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【3359】 | RE:【隔離病棟新館】 カンバチ (2019年09月27日 18時21分) |
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(上記レスより) ●出所後、NPOの紹介で「性依存症」の治療につながる 石橋さんは服役中、受刑者や出所者の支援をおこなうNPO「マザーハウス」のことを知り、「藁にもすがる思い」で出所後につながった。そして、マザーハウスで紹介された医療機関を受診し、「性依存症」と診断されたという。 「刑務所の中で自助グループに関する情報を教えてもらったことはありますが、自分が病気だという認識はありませんでした」 刑務所内では「性犯罪再犯防止指導(R3)(再犯リスクなどから必要と判断された性犯罪受刑者が受講するプログラム。主にグループワーク形式でおこなう)」を受講。初めて性犯罪で服役したときはプログラムがなかったため、受講経験は3回になる。 「自分と同じ悩みを持っている人がいる、腹を割って話せると感じ、ためになると感じたときもあります。しかし、最後に服役したときは『自分はやっていない』と否認したり、やる気がなかったりする人がいて、プログラムを受ける意味を感じられませんでした」 プログラムの受講期間は3カ月から8カ月。服役中ずっと受け続けられるわけではない。また、満期釈放者には保護観察がつかない。そのため、社会の中で保護観察所のプログラム(「性犯罪者処遇プログラム」)を受ける機会も得られなかった。 ●「立ち直るには、今回しかないと思っています」 石橋さんは、毎週月曜日から土曜日、朝8時半から夜7時まで病院で過ごし、治療のためのプログラムを受けてきた。日曜日は家事やボランティアをしたり、教会に行ったりすることもあれば、マザーハウスのメンバーと川でバーベキューをしたこともある。 マザーハウス理事長の五十嵐弘志さんは「石橋は川に行ったとき、溺れている子どもを助けたり、子どもがなくしたサンダルを探しに行ったりしていました。彼は思いやりの心を持ってはいます」と話していた。 一方で、出所直後の石橋さんはトラブルを起こすことも少なくなかったという。そこで、五十嵐さんは「病院に出かけるとき、自宅に戻ったときは、自分にメールをしてほしい」と石橋さんに伝えたことがある。 「石橋は毎日欠かさず、メールをくれました。毎日のメール報告や専門の医療機関に週6日通院することは大変だったと思います。どちらも強制したわけではないのに、彼はやっていました。自分を変えようという気持ちがなければ、できなかったと思います。だれかが信じてあげないと、彼はまた孤独になってしまう。彼を信じて、付き合っていきたい」(五十嵐さん) 石橋さんも「立ち直るには、今回しかないと思っています。性犯罪者の受け皿はほとんどありません。マザーハウスをなくしたら、また刑務所を行ったり来たりする生活に戻ってしまう。変わりたいから、ここにいます」と語っていた。 ●衝撃の逮捕情報、それでも五十嵐さんは「彼に寄り添いたい」 しかし、取材から数日後、1本の電話が編集部にかかってきた。石橋さんが逮捕されたという。 「性犯罪をやめたい」「変わりたい」。何度もそう口にしていた石橋さん。その直後に起きた事態に、改めて立ち直りの難しさを感じさせられた。 それでも五十嵐さんの思いは変わらない。「逮捕されたから関係を終わらせる、ということはしたくありません。もしここで彼を放置すれば、また犯罪が起きてしまう。誰かがサポートしなければならない。それが再犯防止につながると私は考えています。今後も石橋に寄り添いたい」 |
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【3360】 |
カンバチ (2019年09月27日 18時22分) |
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これは 【3359】 に対する返信です。 | |||
レノアが咲さんをねたむ気持ちというのは、 結局は、これまでの自分が誰かに受け入れられなかった という過去が引き起こしている心理である。 こういう心理を、ある精神科医は「愛着障害」と呼んでいる。 過去に愛されなかったがゆえに、 愛されたいという願望が強すぎるということである。 「愛」という言葉を使うと、なんだか、うさん臭く思う人が多いのだが(新興宗教は、やたらと「愛」という)、 精神科医や心理学者の間で常識となっている考え方は、 「愛するとは受け入れることである」 ということだ。 かつて、特に、幼少期「受け入れられなかった」人物が、どんな「オトナ」になるか。 今日のヤフーニュースに、興味深い話があった。 性犯罪の話だが、レノアの心理と根っこは同じだ。 「もう性犯罪から離れたいんです」4回服役した男性、本心打ち明けた後に再び逮捕 「もう、性犯罪から離れたいんです」。9月中旬、こう話したのは、刑務所から出所して約3カ月になるという男性、石橋さん(仮名・40代)だ。 石橋さんは7回の服役経験があり、約20年を刑務所の中で過ごした。うち4回は強制わいせつなどの性犯罪で服役した。出所後は、生活保護を受給しながら、専門の医療機関で「性依存症」の治療プログラムを受け続けてきた。 しかし、彼は、取材で本心を打ち明けた直後の9月下旬、再び性犯罪で逮捕されてしまった。「立ち直るには、今回しかない」と語っていた彼の言葉が、耳に残り続けている。(編集部・吉田緑) ●「行くところも帰るところもなかった」 石橋さんは家族とうまくいかず、18歳のころに家を出た。 「いい思い出はないです。母子家庭で、母は夜も仕事で不在がちでした。兄がいましたが、とても優秀だったので、親戚などからも常に比較されてばかりいました」と当時を振り返る。今も家族との縁は切れたままだという。 「強盗」や「覚せい剤の自己使用」で3回服役 初めて刑務所に入ったのは23歳のとき。20代から30代にかけて、強盗や覚せい剤の自己使用で計3回、約10年服役した。刑務所内で喧嘩し、相手を負傷させたため、刑期が長くなったこともあった。 「覚せい剤をやめることはできました。今も疼くことはないです」とキッパリ語る。しかし、刑務所を出入りする生活は終わらなかった。 「強制わいせつ」などの性犯罪で4回服役 3回目の服役を終えて間もないころ、強制わいせつの事件を起こした。それからは、出所後1年も経たないうちに強制わいせつなどの性犯罪を繰り返し、計4回、約10年服役した。 なぜ、性犯罪をしてしまったのか。「行くところも帰るところもなかったので仕方なく。かつて覚せい剤を使っていたから、その影響かもしれません」とボソリとこぼす。それ以上の答えは得られなかった。 「性犯罪」を理由に引受人を断られたこともある。仮釈放になったのは、最初に刑務所に入ったときだけだ。更生保護会が引受人になってくれたという。しかし、それ以外はすべて満期で出所した。出所後は行くあてがなく、刑務所の中で知り合った人を頼ったり、やくざの事務所に住み込んだりしたこともあったという。 (下記レスへ続く) |
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