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【820】 | 単行本あとがき のほほんむら (2012年03月02日 20時39分) |
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解説/ 閉塞の反逆児・赤加速 私たちは「日常」の中に生きている。 家庭の中でも職場においても「日常」はごくありふれた、つまらない時間枠である。 だから人は時に「非日常」という刺激をごく自然に求める。 旅に出る、映画を見る、コンサートにゆく、カラオケを歌う、 テーマパークで遊ぶ、ゲームをする、パチンコを打つ。 これらは全て「非日常」を体験したい、という願望の実践にほかならない。 そしてこうした「非日常」の疑似体験を含めた「日常」の連結が終焉を迎えた時「人生」という壮大なドラマは完結する。 ちょうど一年前のいまごろ、私たちはそうした、つましい「日常」を突然に奪われた多くの人たちの姿をまのあたりにした。 ありふれた時間枠「日常」のありがたさを改めて思い知らされたのである。 あまりに多くの御霊(みたま)の数に祈る気力すら奪われ 不足する物資と電力、放射能の恐怖に悩ましい日々を送っていた。 出口の見えない閉塞感に列島が包まれていたころ、「赤加速」氏はp-worldに登場した。 「甘デジ・タイガーマスク」を徹底的に打ち込んできた氏は自己の膨大な経験値を元に機種別板においてあらゆる疑問、質問を明快に解析していった。 それはまるで「閉塞した日常」に対する反逆児の姿を連想させた。 氏の特筆すべき点はその観察力と記憶力にある。 セグ判別はもとより、一瞬の演出や流れ、変則ボーナス時におけるアタッカーの開放時間とカウント数の因果関係など、およそ一般の機種紹介スレッドでは取り上げていないメカニズムを氏の眼と脳は執拗に追いかけている。 その技、神に入る感があった。 改めて言いたいのは、氏はプロのパチンカーではない。業界人でもない。 プロは打つことを生業(なりわい)とする以上、収支が絶対であって、その他の努力を一切、排除する。 赤加速氏は私たちと同じごく普通のパチンコファンでありながら、ひたすら甘デジ・タイガーマスクの全貌に迫った。 収支を度外視したそのパワーを支えたもの。 それはタイガーマスクという機種に対する「無限の愛」であった。 「閉塞した日常」の中で悶々としていた私たちに氏は敢然と「無限の愛」をエネルギーにした反逆の姿勢を見せつけることによって、改めて「日常の尊さ」を突き付けたのかもしれない。 この度、赤加速氏が自トピ「オンリーロンリ―グローリー」で発表してきた「赤加速のちょいパチ日記♪」がめでたくFAKE FOX出版社から単行本化される運びとなった。 機種別デビュー当時から友誼を結んできた私にとって、喜びに堪えない。 ちょいパチ日記♪における氏の筆致は機種別の制約から解放され自由奔放、痛快無比、奇想天外、摩訶不思議な魅力が存分に溢れ一作ごとにファンをとりこにして、やまない。 ちょいパチ日記♪が従来のライタ―実戦記と違い、読者に同一現視を体感させるのは氏のたぐい稀なるタレントと同時に、 純粋にパチンコを楽しむ姿勢ゆえ、であり、 そのため氏の書く文章は氏自身のキャラクターを逆照射して鮮烈に発光しているのである。 私たちがパチンコに「非日常」体験を求め続けるかぎり「赤加速」、彼のアクセルもまた、踏み続けることを止めないであろう。 平成二十四年三月 のほほんむら |
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【827】 |
赤加速 (2012年03月03日 00時34分) |
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これは 【820】 に対する返信です。 | |||
◆のほ代表 おお… おおおお… おおおおおおおお… おおおおおおおおおおおおおおおおおおお――――ッ!!! 素晴らしい出来栄えやんけぇええええええええええええええええええええええええええええええ―――ッ!! 読んでて若干恥ずかしくなるくらいのべた褒め♪ だがしかし、出版初作品であればこれくらいが必要でしょう! >逆照射して鮮烈に発光しているのである。 うん、いいよ!いいよ! >彼のアクセルもまた、踏み続けることを止めないであろう 次回作を匂わすこの表現も絶妙だ! ぬうう!予想以上よ!感謝の念に堪えんね♪ そこで… ついでに、「まえがき」もお願いしたい あ、軽くでいいよ♪ VOL40までに作ってくれりゃいいんで余裕アリアリよ♪ 何卒お願い申し上げるるるる〜〜〜♪ |
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