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【372】		漫画ネタ　ボクシング漫画編２ｎｄインパクト（2011年05月14日 21時38分)
漫画の小ネタ　ボクシング漫画編久しぶりの漫画小ネタシリーズです。今回は題材として3つのボクシング漫画を選んでみました。それは「リングにかけろ」「はじめの一歩」「満天の星」です。１．リングにかけろいわずと知れた少年ジャンプに連載された車田正美先生の大ヒット漫画です。最近ではパチスロで知った若者も多いでしょう。最初は本格ボクシング漫画と思われましたが、だんだん表現が過激になり、パンチで人が一回転したり、飛ばされて建物を突き破ったりといった表現は他の漫画にも凄く影響を与えたと思います。また、ギリシア神話を題材にした人物が登場し、これは後ほど作者のもう一つの代表作「セイント星矢」に繋がっていきます。２．はじめの一歩こちらは少年マガジンにまだ連載中の森川ジョージ先生のボクシング漫画です。単行本は既に95巻となっており、100巻を越えるのは時間の問題。本格的なボクシング漫画であり、虚飾を排したリアルな内容となってます。でもこれだけ長くなると終わった時、作者は大変だろうなあ。作者の中には１つの作品大ヒットしたあまりそれしか書けなくなる人もいます。「コータローまかりとおる」のようになんなきゃいいけどね。３．満天の星全くといってほど知られていないですけど、少年チャンピオンに連載された楠本哲先生のボクシング漫画です。始まった時は「はじめの一歩」と非常に設定が似通っていました。 2番煎じかなと思いましたが、徐々に独自色が出た作品だと思います。４．共通点この3つの作品には共通点が見られます。 ①最初主人公が不遇リンかけの竜児は母の再婚相手の酒飲みオヤジに苛められ、一歩や満天は苛められっ子である事など、まさにハングリー精神を持っているという設定でしょうな。 ②ライバルとの関係いずれもストーリーの初期の頃にライバルとスパーリングし、しかもいい勝負をするか勝ってしまいます。竜児は剣崎といい勝負をし、一歩は宮田に、満天は牧に勝ってしまい、以降永遠のライバルとして相手を意識することになります。そして最後に締めくくりとして対戦し、主人公が勝って完結するというパターンですね。一歩の方はまだ連載中ですが、いずれ宮田と対戦して終わるのでしょう。マガジンの看板漫画なので、なんか引き延ばしているような印象は否めませんが。５．蛇足ボクシング漫画と聞けばすぐに思い浮かぶのが「あしたのジョー」でしょうね。「あしたのジョー」もまた先の3作と似たような背景を持っていますが、永遠のライバルであるはずの力石が途中で死んでしまうという点が違いますね。だけど、私はどうしてもジョーに感情移入できないのです。というか、ちばてつや先生描く主人公全般に好意を持てないのです。「のたり松太郎」の松太郎、「あした天気になあれ」の向太陽など、図々しくて厚顔な人物像は好きになれません。先の3作の主人公が素朴で柔和な性格であるのと対照的です。ただ、ジョーは繊細さも持ち合わせているような気はしますが。以上。次は未定です。またねー（えっ、もういいって？ ^^;）

【374】		RE:漫画ネタ　ボクシング漫画編　写メ鬼武者 (2011年05月15日 09時57分)
これは【372】に対する返信です。
＞だんだん表現が過激になり、ジャンプ漫画の王道がここにありますよね。魁・男塾、また読みたくなりました。（スロは打ってないです）ただ、北斗の拳は少し違う流れなのかな？原作を今読んでもすごくおもしろいし、奥が深い。ああ、偉大なり。少年ジャンプ！＞マガジンの看板漫画なので、なんか引き延ばしているような印象は否めませんがマガジンと言えば、さわやかスポーツ少年系のイメージが強く、ワル系はせいぜいカメレオンやＧＴＯくらいと思っていたのですが、最近の連載作のペンタッチは、チャンピオン系的な感じが、、、マガジンでは塀内作品のファンでした。フィフティーン・ラブ、オフサイド、Ｊドリーム等々