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【25】

RE:ゴミ箱と玉手箱

フタ (2014年06月01日 11時09分)
 当時、楽しみにしていた方のコピペじゃが
今読んでも不思議と新鮮じゃわい
落ちトピには宝が隠れてるのー



季節は冬。ある川に捨てられ野良犬と化した2匹の犬がいた。 
母親と子犬、2匹は寒さに耐えながら、仲良くよりそって生きていた。 

しかし、人なつっこい2匹の野良犬は残酷な人間のターゲットにされてしまう。子犬でサッカーを始める人間達。悲痛な声をあげる子犬。自分の身を犠牲にし、必死に子供を守ろうと庇う母犬。どんなに蹴られようと母犬は子犬を守り続けた。 
血塗れで倒れる母犬、下半身はつぶれていた。心配そうに傷口を舐める子犬。 
そんな2匹の犬を心配し、近づく人間がいた。しかし母犬は、使えない足を必死に動かし子犬をクワえ逃げようとする。二度と人間なんか信じない。 

ほっとく人間もいたが、心配し毎日エサを与え続ける少女がいた。 
子犬は喜んでエサを食べた。母犬は食べなかった。少女が近づくと時には子犬の前に立ち、威嚇した。2度と信じるもんか。 
そんな日々を続けていた少女。ある朝いつものよーにエサを運ぶ。しかし、いつもと違う光景。母犬は寒さと栄養失調から倒れてしまっていた。子犬は悲しそうに少女を見つめていた。 
ごめんね、ごめんね。少女は涙を流して謝った。母犬を抱き上げ暖めた。母犬は子犬の顔を舐めた。そして最後の力をふりしぼり泣いてる少女の頬も舐めた。この子をお願い‥と頼んでいるようだった。そして息をひきとった。 
子犬は少女に引き取られた。しかし2日後亡くなってしまった 

季節は春。少女の庭に二輪の花が咲いた。大きい花と小さな花。重なり合って咲き誇っていた。 

一度傷つけられた動物は二度と人間を信じない。 
しかし、子犬を守りたかった母犬は最後に少女を信じた。子犬も引き取られた2日間、少女になつき、幸せに過ごした。 
少女が涙をこぼすと、泣かないで。ありがとう とでも言ってるかのように二輪の花は静かにゆれた。
 

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【257】

RE:ゴミ箱と玉手箱  評価

ワンドラ (2014年07月13日 16時30分)

トピ主さん、こんにちは!


かぶってしまいましたね(笑)


おかげさまで、鳩がレアアースをたくさん運んできてくれました(笑)

結果的にですが、
フタさんに感謝しております。


それではフタさん、メーシーさん、失礼しました。


また興味深いエピソードの紹介も楽しみにしていますので。

【25】は深く考えさせられる話ですね・・・
【167】

RE:ゴミ箱と玉手箱  評価

ブタ箱 (2014年07月10日 10時02分)

>落ちトピには宝が隠れてるのー

よく見とるのぉ
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