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【3675】 | RE:どらごんの名曲 炎竜Σ (2006年05月19日 02時09分) |
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しばらくお休みしていた ひさびさなシリーズです。笑 リスト .超絶技巧練習曲 おどろおどろしいタイトルだがリストの名曲として知られ名曲としても名高い。今知られているのは、優しく引きやすくなっている改訂版。 一番、前奏曲。 2ページ足らずの短い曲。派手な演奏家のウォーミングアップのような効果抜群の曲。 2番、イ短調 派手な運動が続く。ツェルにーの練習曲を彷彿される。 ただ演奏会には不向きかも。 3番、風景。 のどかな田園風景を望む。レガートと歌わせる練習。 中間部は「ピウアニマート」で少し熱っぽくなる。 4番、マゼッパ 代表する名曲で難曲。カデンツァ風の長大な序奏の後、 高らかなマゼッパの主題が疾走するごとく演奏される。 人気も高い名曲。 5番、鬼火 難曲中の難曲、ピアニスト泣かせのクロマティックな練習曲。序奏を見るだけでも分かるようにかなり演奏が難しい。弾きこなすにはかなりの至難を強いられる。 ゆらゆらと揺らめく鬼火が旅人を惑わす。 6番幻影 ペサンテと書かれているように重苦しいアルペジオ。 壮烈な練習曲で、記憶を呼び覚ましていく。 7番、英雄 派手な練習曲でリスト好きにはたまらない曲。 オクターブの練習とみていい。 8番、狩 ここでいう狩は悪魔的なもの、魔女的な物をさす。 キチガイのように荒れ狂う悪魔の儀式。 プレストフリオーソという表現がそれを物語る。 派手な演奏効果抜群の曲。コンサートを飾るにふさわしい。 9番ヘ短調 しばしば「熱情」と言われる。激情の中にも美しい旋律が顔を覗かせる。コーダはストレットでテンポもヒートもアップ、劇的な効果をあげる。 10番、回想 穏やかな詩情の世界。中間部はやや熱い。 幅の広いこまかなアルペジオの練習ともいえる。 11番、夕べの調べ 劇的な演奏効果のある演奏会向きの名作。 途中「トリフォンタンテ」とあるように勝利のアレグロが激情的な雰囲気を醸し出す。表情豊かな名曲。 12番、雪かき ここでいう雪かきは「地吹雪」のイメージに近い。 しんしんと降る物悲しい旋律の上に吹きすさぶ、トレモロが表現する吹きすさぶ地吹雪が続く。跳躍するトレモロが最難関の難曲。 マゼッパはビクトルユゴーの文芸ものの伝説英雄がタイトル。交響詩のタイトルにもなっていて、高らかに演奏されるトランペットの主題の同じフレーズが印象的。 へ短調は名曲でしばしば「熱情」と呼ばれる事も。 見かけよりはずっと優しく弾きやすい。 CDで聞いてちゃぶ台!(笑 レコード紹介 クラウディオアラウ版 人気のある亡きピアニスト。 本命らしい演奏でどっしりした構えが魅力。 腰をすえて演奏しているかのよう。 笑 堂々とした演奏が良い ホルヘボレット版 人気が高い亡きピアニスト。 音質の良さでは他を寄せ付けず。 しかし、パワーは今ひとつでリスト好きには物足りなさを感じる。 ラザールベルマン版 廃盤。残念。すさまじい演奏でグラグラくる。 突っ走った演奏だが物々しい迫力をヒシヒシ感じる。 ウラディーミルアシュケナージ版 これは名演奏。全曲版でないのが残念で悔やまれる。 中でも「鬼火」「ヘ短調」「夕べの調べ」は絶品。 指揮者としても活躍中。 スビャストラフリヒテル版 ライブ録音。「狩」と「鬼火」が聞けるが、ミスタッチがきになる。ライブ版でも2種類あって、最近出たほうがお勧め。ホールの熱狂が伝わる。 |
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【3677】 |
アミノトト (2006年05月19日 04時13分) |
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これは 【3675】 に対する返信です。 | |||
炎竜さん おじゃまいたします。 かなりな通ですな〜〜 ピアノがお好きなのは存じておりましたが・・ わては知れてマ クラシックで好きなのは・・ ホルストの組曲「惑星」 マーラーの交響曲「第5番」 バッハの「トッカータとフーガ」 モーツァルトの交響曲「40番&41番」 あと・・CD&レコードなにアッタかな〜〜? 今度見ときます。 指揮者で好きなのは ズービン・メータ 大胆かつ繊細な感じが良くて、よくNHKなんかで見てやした・・ じゃ・・おやすみなさい BY チコッと、気取ったフリをする アミトト (恥ずかし・・) 炎竜さんなんかとはラベルが違いますが・・ 編集 うちの娘・・ピアノやってたの忘れてました・・ |
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