはまだまだあると。

 それが何なのかは、その世界に行ってみないと分からないですよ。けれども、結果的に良いことなのです。進化しているのだから。それが人間の歴史。

 しかしね、なぜ日本にはAppleやGoogle、Alibabaのようなイノベーティブな企業が少ないのでしょうか。その1つの理由は、昔からやってることをいつまでもやめないからです。それをやめて、新しいことをどんどんやるべきです。今ある仕事をしながら、新しいことを考えるなんてことできませんよ。今あるものを早く捨てたらいい。捨てたらどうなるか? そんなの捨ててみないと分からないですよ。

――捨てる前から、AIに乗っ取られるなど、あれこれ言っていても駄目ですよね。

 その思い切りの勇気が欠けてるんですよ。

――だからイノベーションが起きない。

 それを上手にやっている会社が日本にないわけではありません。ただ少ない。本当に大きく事業成長したところはほとんどいないです。GoogleやAlibabaを見て、それは米国人や中国人にしかできないと思いますか? そんなことはないです。日本人でも気の利いた人であればきっとできるのです。
【32】

カルビー会長その2  評価

委員長代行 (2018年06月05日 11時23分)

――カルビーのようなメーカーの場合、工場とオフィスとでは働き方が違うので、制度を変える難しさがあるのでは?

 制度を共通化する必要はありません。時間ベースで働くか、成果ベースで働くか、それだけのことです。成果が嫌だったら、工場で働ければいい。そんな当たり前のことを当たり前に説明できないから、くだらない議論になるのです。工場の人たちがバラバラに来たら困るけれど、オフィス勤務の人たちがバラバラに来ても、大して問題ではないです。そもそもオフィスに来なくてもいいと思います。

 だいたい会社に何しに来ているのかと思うわけですよ。こんなところに来て何があるのですか。自宅で仕事すればいいじゃないですか。もちろん誰かに会うために外に出掛けることはあるでしょう。けれども、あんな満員電車に乗って、どうして会社に来る必要があるのでしょう? 会社に来たら毎日帰るときに小判1枚くれるなら僕は来ますけどね。

――オフィスという物理的な場所はだんだんなくなっていくのでしょうか?

 僕はオフィスはなくなってもいいと思っていますが、完全になくなることはないでしょうね。

 オフィスは最も危険な場所であり、快適な場所です。危険というのは、ここにいても何も情報が入ってこないからです。製造現場やスーパーマーケットの売り場を回ったほうがはるかに勉強になります。かたや、夏は涼しく冬は暖かい、こんな快適なところはないです。だから皆そのために集まって、残業だけして帰っていくのです。

 けれども、考えてみてください。自宅を快適にするほうがいいか、オフィスを快適にするほうがいいか。家に決まっていますよね。オフィスにかかる経費を減らして、その分を社員に払えばいいと思います。

 自宅で仕事するのであれば、朝起きてひげをそらなくてもいいし、ネクタイもしなくていい。満員電車に乗らなくてもいい。その代わり求めてるのは成果だよ、成果出さなかったら何をやっても駄目だよという状況を作ってあげればいいのです。そうすれば、多くの社員は自宅で働いたほうがいいと思うでしょう。与えないと分からないのです。

 人間は皆そう。得したら喜ぶし、損したら怒りますよね。だから皆が得になることをしてあげればいいのです。何が最も大事だと思いますか? 給料ですよ。給料をたくさん払うためにはどうしたらいいか。実に簡単で、たくさん稼ぐことと、ろくでもないことにカネを使わないことです。ところが、会社が給料をケチるから、社員は経費を使って仇をとろうとするのです。

 日本の働き方改革の本丸は残業手当です。何度も言いますが、残業手当がある限り、社員が欲しがるのは当たり前。だからダラダラと働く。ダラダラしないと残業できませんから。5時間で終わることを10時間、12時間とかけてやる。そのほうが給料が高いからです。日本の生産性が低いのは、そうした制度があるからですよ。

 だから制度をなくせばいいわけですが、ここで問題なのは、今まで残業手当として支払っていた分を会社が取り込んで、社員に払わなくなることです。今まで払っている金額は、どんな形でもいいので社員に払ってあげないといけません。生産性を高めて残業代を減らしても、節約した分が会社の利益に上乗せされるといったら、社員は動きません。浮いた分は社員に還元すべきです。
【31】

カ○ビー会長、その1  評価

委員長代行 (2018年06月05日 11時17分)

日本を代表する「プロ経営者」として、これまでにさまざまな経営改革を推進してきたカルビーの松本晃会長兼CEO。インタビュー記事の前編ではカルビーでの9年間を振り返ってもらった。今回は働き方改革にまつわる日本企業の問題点などを聞いた。

●残業手当という悪しき制度

――日本企業が取り組んでいる働き方改革を見ると、その多くは残業規制のための制度作りに注力しすぎている気がします。この点はいかがですか?

 日本の働き方において何が一番悪いかといえば、言うまでもなく残業ですよ。残業手当てという制度がある限り、問題は解消されません。

 働き方改革に関しては、あながち政府が言ってることも間違ってるとは思いません。裁量労働制にしたらいい。特にオフィスで働いている人たちは、「時間」ではなく「成果」で働いているのですから。

 ところが、そうした人たちに残業代を払うとなれば、そんなのするに決まっているじゃないですか。

 例えば、「伏見さん、明日から残業手当を払うよ。1時間100万円」。しますか?


――します。

 当たり前でしょ。「松本さん、あなたカルビーの会長だけど残業代払うよ。1時間10万円」。やるに決まってますよ。

 もらっている給与に対して、残業手当は高いです。あんな悪しき制度を作っているから社員は使うんです。いま残業を月に数十時間している人がいたとして、明日から残業手当を1時間30円にすれば、きっと誰もやらないですよ。

――制度化してしまったがゆえの弊害ということですね。

 ただ一方で、会社にとっては残業手当の金額自体は高くないのです。新しい人を雇うよりも、今いる人にたくさん働いてもらったほうが採算が合うので。まあ、そんなことやってるから、多くの日本企業はうまくいかないんだけどね。

――長年取り組んでこられたカルビーの働き方改革に関してはどうでしょう? まだできていない具体的なことはありますか?

 働き方に関する社内の考え方は悪くありません。ただ、制度面から言うと、非常に進んだということはないです。僕が最も気に入っていないのが「就業規則」「就業時間」。なぜあんなものが決まっているのか。

 確かに工場の就業時間は大切ですよ。工場は時間で動いているので、社員がバラバラにやって来たら困りますから。朝8時半にベルが鳴って仕事が始まり、工場の機械が動き出す。12時になったらお昼休みなので、機械も人も止まる。工場はそうやらないと。バラバラに働いてもうまくいきません。

 一方、工場以外の場所で働く社員は、オフィスに何時に来て、何時に帰るというのを考える必要はないはずです。ところが、カルビーには就業時間というものが残っている。在宅勤務やリモートワークに関して、カルビーは進んでいると思いますよ。喫茶店でも図書館でも、どこで仕事をしても構わないという仕組みにしました。大事なのは成果ですから。そうした状況なので就業規則も変えてしまえばと思うのですが、これがなかなか変わりません。

 もちろん、制度を一気に変えることはできないというのも分からなくはないです。社員がある程度納得して、そうしたほうが良いと思えば、1つ1つ制度を変えていけばいいと思います。
【30】

紀州のドンファン  評価

委員長代行 (2018年06月04日 23時44分)

事態は急展開を見せた。「紀州のドン・ファン」こと、会社経営者の野崎幸助氏(享年77)の怪死から10日。和歌山県警は3日、野崎さんが殺害された疑いがあると判断し、2日の東京都新宿区の妻(22)の別宅に続き、港区六本木にある60代の家政婦の自宅を家宅捜索した。

「野崎さんの遺体には目立った外傷がなく、解剖の結果、多量の覚醒剤の成分が検出された。野崎さんの自宅には防犯カメラが40台近く取り付けてあります。2016年に27歳だった愛人に6000万円相当の金品を盗まれ、さらに17年に強盗に入られたのをきっかけに自宅の壁を造り替え、さらに警備を強化した。外部からの侵入者があればカメラに全部写っているはずです」(捜査事情通)

 野崎さんは先月24日午後10時ごろ、2階の寝室で下半身裸のままソファに座り込んで息を引き取っていたのを妻が発見。妻の叫び声を聞いた家政婦が2階に上がり、救急車を呼んだとされている。


実は夫婦の寝室にも防犯カメラが取り付けられていて、県警はその画像を解析しています。今年2月に結婚した妻が野崎さんと一緒に暮らすようになったのは、4月になってから。家政婦は元六本木のホステスで野崎さんは客だった。30年来の付き合いがあり、もともと金融業の手伝いをしていたそうです。月に10日ほど和歌山に行き、寝泊まりしながら野崎さんの身の回りの世話をしていた。2人は野崎さんの死亡後も、大勢のメディア関係者が自宅を取り囲む中、普通に一緒に車で外出していました」(前出の捜査事情通)

 家政婦はフジテレビの取材に応じ、まるで自分の家のように野崎さんの自宅の室内を撮影させていたが、果たして事件に関わっているのか……。
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