| 初打ち感想 しなそば。 さん 2012/01/25 水曜日 16:18 |
初打ち４時間の感想です。
[スペック]
要は「時間を２倍に薄めた甘デジ」ですね。投資あたりの回転数は普通の機種のほぼ倍（＊ボーダー程度の回転率の場合。下記参照）で、そのかわり初当たり確率がほぼ２分の１。出玉は甘デジ程度。
つまり初当たりを引くまでの消費玉数は甘デジと同等で、時間だけは倍かかかるということです。
ただしこれはあくまでボーダー程度の釘調整の場合で、ヘソ１０個戻しのためにわずかな釘の開け閉めで大きく回転数がぶれます。
ケース1：ヘソ入賞率 約1/16.9の場合
（＝３個戻しで１８回転／Kの場合）
デジテンなら３６．３回転／K
つまり同消費玉数ならほぼ倍の回転数。
ケース２：ヘソ入賞率 約1/18.6の場合
（＝３個戻しで１６回転／Kの場合。 ケース１から11%減）
デジテンなら２９．０回転／K （ケース１から20%減）
ケース３：ヘソ入賞率1/15.5の場合
（＝３個戻しで２０回転／Kの場合。 ケース１から11%増）
デジテンなら４５．５回転／K （ケース１から25%増）
このように、店としてもうっかり開けてしまうと予想以上にブン回ってしまう、扱いにくい機種といえそうです。使い方を模索している新台入れ替え時はおすすめかもしれません。
[演出]
思うに少々失敗してます。初当たりで図柄が揃うのは40%の電サポつき確変だけ。これ以外の60%は全てリーチ外れ後、カバ君出現からの当たりになりますので、図柄揃いは約1/500しかありません。そのため図柄揃いの爽快感がめったに味わえません。さらにカバ君が弱リーチはずれ後に出やすいことから、強リーチよりも弱リーチのほうが当たりが期待できるというおかしな状況になっています。
良い面をいえば、弱リーチでも常に当たりが期待できるとも言えますが、その当たりは電サポにつながらないのであまり夢はありません。
[ということで]
出玉性能をあまり上げずに獣王をデジテン化するなら、継続率５０％弱のＳＴ機にしておいたほうが良かったのではないかと思います。これならほとんどの当たりを図柄揃いにできます。出玉を削りたいなら、初当たりの１０％程度はカバくん経由の当たりとし、うちいくらかを４Ｒ通常にすれば帳尻を合わせるのは難しくなさそうです。
長文失礼。
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