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【168】 | RE:ソーシャルディスタンスだね 烏らかman2号 (2020年10月08日 19時32分) |
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椿姫さん 面白そうなトピックですので、少しよいでしょうか。 DNAが証拠になるかと言われたら、なりますよね。 単にならないというのはかなり乱暴な意見だと思います。 自白が証拠になるかと聞かれたらなりますよね 今まで冤罪事件でDNAの鑑定の結果無罪となったことからも明らかです。 証拠にならないのなら無罪にはならないはずです。 ただし、DNAも自白も万能ではないので証拠にならない場合もあるというのが正しいのではないでしょうか。 よく聞く犯人しか知りえない自白や適性な自白だと証拠になり、拷問や脅しなどで自白を強要した場合証拠にならない DNA鑑定もそのものの信頼性が否定されると証拠になりませんよね。 また、アメリカでDNAを2つ有する人が、いったんはDNAのおかげで黒とされたものが、後に2つのDNAを有することが判明し判決が覆された例もあります。 |
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【170】 |
椿姫 (2020年10月08日 20時01分) |
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これは 【168】 に対する返信です。 | |||
>今まで冤罪事件でDNAの鑑定の結果無罪となったことからも明らかです。 その点は、私が【165】で申し上げているように、 >DNA鑑定の精度が低かったころ、初回のDNA鑑定で有罪とされ、その後、鑑定の精度が上がったため、再度鑑定した結果、無罪とされた例があります。 ということです。 >DNA鑑定もそのものの信頼性が否定されると証拠になりませんよね。 その通りです。 技術が高度化した結果、信頼性が否定された、ということです。 私が傍聴した裁判は、わずか半年前です。 DNA鑑定について証人(大学教授)が呼ばれ、延々説明が行われました。 結果、法廷では証拠採用されなかったのです。 これが現時点での取り扱いです。 なぜ「精度」が問題になるのか、簡単にご説明します。 DNA鑑定は確率鑑定なのです。 分かり易くするために、血液型で説明してみます。 現場に残された血痕がA型だったとします。 容疑者の血液型がA型だったとした場合、真犯人である確率は1/4です。 これでは証拠になりません。 では、さらに、Rhプラスかマイナスか、を加味すると、確率は1/8になり、精度は上がります。 しかし、これでも証拠にはなりません。 DNA鑑定とは、条件を増やせば増やすほど精度は高くなりますが、唯一無二にはなり得ないのです。 そこが指紋と違うところです。 >また、アメリカでDNAを2つ有する人が、いったんはDNAのおかげで黒とされたものが、後に2つのDNAを有することが判明し判決が覆された例もあります。 いつ頃の話でしょうか。 おそらく、先述の例と同じことだと思います。 有罪とされた時点ではDNAが絶対だとされており、他に証拠がなかったため、DNAだけで有罪とされたが、 後に「精度」が上がり、DNAは絶対ではないと証明され、「証拠が無くなった」ので無罪となった、ということではありませんか。 |
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