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【2381】

RE:誰もいない海 〜セカンドシーズン〜  評価

ジャムママ (2010年02月13日 16時44分)



そか・・・・・



。。。。。「Vista」は鬼っ子なのか。。。。。orz




くぅ・・・><。ww
【2380】

RE:誰もいない海 〜セカンドシーズン〜  評価

rarara (2010年02月11日 01時57分)

第十二章


波にかき消された会話
目を合わせた独り言は一つもない

しかし、だからこそお互いの本音が言えたのかもしれない。
現実のジレンマを、お互いに吐きだしたようなもんだった。



今この時、宇良が僅かでも悲劇の主人公を演じていれば
あるいは、感情まるだしの仕草や恨み言一つでも言ってれば
俺は信用することも、助けたいとも思わなかった。



幸せの証みたいなもんだから、それは。



静寂をやぶる、携帯のバイブレーション。
宇良の電話だった。
着信が誰かを確認すると、あいつは俺に目を向けた。



翌日。



競走馬となるべく、宇良は自宅をあとにする。
レトリックにも来なくなった。
建前上は、公営前の事前研修。
坂木ももちろん一緒だった。
俺は社員に格上げされ、佐川はクビになる。

宇良の妻、雪奈が電話をかけてきた。
無言に嗚咽を含ませ「よろしくお願いします」と一言。

次はどうなるか、大体予想はついている。
その前に、その前にこの親子を逃がす。



部屋の片隅に置いたままの携帯が存在した。
何年も連絡を取っていないある人へ、唯一つながる携帯電話。



リダイヤルを押す。
10回のコールの後、電話がつながる。
「…哲朗?」



俺は言う。
「姉さん、久しぶり」
【2379】

RE:誰もいない海 〜セカンドシーズン〜  評価

rarara (2010年02月11日 01時56分)

           ∩___∩
           | ノ   ヽ
           /  ●  ● |  いや〜
          |   (_●_) ミ   
          彡、  |∪| 、`\ プリクラってオモロイぉ♪♪ 
          / __ ヽノ /`>  ) 
       __(____)  / (__/___  進化したもんだワ〜 ビックリwwww
      /δ⊆・⊇。 /†::†/δ⊆・⊇/|
     | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
     |      |:::  |      | |
【2378】

RE:誰もいない海 〜セカンドシーズン〜  評価

rarara (2010年02月11日 01時49分)

第十一章 テツの独り言


何やってんだよ。
情けないぞ、お前。

俺よりも恵まれた人間のやることかよ。
最悪、最低、人間の屑。さっさとゴミ箱に姿隠せよ。
そんな状態でよく俺に近づけたな。たいしたもんだよ。
助けて欲しかったのか?それともハメたかったのか?



…きっとな、前の俺だったら、こういう言い方した。
でも今ならわかるよな?こんな言い方でも、俺の本音は。



今思えば、お前等とは全く違う立ち回りだったし、
どこかしこでかち合えば、必ず口喧嘩か罵り合いだったよな。

…あの中に坂木がいたとは気づかなかった。
そうか、いっつも顔隠してたあいつ、坂木だったってわけだ。

4人で、チョロチョロ、チョロチョロ、してる姿見てさ、
(1人で立ち回れない臆病集団)と鼻で笑いながらも、
いつも、
いつも懐かしい気持ちがしたよ。



宇良、
二度は言わねぇ、俺のプライドにかけて
この話をしたのは「あいつ」に関係するからだろう?
…さんきゅ、な。



任せろ
あとのことは任せろ
お前の嫁とガキは何とかする
【2377】

RE:誰もいない海 〜セカンドシーズン〜  評価

rarara (2010年02月11日 01時47分)

こん♪


>月曜日は打ちたい台を片っ端から乱れ打ち〜^^;

 これ、あるあるwww
 ここんところ、短時間しかやらないから特にそうだったw
 腰が落ち着かない時ぁ結果も底へ行っちゃうorz

 今年初めて普通に勝ったって思った(-く- ほぼ負けっぱだったし


>一番凹んでしまったのは、「ガロ」で単発2回!ww・・・どっちかマカチャンに行って欲しかったな^^;

 私なんぞ人のしか見たことないぉw 
 ラッピは何回か見てるだろうな〜うらやまスシ

 とりあえず どんまい♪ 明日があるさ〜♪


>2月になってからアタッカーとスルーの釘が「ロコツ」過ぎ!!w
>まぁ、ラウンドの歌が聴きたい機種なんかは、アタッカーフルコーラス調整でもいいんだけどね^^;
>あのスルーはいくらなんでも「ナシ!」でしょ!?

 最近、どこもシメテルな〜とは思う。。。(-く-
 去年より悪いような希ガス!
 夕方逝ってもめぼしい台はない!


>tk、どんどん進んでるし(^ω^)〜♪。。0(宇良さんは既に囚われの身だったのね・・・)


壁|-ω-) うふふふふふ


>ナデシコ。。。
>MHはすでに撤去済みです。。。orz

 そうなんだぉ。。。(-く-
 あっても、2〜数台しか見あたらん ひどければ1台しかないとか

 探すのが難しい!しかもハマリが深い!

 スロ島にあるナデシコも、2〜3日ずーと1000近いハマリばっかとかもあるし。。。(-く-

 
>おめ〜♪^^v

 ありがとですぉ!今回はマヂ嬉しいですぉ!
 これっていう台が全く見あたらないここ数ヶ月、スランプ気味だったしwww





あ、そうそう(-く-

全然話変わるけど、最近のプリクラはすごいらしいぉw



ウンテイ(ほら、公園でよく見かけるあれだぉ)が設置されたプリクラあるらしいぉ。。。(-く-



しかも、かけ声付きらしいぉ。。。(-く-

「次のポーズはぶら下がって〜♪」

とからしい。。。(-く-



でハでハ♪
【2376】

RE:誰もいない海 〜セカンドシーズン〜  評価

ジャムママ (2010年02月10日 08時27分)

おっはよ〜♪


月曜日は打ちたい台を片っ端から乱れ打ち〜^^;

当ったり、当らなかったりを繰り返して・・・マイナス2千発ってところかなww

一番凹んでしまったのは、「ガロ」で単発2回!ww・・・どっちかマカチャンに行って欲しかったな^^;


2月になってからアタッカーとスルーの釘が「ロコツ」過ぎ!!w
まぁ、ラウンドの歌が聴きたい機種なんかは、アタッカーフルコーラス調整でもいいんだけどね^^;
あのスルーはいくらなんでも「ナシ!」でしょ!?

「にっぱち」の洗礼を浴びた一日でございました^^;



tk、どんどん進んでるし(^ω^)〜♪。。0(宇良さんは既に囚われの身だったのね・・・)




ナデシコ。。。

MHはすでに撤去済みです。。。orz



>今年初の20K↑勝ち♪

おめ〜♪^^v


じゃ、また〜♪
【2375】

RE:誰もいない海 〜セカンドシーズン〜  評価

rarara (2010年02月10日 02時55分)

第十章 宇良の独り言


…実はさ、俺、他店や自分んとこのチェーン店で、金、抜いてたわけ。
もちろんスロットやパチンコでーってのもあるけど、その他にも色々と、な。
で・さ、俺以下、つるんでいた奴ら全てオーナーに捕まったわけよ
お前にバイトを頼んだ1週間ぐらい前の話さ。

ここで笑える話が一つ
オーナー、細かいヤツでね、金の計算してやんの(笑)
1円単位まであるかっつーの、ありゃ付け足してるわっ



だけどな、ざっとした数字は的中しててさ、驚いたね…。



2年間で2千万近く、4人で割っても500万ずつ
キャッシュ払いが出来るヤツはそのうち2人…この2人、マジ尊敬したわ

だけどな、坂木と俺は無理だったよ
坂木なんてさ、某国から隠れて渡航した日本人なんだぜ?
だからあの名前は偽名なわけよ、あれだな、身分証買ったってやつだ
聞いた話では、生き別れになった父親を捜すためとか何とか
親父さんは、テツ、お前と同じ生き方だったってよ



4人ともさ、金が払えても払えなくても、こりゃ人生終わったなって思った



1人は泣き続けたな
1人は頭のネジが飛んで殴りかかった、当然ボコボコにされた
俺はションベンちびりそうになった(笑)
坂木はどうかな?あいつは無言だったから、よくわからねーや
どっちにしろ警察は免れないだろうし、家族一緒にスラム行きは確実だったね

けど、そう思っていた俺らに、オーナーは選択肢を与えてくれたわけだ
人として死ぬか、馬として可能性を探るか
馬になれば、このまま店長を続けられる
日常はこのまま、借金は不問 
初日のゲームでオーナーの思うとおりに動けばね



そう、俺と坂木がね。



負ければ、借金背負ってスラムへ行くか、「何が何でもその場で返す」か、どちらかを選ぶ
ただし、後者はどういうことを意味するのか、それは知らねぇ
いや、考えたくもねぇ。



あ、そうそう、佐川だけどな、あいつ、俺のやっていたこと気づいてたんだよ
で、一度オーナーに直訴したみたいだけどね、門前払い喰らったらしい(笑)
だからお前が入ってきた時、これチャンスとばかりに再び探り始めてるわけだ

坂木?
建前上、オーナーの姪ってことになってる
丁の良い鎖さ、ここで働かせた方が目が行き届く
主任はさ、遅刻ばっかの小娘を切れないからイライラしっぱなし(笑)

仲間の残り2人?
感情的だからな…ある場所に閉じこめられてる





え?お前がバイトで雇われた理由?
まず第一に、佐川がクビ切られるから、補充要員として必要だったってこと
第二に、数少ない一匹狼で、かつ、お前は信頼できると思ったこと
第三に、お前は、オーナーが知っている人間だってこと
【2374】

RE:誰もいない海 〜セカンドシーズン〜  評価

rarara (2010年02月10日 02時47分)

。。。(-く- うーん




              ∧_∧
           /⌒ ̄ ⌒ヽ)⌒)二) ̄ ̄)
          / /し/ヽ V /   ̄ ̄
          /   く___ヽ_ソ < ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ( (___  )   | SPとだったら良い勝負かな〜と思ったけどなぁ〜
        /⌒ ̄ ⌒ヽ / ノ    |_____________
       / /し/| |/ /
       /   く_| |_つ
      ( (____| |_)
      /⌒ ̄ ⌒ヽ / >_ノ
     / /し /| |/ /
    /   く_| |_つ
   ( (____| |_)
   /⌒ ̄ ⌒ヽ / >_ノ
  / /し/| |/ /  
  /    く_| |_つ  
 ( (____| |_) 
   ̄/ / /  >_,ノ
  _/ / _/ ∠
 (  二(  _つ


ナデシコもすごいハマリ。。。(-く-

VD席はどうなるやらwww
【2373】

RE:誰もいない海 〜セカンドシーズン〜  評価

rarara (2010年02月10日 02時28分)

第九章 その2


俺は何も言えなかった。


表情のないヤツの目に圧倒され続けた。
理解できないことだらけで、頭の中が困惑した。


たかがギャンブル、されどギャンブル、
しかしその言葉の及ぶ範囲は、
俺にとってはホールという空間にとどまり、
宇良にとっては生死の空間まで及ぶのかもしれない。




「気になるだろう?何でそうなったかっていうの」




この先はここでは危険だと俺は思った。
「出るぞ」
俺は、指でバツ印の仕草をする。
それを見た店員は、足早に近づいてきた。
2万ほど店員に渡す。
「釣りは今度もらうわ」
馴染み特有の金払いを済ませ、店をあとにした。





車を走らせ、俺たちは海に来た。
飲酒運転だし、近くで人目に付かない所はここしか思いつかなかった。
静かに打ち寄せる波は思いのほか綺麗で、まるで映画のワンシーンだった。
しかし虚しいかな、そこにいるのは男と女でなく、男と男…。


同じように思っていたのか、宇良は苦笑いしながら煙草に火を付ける。
無言の俺に向かって、宇良はしゃべり始めた。
【2372】

RE:誰もいない海 〜セカンドシーズン〜  評価

rarara (2010年02月09日 01時08分)

第九章 その1 


「公営初日、レトリックから2人出馬する。
 公営賭博場のプレイヤーのことだ。出馬、といっても、出るのは人、だけどな…。
 お前がバイトに入る前に決まってたことだよ。」
「…あの遅刻魔、坂木努(さかき ゆめ)って子も競走馬ってわけだ」
「あの名前、ただのあだ名だ」



宇良の言葉に、思考が一時ストップする俺。
「あだ名ってどういうことだよ?」
「あいつが買った名前だよ、坂木努ってのは」

再びストップする俺。
そして、わずかに首を動かして、宇良を見つめる。
「…は?」
そんなテツを無視しつつ、宇良は再び話し出す。
「公営に出すホールは2種類ある。
 親にも子にもなりたいホール、子のみに特化したいホール。レトリックは前者だ。
 勝ちが多いのももちろん前者。保険が必要なのも前者。
 まあどっちもな、一般人相手に賭博出来ることには変わりねぇ。
 しかしな、子のみに特化すれば、ホール対ホールの大きな親にはなれねぇ。
 今よりもましな利益が計上出来たとしても、親になれるホールとは比べ物にはならねぇ。」



宇良はグイとジンを飲み干す。
「出馬するヤツの中には、子をスポンサーにした輩も当たり前にいる。正統派ってヤツだ。
 しかしな、親の出すそれは違う…もう、これを聞けばどういうことか、わかるだろう?」



俺の中に瞬時に浮かんだこと。
どれが当たり台かを、親側のプレイヤーはあらかじめ知っているということか。

「もちろんな、台は正規品だぜ?
 だがな、当たり台を知っているか否かの違いはかなりデカイ。
 お前が知っているかは知らないが、懐かしの機種が入る場合もあるんだ。
 中には、メーカー対策前の、攻略要素を含む場合もある。
 だから知られちゃいけねーんだよ、開催される賭博の親だという事実を。」



宇良は、もう1杯ちょうだい、とグラスを上にあげる。
「俺んとこはな、公営に出すとはいいつつも、初日に親になることは公表しちゃいねぇ。
 だがな、どこかしらか漏れたんだろうな。いわゆる正統派のあの競走馬が来た。
 あいつは探してるんだろう、ここの競走馬を。」



テツは重い口を開く。
「だから坂木は内勤なんだな。ようやくわかった。で、坂木と、あと1人…」



思わず宇良の腕を見つめる。
宇良の腕には例のブレスレットはない。
なぜか、ほっと胸をなで下ろす。テツは、そんな自分にちょっと驚いた。



宇良は静かに笑う。
そして、追加のジンが届いたところで、宇良はテツの足下をそっとつつく。





「俺もその一人だよ」





まくったスーツのズボンの裾に、ほのかに光る銀のブレスレット。
俺は、言葉を失った。
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