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【113】 | NANA小劇場 NANA。 (2006年10月24日 10時32分) |
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それは、昨晩遅くのことだった。 私がお風呂からあがり、居間で寛いでいた時のこと。 不意に電話が鳴った。友人なら携帯にかけるだろうし、誰だろうと思いつつ出ると、姪からだった。 「ごめんね〜NANAちゃんこんな時間に。でもちょっと報告したいことがあってさ」 彼女の声は心なしか上ずっているようだった。 彼女――Y子は、今年から20代後半に差し掛かる独身女性だ。I知県の県庁所在市に両親とともに住んでいる。 Y子の母、つまり私の姉と私は年齢差が19もあるため、Y子と私は9歳しか違わない。 だから私は、Y子に私のことを「おばちゃん」などと呼ばわることを許さず、NANAちゃんと呼ばせていた。 「あのねぇ。私、来年結婚することになったんだ」 Y子の嬉しそうな報告を聞いた時、少し眩暈を感じた。 Y子には5年ほど前から付き合っている男性がいる。Y子の年齢や付き合いの長さを考えれば、当然な成り行きだとも思う。私にもそれを阻害する要素などない。 しかし、だ・・・。 私のこの複雑な心境を、Y子は敏感に感じ取っていた。 そして、まるで上空から寸分違わぬ正確さで獲物目掛け急降下する猛禽のように、Y子は私の急所を鋭く突く言葉を発した。 「NANAちゃんより先にお嫁に行っちゃってゴメンねぇ〜。叔母より先に姪が結婚なんて、珍しいよね」 その後の彼女の言葉はあまり記憶に無い。ただ高笑いしていたような気がする。 打ちのめされた私は、そのまま母に電話を代わり、無言でその場を去ったのだった。 ―完― ※この物語は事実に基づくノンフィクションです。 |
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【123】 |
ジミヘン (2006年10月24日 15時50分) |
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これは 【113】 に対する返信です。 | |||
わし、38で所帯を持ち、40で子供がでけた。 今、娘は小学2年生。 加えて体質でどうやら子供が出来難いと最近言われてびっくりしたけど種は植わった。 縁があれば・・・、という事です。 そして結婚が絶対、幸せとは言えないし、ね。 |
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【120】 |
誰の空? (2006年10月24日 12時22分) |
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これは 【113】 に対する返信です。 | |||
NANAさん お久しぶりです。 他の人の事は気にしないでいいと思いますよ。 自分は自分でいいんじゃないですか? 早い遅いじゃなくて、自分に合う人を見極めると言うことの方が大切だと思いまふ。 頑張って下さい。 関係ないですが、昨日SEで-24Kでした・・・ 良い台の見極めに失敗しました_| ̄|○ おじゃましましたm(_ _)m |
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【117】 |
アミバズ最高 (2006年10月24日 11時33分) |
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これは 【113】 に対する返信です。 | |||
東京行く途中、 よって、慰めちゃろか? ぐへへへへ〜〜。 (すみません、みなさん。変なヤツではございません。。) |
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