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返信元の記事
【781】

ドラマの始まり〜続き〜

花MONI (2006年02月02日 00時27分)
S「よ!」

花「あ、どもぉ♪」

その電話はメッチャかわいく始まった。


S「なにしてたん?」

花「ヒマやってなぁ〜テレビ見てて〜ん♪」



あーこう言うのを待ってたんだ。
お互いハニカミながらの他愛もない会話が楽しい。

次の休みに会う約束をした。
デートの場所は神戸。

昼頃出発なのに朝6時に目覚めた私。


「なにワクワクしてるん?私。。。」


お弁当を作るほうがいいのかな〜
いや、どこかのランチを予約してるかもしれないし・・・

結局、食べなくてもいいから作っちゃった、お弁当♪





ここまでは夢のような時間だった。
このあと、悲しいことが起こるなんて想像もしていませんでした。

待ち合わせたのは近所の公園の空き地。
先にいるのが恥ずかったけど待ち合わせ時間の30分も前に着いた。

車の中でずーっと待ってた。
「ゆず」聞きながらずっと。






彼は来なかった。
1時間待っても。ずっと待ってみても。

何度も電話したんだよ。
メールも5回入れたんだよ。

出もしないし返信もない。。。



2時間も経った。

「きっと何かあったんだ」


イライラもしたけど心配の方が勝った。
好きになったらこんな変な感情になるんだね。


あきらめて帰った。
部屋でひたすら連絡を待ってみた。



夕方になって待ちに待ったメールがきた。
あわててメールを開いてみると






「ごめん。花。」



たった一行だった。


これ見た瞬間、私は切れた。
「理由ぐらい書いてよ!言い訳でもいいから!」

思い切り書き殴ってやった。


メールで済まそうってのがイヤだった。
なにがあったのかを声で聞きたいよ・・・






10分くらい待って返信があった。
イライラと心配で開いたメールには、思いもしない一言が。



「M子の相談に乗ってて連絡出来なかった。」



ど、どう言うこと??????


             つづく

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【787】

ドラマの始まり〜続きの続き〜  評価

花MONI (2006年02月04日 01時53分)

ど、どういう事??


アッタマに来た私は我慢出来ず電話をかけた。

プルルルル・・・

1回・・・出ない
3回・・・出ない

5回・・・「もう!出てよー!」

イヤになって切ろうとした時、
「もしもし・・・」

あ、出た。

S「ごめん」

彼は速攻で謝った。
謝られてキョトンとした私。
問いただすつもりだったのに、またいい子ぶってしまい

「そんなんいいよ〜しょうがなかったんやもんね」

なんて心にもない言葉を言った。




S「ずっと待ってた?」

花「ちょっとだけな。」
ちゃんと言えばよかった。何時間も待ったって。


S「ならよかった。。。」

ちょっとだけって聞いて安心したみたい。

S「声聞いて安心した。怒ってると思ってたから・・・」


あ〜ヤな展開だ。
こんな風に言われたら、こう答えるしかないやん。。。


「怒るわけないやんか〜キャハハ。。。」



あーバカバカ。
私って嘘つきだ。
心配したのは事実だけど
腹を立ててたのも事実。

なんで媚びる必要があるのか。


まだなんにも始まってないのにね。
彼女気分で振舞ってる自分がイヤになった。


S「今度会った時にゆっくり話するから」
花「うんうん! わかった。また誘ってね」


あーあ
これは向こうのペースだ。。。

そして次の日メールが入った。
「今日の夜、メシ行く??」


用事があったけどムリに時間を割いて会いにいった。
ちゃんと説明してもらうために。。。


家の前まで来るっていうから
道端で立って待った。
寒くて風邪引きそうなのに短いのを履いてオシャレなんかして。。。

彼だと思われる車が近づいてきた。
ライトに照らされ「ニコ♪」ってする私(なにやってるんだか、私。

彼の助手席に乗った。
男の人に乗っけてもらったのは1年ぶりになるかなぁ。

緊張してる私を見て彼は、間髪入れず心の中に入ってきた。


「寒かったやろー。待たせてごめんな〜」
ニコニコして話しかけてくる。

「やっと花とゆっくり過ごせる。。。よかった。」


この言葉信じていいのかな。
嬉しいんだけど、どうしても引っかかるのがM子の事。
今夜、絶対聞き出してやるんだもん!!

そして感じのいい居酒屋で横に並んで座った。
私は横に居れただけで幸せに思った。


なのに・・・





今になって後悔してる。
M子の相談した内容、聞かなきゃよかった。。。


彼の前で泣いちゃった。
ジワジワ湧き出る涙がこぼれちゃった。

花「あ、ごめーん・・・アハハハ」

ハンカチで目を押さえて一生懸命笑って見せた。


彼は無口になって私の頭を撫でてる。
そして抱き寄せた。

「大丈夫やから・・・私」
無理に強がって見せた。
周りの人の目も気になったし・・・

でも彼は私を抱き寄せたまま離さない。
優しさに包まれた私は動けなくなった。




M子の相談、それは私の恋心を打ち砕く内容だった。
もうダメかも知れないな。。。



そして私の恋は、この後急展開を迎えます。。。



               つづく
【786】

お初でゴメン。  評価

らんで (2006年02月04日 01時39分)

花さんこんばんは。
お初で返信はキモイと思うが書かせてもらうよ。
その状況は男でも女でもつらい。とてもよく分かる。
きっと君は強い人なのだろう。
俺だったら辛すぎてカキコできないと思うから。


ずうずうしくて申し訳ないと思います。
でも、何となく本気な感じが見受けられるからお返事しました。
スルーしてくださいね。
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